ブラッドとサーシャは、ヘリに乗り荒野を飛んでいた。
アークス内の企業である『トリニジー』からの依頼で忘却戦争時に放棄された研究施設に向かっていた。
どうにも、そこを調査していた部隊が、今だに稼働していた施設の防衛機能によって、壊滅状態になり動けなくなってしまったので救助して欲しいと言う依頼である。
「帰り道の安全を確保して連れ出すねぇ、AS(アーマーソルジャー)のやることじゃないな。」
「ブラッド…あんたがこの依頼受諾しんでしょ!」
ブラッドの愚痴にサーシャは突っ込むと呆れたように
「ブラッド今回の依頼はスピードが命よ、わかってるわね。」
「わかってるよ、さてやるとするか。」
ブラッドがそう言うとヘリは『ブレイザー』を投下する。
山にめり込むようにできた研究施設その入口付近に『ブレイザー』は投下された。
施設内に入り、一本道の通路をブースターで進む。
すると、扉にたどり着いた。
その扉を開けると、天井に付いたタレット四機がブラッドの乗る『ブレイザー』に攻撃をしてきた。
ブラッドは、その攻撃をブースターで避け、ライフルでタレット一機を撃ち抜き破壊した、タレットの死角の柱に隠れる。
残りの三機の攻撃の隙を縫い、ライフルで数発撃ち撃破する。
その部屋を出るとそこはT地路の通路があった。
「サーシャ調査部隊は、どっちに行ったとかわかるか?」
「ちょっと待ってて…どうにも、左の方に行った見たいね、どうやらそっちにコンピュータルームがあるそうよ。」
「なるほどねぇ。」
ブラッドは、そう言うと角に配置されたタレット二機を破壊し、コンピュータルームに続く道を進むと、大部屋に入った。
そこには破壊された、ASの残骸と妙に腕の長い正体不明のASがたっているのである。
「なんだコイツ…」
ブラッドは、警戒する。
すると、正体不明機(以下unknown)はこちらを見ると腕を前に突き出しエネルギー弾を放ってきた。
それをブラッドは、何とか避けるがunknownはすぐさま距離を詰め、『ブレイザー』のコックピット目掛け腕を勢いよく伸ばす。
ブラッドは、その腕をマシンガンで弾く、すると腕はガシャン!!音を立て手首から伸びたのである。
弾かず、後ろに下がっていたら確実にコックピットを潰されていただろう。
「これでも喰らえよ!」
ブラッドは、そう言いながらライフルを向け放つが、unknownはすぐさま距離を取り避ける。
ブラッドは、動きながら両手の武装を放つ。
unknownは、ライフルにのみ当たらないように動き、ある程度距離が空いた。
その時、unknownの背中に付いたいるスタビライザーのようなものが、前に突き出されると高出力のエネルギーが放たれた。
そのエネルギーをブラッドは、『ブレイザー』の装甲を溶かしならか何とか避けることが出来はしたが、次はないと感じ取り、攻撃を再開する。
unknownは、すぐさま距離を取ろうと動くが、ブラッドは距離を離さない。
「あんなもんもう一度撃たれてたまるか!!」
unknownは距離をはなさそうとエネルギー弾を放つが、ブラッドは避けライフルを撃ち込み見事に命中したのである。
unknownの動きが鈍ったのをブラッドが見逃すはずも無く接近し両手の武装を放つ。
unknownは、穴だらけになり機能を停止した。
ブラッドは、コンピュータルームの中に入る。
そこには、ボロボロのAS二機とトラックがいた。
「来てくれたのか!!助かっぞみんな!!」
そう言い、彼らと共にブラッドは脱出をしようとする…がしかし!!
unknownが『ブレイザー』の背後にたっているではないか!
unknownは、残りの力を使いこの場にいる侵入者を排除しようとし、腕を伸ばすが、ブラッドはすぐさま反転しライフルで頭に突きつける。
「残念だか、そんなボロボロな状態じゃ無理だぜ。」
そう言いながらunknownの頭部を吹き飛ばしたのである。
こうして、今回の依頼は無事に終えることができた。
しかし、『トリニジー』は一体何をこの研究施設に求めていたか、それは分からぬままである。