重機傭兵ブレイザー   作:シュメザー

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AS(アーマーソルジャー)アスリート
AS同士を戦わせるASバトルの選手達のことでアリーナに登録されている。
アリーナでは上のランクの者に挑戦するランクバトルと2対2のチーム戦であるウォーバトルこの二つが有名である。
ランクバトルでは、挑戦者が勝利したら挑戦相手のランクを得れ、報酬も得れる
ウォーバトルでは、ランクバトル以上の報酬が得れるが二人で分けるとランクバトルの報酬と同じぐらいなのであまりする者は居ない。
アリーナは、定員50名である。



ASアスリート抹殺

ここは、要塞都市アークス

そこに存在する、ASアリーナの中にブラッドとサーシャがいた。

今日彼らは、休暇としてここにやって来たのである。

ASアリーナ内ではスポーツとしてのASバトルが行われていた。

その中で一際目立つ活躍をするASが一機、ランク14のアレキシスが乗る右手にレールガンと肩にロケットをつけたAS『アルセーア』である。

「あの機体中々やるな」

「どうにも彼は最近出てきた新人らしいわよ。」

「新人だって!それでもうランク14なのか凄いじゃないか!」

そんな新人ASアスリートアレキシスの活発を見た次の日。

彼らの元にとある依頼が舞い込んできた。

 

ブラッドを吊るしたヘリは都市の郊外にある湖の方向へと向かっていた。

「ブラッド、今回の依頼はかなりヤバいんじゃないの?」

サーシャが不安そうにブラッドに尋ねる。

「いやいや、こんなに緊張感をもって挑める依頼は、そうそうないぞ、なんたって、あのランク5と戦えるかもしれないんだからよ。」

ブラッド達はランク14のアレキシスを殺す事を依頼されたのだ。

依頼相手はランク15のフラットレインという男からで、どうにもアレキシスになんど挑んでも勝てないので、殺して貰いたいとの事である。

「傭兵の仕事で湖に呼び出して来ているところを叩くとは、中々面白い作戦だな。」

「それにしても、勝てないから殺すとは、中々のゲスね。」

そう苦言を呈するサーシャに、ブラッドは言う。

「傭兵ならよくある話じゃないか。」

「そんなんだけどね、まぁいいわ、仕事に取り掛かりましょうよ。」

「ははぁ、わかったよ。」

ヘリから投下されたブラッドは辺りを見渡す。

すぐ近くに一台のトラックあり、こちらに向かっているのが見て取れる。

どうやら目標のASを運搬しているようだ。

「さて、やるとするか!」

ブラッドはそう言うとブレイザーのライフルを構えトラックに撃つ。

 

トラックにはAS『アルセーア』に乗って待機している、アレキシスとトラックの運転手であるミリエラがのっている。

彼らは同業者である、フラットレインからの依頼でここに来ている。

「兄さんそろそろ作戦区域だよ。」

「了解、それにしてもフラットさんから直接の依頼だから頑張らないとな。」

「そうだね〜」

兄の話に相づちを打ったミリエラがトラックを停車させようとしたその時である!

トラックの目の前にエネルギーライフルの弾が直撃したのである。

エネルギー弾の直撃はしなかったものの、衝撃の余波で車体は大きく揺れた。

「ミリエラ大丈夫が!!」

「う、うん何とか。」

アレキシスは急いでASを起動し立ち上がろうとする。

そこに一機のASが来るのである。

 

「外した!もうちょい上だったか!」

ブラッドはエネルギー弾が外れたのを見てすぐさま、トラックの近くに出る。

そのまま、トラックの上で立ち上がろとする『アルセーア』を撃破しようと両手の武器を放つ。

しかし、『アルセーア』は寝返りをするように攻撃を避け、手に持ったレールガンをチャージし放つ!

紙一重でブラッドは、レールガンの弾を避けた。

「あ、危ねぇ!」

若干焦りならがらも、楽しそうに言う。

〔ミリエラ!生きているのか!〕

妹であるミリエラの乗るトラックに攻撃当たった、そのためミリエラの心配をしていた。

だが、ミリエラからの通信は帰ってこない。

〔くっ!おまえだけは!〕

アレキシスに呼応するように『アルセーア』はレールガンを構え、動き出す。

ブラッドは、『アルセーア』にマシンガンを放つが、弾丸はかすりもせずに躱される。

「凄い!なんだあの動きは!」

ブラッドは、驚愕するも『アルセーア』から距離を話そうと動きならがらマシンガンやライフルを撃つ、それを追う形で『アルセーア』は攻撃を華麗に避けながらロケットやレールガンを正確に撃ち距離を詰めてくる。

「なんだコイツ!ほんとにASなのか!」

ブラッドは考えた、どうやって『アルセーア』を撃破するかを、何をやっても避けられている、こんなに怪物をどうすればいいか…

瞬間ブラッドの脳裏に一つの案浮かんだ。

ブラッドは、すぐさまマシンガンを『アルセーア』に投げつけるとマシンガンを、ライフルで射抜いた!

するとマシンガンは爆発し爆煙が『ブレイザー』と『アルセーア』を覆い隠す。

『アルセーア』は爆煙を払い除けるが、そこにはもう『ブレイザー』はいなかった。

〔何!消えただと!〕

アレキシスは辺りを見渡す、その瞬間『ブレイザー』が左手でアッパーカットを『アルセーア』に噛ましたのである。

そう、ブラッドは爆煙がでたその瞬間に『ブレイザー』に無理やりローリングをさせ『アルセーア』に接近し、真下に出てアッパーカットをしたのである。

ブラッドは、倒れる『アルセーア』に向かってライフルを構える。

しかし、倒れながらも『アルセーア』レールガンを放ったのである。

レールガンの弾は『ブレイザー』の頭部の左手側に当たった。

それにより『ブレイザー』が構えていた、ライフルはズレ『アルセーア』の左腕を破壊する。

「くそ!また外しちまった!」

ブラッドはすぐさま体制を立て直し、構える…

しかし、倒れた『アルセーア』は動かない。

一体どうしたのか、ブラッドは確認をする。

そこにはコックピット周りが大きく凹んだ『アルセーア』が居た。

どうやら先程のアッパーカットによって凹んだようで、必死過ぎて気がついていなかった。

あのレールガンの攻撃は、アレキシスの最後の力によるものだった事も見てわかる。

「ふぅー、まさかこんな終わり方とは…」

ブラッドは、惜しそうに言うとサーシャに通信を入れ、帰還した。

 

それを眺める少女の影がそこにはあった…

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