リバイスとエビルの戦いの翌日
私は教室で音楽を聴きつつ、各ゲノムのデータの映ったタブレットを眺めていたが、時間を確認しタブレットをしまう。
(残る未使用ゲノムはあと三つ…短期と考えれば実にグレイトなテンポだ。)
現状と今後についての思考をまとめていると、ドアが恐ろしい音で開く。
「織斑一夏居る?」
耳を劈くような声が教室内に響き渡る。イヤホン越しでもそう感じているのだ、ノーガードなら耳に異常を感じているだろう。
「お前、鈴!鈴か、こっちに帰って来てたんだな!!」
あの爆音を聞いた状態で、普通に対応するとは…織斑一夏、やはりどこか…
感動の再会…と、いう雰囲気を壊した人物が居た、出席簿で。
「いたっ!って、千冬さん!?」
「織斑先生だ。それから、すでにHRのチャイムが鳴っている。早くクラスに戻れ。」
「は、はいぃ!!」
出席簿を上にあげた状態でそういう織斑先生を見た少女は、脱兎のごとく去っていった。
「やれやれ…さて、HRを始める!」
「起立!気を付け!礼!!」
こうして、日常が始まる…が、これまた一波乱ありそうだ…。
昼休み
食堂でどデカいナルトの乗ったラーメンを食べていると、今朝の声が聞こえてくる。
内容としては、中国代表候補生・2組に編入・直近のクラス対抗戦い出場する、といった感じだ。
「へぇ~、凰鈴音か…。」
私は空の丼が乗ったトレーを返却し、教室へと戻った。
放課後
私は整備室の一角を借り、リバイスシステムの調整・整備を行う。
「ふむ、大分カンザシにフィットしている。彼女自身がコアとの相性が良いのもあるが…。Battle Idealize System…BaISとの相性も高い。いい感じに学習している。」
リバイスドライバーに蓄積されたデータを参照し、より使用者に合った状態にしていく。粗を削り洗練する、この時間は私自身の経験値にもなる。
「ふむ、こんな所か。新しい武器もクラス対抗戦には間に合うね。そして…一つのゲノムを高める使用のデータはこれでいいが…。」
「な、なあ…狩﨑。」
「…まさか、君が来るとはねぇ。丁度いい、これ…使ってみるといいよ。」
私は、黒いドライバーを渡すことにした。
日は経ちクラス対抗戦当日
私はカンザシと共に待機室で組み合わせを見る。
「カンザシは2組の……チャイナガールか。なら、このバイスタンプだ。」
私は最近調整したばかりの新作スタンプを手渡した。
「ありがとう、行ってくる!」
「Good Luck!」
私はサムズアップで送り出した。