IS~10の獣と歩む者~   作:proto

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No.14 チャイナガール、君の機体…このスタンプならいい勝負になるだろうさ、ハハッ

アリーナ

「アレが中国の甲龍(シェンロン)か…。このゲノムなら、きっと…」

私は彼が渡してくれたスタンプを…彼のシステムを信じている。それを再確認して、スタンプを起動した。

《ブラキオ!》

スタンプを押印し、ベルトにセットして倒す。もう慣れた動作だ。

《Come on! ブ・ブ・ブラキオ!》

「変身!」

《Come on! ブ・ブ・ブラキオ!バディアップ!最大!最長!最古で最強!ブラキオー!祝え!長き王の誕生を!》

『Wonderful!!ブラキオゲノムの爆誕だぁ!!』

「バイスタァ~イム!!」

「な、なんか、勝てる気がする!」

『これより2組対4組のクラス対抗試合1回戦を始めます!!』

「バトル開始の宣言早くしてよ、山ちゃぁ~ん!」

『え?あ、はい!!デュエル開始ィ!!』

なんとも不思議なコールがかかったが、気にも留めず攻撃を仕掛けてくる甲龍。二振りの大型青龍刀が私に牙を向くが、バイスがガードする。

私はブラキオの力で一気に叩きに行くが、躱された。どうやら、思い切りもいいが、切り替えも早いようだ。

距離を取られてしまうが、その分思考時間が稼げる。私は、甲龍に目を向けると少し先の動きが見えたような気がした。

その60秒後、先程見えたビジョンの通りに、甲龍が攻撃を仕掛けてくる。わかっている行動に対しての対応などどうってことないが…。

「このゲノムだと、スピードが足りないことを懸念しないと!」

速めの回避…しかし、それだけでは勝てない。再び距離を取られるビジョンが見える。逃がすまい、と拳を伸ばすと…

「嘘!うわぁっ!!」

「……伸びた。」

某麦わらのゴム人間のように腕が伸びたのだ。

「これなら…。」

パンチが直撃し、バランスを崩していた甲龍も、すぐにバランスを整え、持っていた青龍刀を二振りを投げてきた。

それを回避し、彼女の下に戻ろうとする青龍刀を伸びた腕でキャッチする。そのまま腕を戻し、遠心力と伸びる腕を用いて空中の甲龍に青龍刀を当てる。

「アタシの武器で……だったら!!」

肩付近の非固定浮遊部位(アンロックユニット)が稼働した瞬間だった。見えない攻撃が私に降りかかる。

「な、なに…見えない弾丸?」

確かに、見えない攻撃は脅威だが、攻撃を先読みし、伸びる腕で攻撃すれば…。

だが、相手もそれは予想してくる。伸びる腕による攻撃に合わせて、見えない砲撃を行ってくる。パンチを砲撃で相殺されるのだ。

『こうなったらスピードで勝負だ!新しいバイスタンプだ!!』

「は、はい!バイス!!」

「はぁ~い!!」

防御をバイスに変わり、新しいバイスタンプを手にした。

 




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