IS~10の獣と歩む者~   作:proto

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No.16 実にワンダフォ~!!耐久性のおかげで、素晴らしいモノが見れた

謎のISからの攻撃で、甲龍が墜落する。どうやら絶対防御が発動したおかげで、操縦者は無事だが、落下している。

私はどうにか受け止めようとしたが、謎の影が、彼女を空中で受け止めた。

「あ、あなたは…。」

「悪い、遅くなった。」

「……ホントよ、バカ。」

「あとは任せておいてくれ。」

安全な場所に彼女を隠し、彼は黒いバックルを取り出した。

《デモンズドライバー!》

しかし、ご法度を犯すように銃口が彼に…織斑一夏に向く。だが、それを阻止した黒紫の影があった。

《バーサスアップ!仮面ライダーエビル!ジャッカル!》

「はぁ~い、カンザシちゃぁ~ん」

左手をくねらせながら、手を振るエビル。

「誰だか、わかんないけど助かった!ふぅ~…俺の命くらいなら、いくらでもくれてやる! 」

《スパイダー!》

ベルト上部の朱肉のような部分にスタンプを押し付ける。

《Deal…》

宙から機械のクモが降りてくる。

「変身!!」

スタンプをディスプレイに押印すると、ドット絵のようなクモが映る。

《Decide up!Deep. Drop. Danger…kamen rider Demons!》

機械のクモが糸を吐き、彼の体を覆い包んでいく。それが、凝縮されるようにアーマーが形成される。

アァ~ン…ビリィ~バボォ~!!まさか、3ライダーが踏み揃うとは!!』

「さぁ!いくよ!!」

やる気満々の織斑一夏はともかく、いまいち読めないエビルといきなり連携を取ることになるとは…

しかし、私の心配は杞憂に終わることになった。

 

 

 

エビルは高速移動で、ISを翻弄しつつ連撃を叩きこんでいく。あまりダメージはないように見えるが、その間に織斑一夏がなにやら準備している。

《Add…バッタ!Dominate up!バッタァ…ゲノミクス!》《Add…コンドル!Dominate up!コンドル…ゲノミクス!》

複数のスタンプとベルトの操作を行うと、なにやら足と背に変化が起きている。

「翼に…バッタ?みたいな足…」

織斑一夏が飛行を開始するタイミングで、エビルがISに下段切りを行う。ISがやや上空に上がると、織斑一夏の足元にちょうど位置していた。

「くらえぇえ~っ!」

バッタの強靭な脚力によるケリ落としで、ISが地面へと落下してくる。

「今だ!!」

ハンマーにコングバイスタンプをリードさせる。

《コング!イタダキ!》

チャージ音が鳴り出し、パワーが溜まっていくような感覚がある。

落下してくるISをバイスが、下からシールドで弾き、上に来たタイミングで、全力の叩きつけを行う。

地面に大きなクレーターを作るが、各部からスパークを起こしながらも、再び立ち上がり銃口をこちらに向ける。

『これで止めだ!私のフェイバリットスタンプだ!!』

新たなスタンプがホルダーに現れ、私はそれを手に取った。

 

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