JURASSIC STRATOS    作:free&peacemaker

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 書いてて気付いてしまったことがあります。
この話しではテイラー司令官とグラント博士の2人の共通してるところが。
 まずテイラー司令官を演じるスティーブン・ラング氏の吹き替えと新作ジュラシックワールドのグラント博士を演じるサム・ニール氏の吹き替えが同じ菅生隆之さんであることを!

 という訳で、もし読みながら場面をイメージするならばテイラー司令官はそのまま菅生さんで、グラント博士は3の時の吹き替えの小川真司さんで想像していただければと


イスラ・ドルミルへ

 それから1週間、一夏は怪我を治しつつグラント博士一行の発掘作業を手伝っていた。なかでも一夏が得意な料理が大人気となった。

 そんな最終日の夜、一夏特製のジャンバラヤにローストビーフを皆で食べていた。一夏は隣に座ってるグラントに聞いた。

 「博士、博士達の帰るところってどういうところなんですか?」

グラントは一旦手を止め、答える。

 グ「コスタリカにとある島があるんだ。コスタリカの南西に320kmに浮かぶ島だ。私達はイスラ・ドルミルと呼んでる」

 「イスラ・ドルミル、どういう島なんですか?」

 グ「まぁそれは着いてからのお楽しみだ」

と答える。グラントが一夏に聞いた。

 グ「私の本を読んだということは、マルカムの本も読んだ?」

 「ええ、読みましたね」 

 グ「それで?」

と聞いてきたので一夏は気まずそうに答える。

 「まぁなんて言うか、言ってることは間違いないけど

説教ぽいしカオス理論ばっかでよく分かんないです」

と言うと皆はクスクス笑い、グラントも微笑みながらも

 グ「君とは気が合いそうだ」

と答えスプーンを持った手を動かす。こうして発掘作業の最後の夜は更けて言った。

 

 

 翌日、グラント博士の乗ってる1987年型フォードF-250を先頭に次に他のメンバーを乗せたメルセデス・ベンツ・スプリンター2台、最後に発掘道具やテントが積載されており一夏とビリーの乗ってるウニモグU4000が空港に向かって走っている。そこであることに気づいた。

 「そういえば、俺死んだことになってるんだ。どうしよう?」

と言うと運転していたビリーが答えた。

 ビ「大丈夫、空港に着いたらそのまま滑走路に向かうから、そこからうちのスポンサーの持ってる飛行機に乗るから」

と答えた。やがて空港に着くとそのまま滑走路に向かった。滑走路には大型輸送機が待機していた。輸送機には〈InGen〉と書かれていた。

 「あれって、インジェン社の?」

 ビ「その通り、うちのスポンサーだ」

と言って輸送機に乗り込んだ。後ろのハッチが閉まると輸送機がゆっくりと動き出し離陸した。

 

 

 数時間後、コスタリカのファン・サンタマリーア国際空港に着陸した。ハッチが開き、車全てが出ると発車した。

 「このあとどうなるんです?」

 ビ「これから船に乗って目的の島へ。飛行機とかヘリだと島の動物を驚かせたくない」

 「島にはヘリないんですか?」

 ビ「一応汎用4機と輸送3機、よっぽどのことがない限り飛行はしない」

 「じゃあ車は?」

 ビ「この発掘チームの車以外は全部電気自動車だよ。バイクは電気だけど、車は全てガソリンから電気にカスタムした」

 「すごいですね、その人達」

 ビ「車両のカスタムをしたチームのリーダーは応用工学の専門家のジャック・ソーンって人だ」

とビリーが言うと一夏は成る程、と短く言って納得した。

 

 

 

 数時間後、港に着くと輸送艇が停泊していた。輸送艇にも〈InGen〉と書いてあった。一夏はグラントに聞いた。

 「島ってどのくらいの大きさですか?」

 グ「そうだな、だいたい40万キロってところかな」

 「40万っていうと、だいたい滋賀県くらいだな」

 グ「まあそうなるね、しかも自然豊かだ」

その後も皆と色々な話しをし、船旅を楽しんだ」

 

 

 

 

 しばらくして、船員の1人の声で目を覚ました。

 船員「島が見えたぞ!」

一夏は立ち上がり、船の先に行く。目の前には大きくて緑溢れた島が広がっていた。

 グ「あれがイスラ・ドルミルだよ」

とグラントが一夏の隣に来て肩に手を置いた。

 

 桟橋に着くと、車両を下ろした後に乗り込み出発した。港を出るとき、フェンスの標識を見た。

 

     《危険!高圧電流フェンス》

 

 

 「い、以外と厳重なんですね」

 ビ「いや、ここ《東の桟橋》と《北の桟橋》だけだよ。他は丸太とかを使ったフェンスだよ」

すると車のボンネットにある無線機からグラントの声がした。

 グ『ルート変更で大草原通ろうか、一夏にこの島の動物を見せたい』

 ビ「了解です」

と無線機を取り返答した。

 「この島の動物ってなんなんですか?」

と一夏は聞くがビリーは微笑みながら答える。

 ビ「見てのお楽しみ。僕も最初は驚いたよ」

 

 

 1時間後、大きな草原にたどり着いた。すると突然先頭の車が止まったのでビリーも車を止めた。

 「どうして止まったんですか?」

と一夏が聞くと、ビリーが微笑みながら

 ビ「ほら、あれだよ」

と言って一夏の左側を指差した。一夏は左の草原を見ると絶句した。

 そこにいたのは確かに動物だけども、今いる動物よりも大きく首が長かった。

 

 

 

 一夏が見たそれは・・・恐竜だった。

 

 




 という訳で、ちょっとだけ恐竜が出てきました。ちなみに名前だけ出したジャック・ソーンは原作のロストワールドに登場しました。
 映画ではソーンのポジションにエディがいました。原作でもエディは出ましたが、ソーンの助手として登場しました。
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