IS~10の獣と歩む者~   作:proto

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No.15 トラブルは嫌だが…興味深いデータは採れそうだ

《イーグル!》

新たなバイスタンプを起動しすぐにゲノムチェンジを行う。

《Come on! イ・イ・イ・イーグル!バディアップ!荒ぶる!高ぶる!空駆け巡る!イーグル!(イーグル!)お前の羽を数えろ!》

「組体操、いっきまぁ~す!!」

《リミックス!必殺!ミラクル!グルグル!イーグル!》

バイスが私を肩車し、私たちのマントが大きな翼と化す。

「な、なによそれぇ~。」

《イーグルスタンピングフィニッシュ!!》

衝撃砲を避けながら、翼での体当たりを行いつつ、甲龍より上空へと向かう。

「はぁっ!!」「よっとっ!」

浮遊している甲龍の足下に向け、竜巻を打ち放つ。機体をとらえ、上空へと舞い上がらせ、私たちは緑と紫の風を纏いながら、両足でのドロップキックを仕掛ける。

が、その直後だ。直上からの異物にそれを阻まれる。

「な、なに?」

アリーナを覆っていたバリアに穴が開いている。そこからは無機物な風体のIS?が、ゆったりと降りて来ていた。

全身装甲(フル・スキン)!?…い、異常事態…よね、これ。」

「う、うん。」

私たちは、降りてくるISから間合いをとる。センサー音のような音を発しながら、こちらに銃口を向けだした。

「!?」

私たちにターゲットが向いたのか、腕の銃口からビームを撃たれる。私たちは、リミックスを解除し、上と下に分かれビームを回避した。

『What‘s!!なんたる事態だ!!しかも、ビーム砲だと!?二人とも、とりあえず状態を立て直すんだ!!』

「わかった!!」

《バディアップ!巨大なキバ持つ!陸のボス!マ~ンモス!はなっからクライマックスだぜ!》

バイスにガードを担当してもらい、オーインバスターで遠距離攻撃を行う。

「か、硬い。この武器じゃ、ダメージが入らない。」

「ヘイ!カンザシ!!」

いつもはスピーカーから聞こえてくるはずの声が、クリアに聞こえてくる。声のする方を見ると…

「か、狩﨑くん!?」

「コレを!!」

黄色と青の物体を投げてくる。かなりの勢いだが、変身状態なら掴むのに問題はない。

「これは…ハンマー、これなら!」

「新しい武器!うーん、ねぇ簪!この武器なんて呼ぶ?」

「か、考えるのは後で!!ありがとう!」

彼は息を切らしながらもサムズアップで応えてくれた。

「でも、こいつを叩きこむ隙が無い!」

バイスの盾に隠れながら、ハンマーを叩きこみに行くタイミングを探るが、攻撃が激しすぎる。

「コンチクしょ~がぁっ!!」

甲龍が突っ込んでいくが、やはり攻撃が通らない。

「やばッ!!」

私たちに向いていた銃口が、甲龍に向く。しかも、0距離だ。

「ダメぇ~!!」

バイスの背後から飛び出し、手を伸ばす。しかし、無情にも銃口から光が発せられた。

 

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