授業の準備だけ行い、私は織斑一夏に接触することにした。
「ヘイヘイ、君が織斑一夏だね。」
「お前は…ジョージ狩崎、でいいのか?」
「ジョージでも狩崎でも、好きな方で呼びたまえ。」
「じゃあ、狩崎で。狩崎は、どこで動かしたんだ?」
「What’s?動かした?何を?」
「何って、ISだよ。俺は、試験会場間違えちゃって…。」
どうやらか~な~りのポンコツのようだ。
「私は
「そ、そうなのか?ってことは、ISを動かしたわけでは…」
「一応コアは反応するけど…ま、私個人としてISを所有する気はないよ。」
「色々あるんだな…。」
「ま、そういう事だ。それじゃあ、また。」
私がそう告げると、ちょうどチャイムが鳴った。
授業が始まるとかなり基礎の内容からのおさらいになる。
が、どうやら一名…付いてこれていない者が居るようだ。
「織斑くん…ここまでは、大丈夫ですか?」
「えっと、全くわかりません…」
ここまでのポンコツ具合とは…。流石に驚きを隠せないよ、一夏。
「事前に配布された資料はどうした?」
「古い電話帳と間違えて捨て痛ぇ!!」
出席簿アゲインだ。私は喰らいたくはないね、アレ。
「全く、お前は居残りで補習だな。…他に現状ついて来れてない者は?」
クラス内はシーンとしているね、私もノープロブレムだし。
「居ないな。では、織斑のみとする。」
一夏はこちらの方を向くが、もう一度言おう。私はノープロブレムだ。
「では、山田先生。授業の続きを。」
「あ、はい。では、続いて…。」
さて、如何に授業をサボりつつ、研究を進めていくか…。織斑女史にバレたら、間違いなく出席簿アタックが飛んでくるし…。
「では、ここで授業を終わります。」
おっと、考えごとをしていたら、終わったようだね。
休み時間になったので、私はPCを広げ、先の授業中に思いついたアイディアをまとめる。
数分キーボード叩いていると…
「ちょっと、よろしくて?」
「今忙しいんだ、後にしてくれたまえ。」
顔も見ずにあしらう。この時間は貴重な研究時間だ。何者にも干渉されたくない。
「まぁ、なんて野蛮な返答ですの。」
「……そもそも、Youは誰かね?」
「まぁ、イギリス代表候補生であるこの
「あぁ、代表候補生か。で、それがなに?代表ならまだしも、候補生じゃねぇ~。」
応対しながらも、視線はPCから逸らさないようにする。やや強めにエンターキ―を叩き、しょーがなくオルコットの方を向き直る。
「まぁ、候補生とはいえお国を背負ってるんだ。自分の発言には責任を持った方が良い。それじゃ、グッバイ!」
再びPCに向き合い、データ調整を行う。
「やはり、実戦データがないとダメか…。」
私はそっとPCを閉じ、サングラスを外した。
サブタイトルは若年狩ちゃんならこう煽るかな?
ってな感じでやってます
怒らないでください!!ww