重機傭兵ブレイザー   作:シュメザー

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決戦

ブラッド達が『トリニジー』を制圧してから二日がたった。

そんなある日にアークスに居る全ての傭兵、アーマーソルジャー乗りが行政区に集められていた。

 

「なぁ、サーシャどう言う事だと思うよ。」

 

「さぁ、でも余程のことのようね…」

 

そんな会話をしていると放送が入る。

 

【よく来てくれた、アークスに住む傭兵にAS乗り達よ、私はアークス行政執行官である、今日は君たちに依頼を出したいと思っている。】

 

そう言い行政執行官は依頼の内容を話す。

 

【先日、我々と敵関係にある『トドリアス』が拠点としているガータルの方面から大部隊がこちらに向けて進んでいると報告を受けた、我々の都市防衛部隊だけではこれに対処出来ない、そのため力を貸してほしいのである。】

 

【もちろんタダとは言わない、戦線に加わった物には必ず報酬1000万を支払うどうか依頼を受けて欲しい。】

 

「やれやれ、サーシャどうする…」

 

「そうね…やりましょうか。」

 

 

翌日、対トドリアス戦線では約300は越えるであろうのアーマーソルジャーと兵器が集結していた。

ブラッド達も自分達の機体に乗りここに来たのである。

 

「サーシャ結構集まったな。」

 

「ほんとね、中心人物的なのはクレアストの惨状を目の当たりにした連中が多いみたいね。」

 

「まぁ、いいさこんなに楽しそうな事中々ないだろうしな。」

 

そんな話しを通信越しにしているところに一人の男が通信に入ってきた。

 

「よぉ!お前らも来たのか!」

 

「リーバじゃないか。」

 

「リーバさんも来てたのですね。」

 

「あたぼうよ!ここがなくなったら何処に住めばいいかわかったもんじゃないかなぁ!」

 

そんな会話をしていると警報が響き渡った。

 

【トドリアスの部隊と思われる集団の接近を確認!全員位置につけ!】

 

「おっと、仕事の時間みたいだ、お互い上手くやろうぜ!」

 

リーバはそう言い通信から抜ける。

ブラッドは決戦に参加する事に少々の緊張を覚えながらも、余裕そうにこう言った。

 

「さて、やろうか!」

 

 

警報がなって数分が経ちアークスから数キロ離れた戦線の前には多くのトドリアスの軍勢がせまってきていた。

迫り来るトドリアスに対して二回砲撃をする。

二回目の砲撃と共にアーマーソルジャーや一般兵器が敵陣に突撃を開始する。

 

「ちぃ!数ばかり多いな。」

 

ブラッドは、そんな愚痴を言いながら敵を撃破する。

そこへ一筋の閃光が走る。

ブラッドは、それにギリギリで気づき避ける。

閃光は、ブラッドの居た位置より少し先にアーマーソルジャーのコックピットに命中し、爆散した。

避けるのが間に合わなければそうなっていたのは、ブラッドだっだろう。

 

「中々危ない挨拶だなぁ!嬢ちゃん!」

 

ブラッドがそう言いながら銃口を向けた先にはエミリアが乗る『アルゼー』が立っていた。

 

〔真心を込めたのだからちゃんと受け取って欲しいものね!〕

 

エミリアは、そう通信越しに言うとペンチアームを上げながらレーザーを放ってきた。

ブラッドは、そのレーザーを避け両手の武器で応戦する。

しかし、そんな攻撃は『アルゼー』こと『アルセーア』ベースの機体の前では軽々と避けられるのは必然である。

 

「やはり、あの機体なだけはあるか。」

 

ブラッドは敵部隊や残骸を盾に『アルゼー』のレールガンやレーザーを何とか避けも、このままではジリ貧である。

どうしたらいいかブラッドは考えるが、そうはさせまいと『アルゼー』からの攻撃は激しさを増すばかりである。

 

〔そんなに逃げていては勝てないよ!〕

 

