「……どうしても、戦わなきゃいけないの?」
少女は問う。
「あぁ、これはすべての証明なんだ。この戦いを持って
少年は答える。
それに応えるように少女は構え、少年もまた構える。
「「変身!!」」
『スクランブル!!』
……半年前/IS学園
国立高等教育機関にして女子高の…否、『元』女子高のIS学園。なぜ元が付くかって?そりゃ、理由はひとつさ。男子が入学したから。私は2人しかいない男子の一人というわけだ。
「織斑くん!……おーい、織斑くん!」
どうやらもう一人は緊張でガッチガチのようだねぇ~。教師の呼びかけも聞こえてないようだ。
「お!り!む!ら!く!ん!」
「はっ、はい!!」
耳元で大きな声でようやくとは…よっぽどのようだね。先生、涙目になってるよ。
「自己紹介をお願いしてるんだけど、織斑くんもお願い、できるかな?」
「あ、はい。えっと、織斑一夏です。」
名前だけ名乗って終わろうとする織斑一夏に周りの女子たちは、期待の視線を向けている。
「えー、ん-と、以上です!」
その瞬間、織斑一夏の顔が消え、その場所には出席簿があった。どうやら、何者かに叩かれたようだね。実にクレイジーだ。
「やれやれ、我が愚弟ながらもう少しまともな自己紹介はできんのか。」
「げっ!承太郎!」
「スタープラチナッ!!」
もう一発、出席簿を喰らっている。彼はドMなのかな?
「誰がスタンド使いだ、馬鹿モン。山田先生、HRを任せてすまなかったな。」
先程涙目になっていたのは山田先生というのか。見た目に反して平凡だねぇ~。
「…さて、そこのもう一人にも自己紹介してもらおうか。」
と、出席簿を私の方に向けている。私の記憶では、出席簿は凶器じゃないはずなんだけど…。
「ジョージ・狩崎だ。パイロットよりかはメカニック寄りだが、戦闘もそこそこ…だと自負しているよ。個人的な研究もあるが、ISにも色々と興味がある。ま、一年間脱落者が出ないことを祈るよ。」
「最後の一言は余計だが…まぁ織斑よりはマシか。」
どうやら、出席簿の餌食にはならなくて済んだようだね。
「さて、私が貴様らの担任を勤める織斑千冬だ。この一年で、お前たちを使い物になるようにするのが私の仕事だ。返事は「はい」か「YES」だ。狩崎ではないが、脱落者がでないことを祈る。以上だ!」
どうやらヤバい所にぶち込んでくれたようだね
「では、10分後から授業を開始する。解散!」
威厳が凄まじいね~。流石は元世界王者だ。さて、少し動くとしますか。
お読みいただきありがとうございます
何度となく新作を書き出しては失踪しております、Protoです。
今回は、書き溜めてから投稿を始めておりますので、
失踪しないように努めて参ります
よろしくお願いします。