クラス代表決定戦翌日
「では、クラス代表は織斑君に…」
「え“ぇ”!!なんで…俺全敗したんですよ?」
代表くんが私の顔を見てくる。訳が分からない、といった表情だ。
「私は技術面しか見せてないうえ、戦ったのは4組の代表候補生だ。」
「私は辞退させていただきました。それから、先日は大変失礼いたしました。」
トリガーガールがかなりソフトになったようだねぇ~。ハハッ、チョロいね~。
「そんなわけで、お前が代表だ織斑。」
「頑張ってくれたまえ、クラス代表!」
拍手をすることで、クラスの雰囲気を煽る。元より男子をクラス代表にしたかった9割の女子、そして研究に時間を費やしたい私、うーん、Amazing!!
「それでは授業を開始する。教科書の…。」
さて、適当に思考をまとめに入りますか…。
放課後
部屋に戻ると、カンザシがなにやら慌てていた。
「ヘイ、随分落ち着きがないけど?」
「あ、な、なんかこんなのが…。」
アリーナにて待つ旨の…果たし状のようなものだ。
「行くしかないね…さぁ。Let‘s Go」
アタッシュケースを手に持ち、カンザシの手を引いて、アリーナへと向かった。
アリーナ
指定されたアリーナに来てはみたが、呼び出してきただろう人物の影も形もない。
『変身しろ』
突然スピーカーから発せられて声に、やや驚いたが、どうやらボイスチェンジャーでも使っているようだね。
「どうやら、狙いはリバイスのようだ。バックアップは任せてくれたまえ。」
私はカンザシにドライバーを渡し、ピットに避難する。
「さて、どこまでデータを得られるかな。」
「変身!」
《バディアップ!仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!》
基本のレックスゲノムに変身する。声の主の目的がわからない以上、奇襲が怖い。一先ず、オーインバスターをガンモードで構えておく。
《Confirmed!》
変身時は五感も向上しているからか、ピットからのシステム音声のようなものも聞こえてくる。
《Eeny, meeny, miny, moe~!Eeny, meeny, miny, moe~!》
『変身』
《バーサスアップ!Madness!Hopeless!Darkness!バット!(Hehe!)仮面ライダーエビル!(Yeah!Haha!)》
変身音が終わるとピットから黒い人物が現れる。手には逆手持ち用のブレードを持っている。そして、そのブレードには…
「バイスタンプ!」
「さぁ、私と遊ぼうぜぇ~…簪ちゃん!!」
私の名前を叫びながら、突っ込んでくる。銃撃をものともせず、楽しむようにこちらに向かってくる。オーインバスターを持ち直し、ブレードを受け止める。
「バイス!!」
「はいよ!!」
バイスに援護を頼む。私と黒い人物が鍔迫り合いを行っている中、背後から近付くバイス。
「悪魔だから、卑怯なんて言わないでくれよ!!」
ひっかくようなモーションで黒い人物に襲い掛かる。が、その瞬間私は腹部に衝撃を受け、標的がバイスに移る。
「邪魔するなぁ!!」
バイスにブレードの一閃が直撃し、壁にめり込んでいる。私は体制を立て直し、ゲノムチェンジを行うために、右のホルダーに手を伸ばした。が…
『カンザシ!新しいスタンプの調整が完了した!使ってみたまえ!』
左のホルダーに別のスタンプが出現した。私は指示通り、スタンプを使用する。
《コング!》
私が新しいスタンプを起動すると、黒い人物も別のスタンプを取り出した。
《ジャッカル!》
「一体、あなたは何者なの!」
「勝てたらわかるさ!!」
私と黒い人物の姿が変わるのは同時だった。