そんな事を言いブラッドが隠れた残骸に攻撃を仕掛けるエミリア。

ブラッドは、攻撃の隙を縫い残骸から飛び出し接近する。

それを見てエミリアはペンチアームでブラッドの『ブレイザー』を掴もうとする。

しかし、ブラッドはマシンガンを手放した左手でアーマーソルジャーの残骸を投げつける。

エミリアが『ブレイザー』ではないと認識したその瞬間、残骸にエネルギー弾が命中し爆発し巻き込まれた。

これによりペンチアームの指とレーザー射出口を壊したのである。

 

〔くっ!やるじゃないの!!〕

 

エミリアはすぐさまレールガンをチャージしながら構え放とうとするが、ブラッドは空いた左手でレールガンの射線を無理やり変えるとライフルをコックピットに向ける。

 

「あばよぉ!嬢ちゃん!」

 

ブラッドはライフルを放ちエミリアの乗る『アルゼー』を撃破した。

何とかエミリアを撃破したその時である。

ブラッドの視界に大きな爆発が映り、それと同時に通信も入る。

 

「ブ…ブラッド!ザザザ無…」

 

「サーシャか!こっちは無事だぞ!おい!」

 

「よかっザザこっちもザ無事よ!」

 

「そりゃ良かった!しかし今の爆発はなんだ!?」

 

「どうやら、かなりやばいのが近くにいるみたい気をつけザザ…」

 

サーシャが言い終わる前に通信が途切れる。

 

「くそ!切れたか…」

 

ブラッドは焦る、何故ならばもう弾薬がほとんど残っていないそんな中、正体不明の強大な敵が近くにいるのである。

そこらに転がる機体の武器を使う他ないだろう。

そんな事を考えていると大きな影が近づいてくるのである。

通信が入る。

 

〔やあやあ、ブラッドさんまさかエミリアを倒すとはね〜やっぱり歴戦の傭兵は違うねぇ。〕

 

通信からは以前大型ヘリから聞いた男の声が聞こえてきた。

ブラッドは、すぐさまライフルを構える。

相手は以前旧国家の研究施設にいた正体不明『unknown』に似ているが微妙に武装が違う。

腕部には小型な銃口が3つほどあり手には見たことの無いライフルの様なものを持ってる、背中にあったキャノンはなくなっているようだ。

名をつけるなら『unknown・custom』と言ったところか。

ブラッドは、ライフルを撃ちながら残骸から武器を回収する。

ライフルの弾は軽々と『アルゼー』よりも早く避けられる。

『unknown・custom』は避けるとすぐさま腕部の銃口と手に持ったライフルからエネルギー弾の弾幕を放ってくる。

ブラッドは、拾った武器とライフルで攻撃をするも、あまりの濃い弾幕に押される。

 

〔ちゃんと戦ってくれよ!ブラッドくん!!〕

 

「ちゃんと戦っとるわぁ!!!クソが!」

 

ブラッドは、考えるどうすればこいつを倒せるか…

そんなブラッドの視界に1つの残骸の武器が映る。

一か八かだとブラッド思いたち、ライフルを『unknown・custom』に投げつけ、視線が一瞬そちらに移った瞬間、残骸の武器…パイルバンカーを拾う。

そうして、突貫する。

 

『unknown・custom』のパイロットはそれにすぐさま視点を移し武器を撃とうする。

ブラッド左手に持った武器で撃ちまくるが全て外れてしまう。

 

〔そんな事で私は倒せばしませんよ!!〕

 

そして、『unknown・custom』の後で爆発が起こる!

一体何が起きたのか、それは先程撃った弾は投げたライフルを狙ったものである。

爆風で『unknown・custom』は前に倒れ込む。

それをブラッドは右手に持ったパイルバンカーでコックピットをぶち抜いた。

 

「ふぅ、何とか行って良かったよ…」

 

こうして、トドリアスとの戦いはトドリアスが司令塔を失い殲滅された。

しかし、これはこの世界の多くの争いの一つでしかない…

故にブラッドとサーシャはこの先も戦いに身を投じる事となる。




疲れたで候
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