IS~10の獣と歩む者~   作:proto

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No.4 彼女とはなにやら波長が合いそうだ

寮の扉とカギの番号を照会する。

「この部屋か。1121…クウガが終わった年と月日だね、覚えやすくてOK!」

足下に置いてあった私宛の荷物を手に取り、ノックをする。先に同部屋が居るかいないか確認しておかないと、恐ろしいからねぇ。

「は、はーい。」

「あ、同部屋の者だけど…入ってもOK?」

「ど、どうぞ。」

許可を得てからじゃないと、最悪修羅場だからね~。

「どうも~。私は、1組のジョージ・狩崎だ!よろしく。」

「さ、更識…簪です。よ、よろしく。」

「ベッドには奥?それとも手前?」

「て、手前を…。」

「OK!それじゃあ、奥側のスペースはいただくよ~。」

私は、ベッドに荷物を放り投げて、黒のタンクとオレンジのジャージというラフな恰好に着替える。

「さてと、マスターからは…デスクトップに機材…うん、完全に私物を送ってくれたようだねぇ。兎のマークも入ってる。マスターらしいね。」

IS技術を()()した便利なストレージがあるとはいえ、今日は軽めの着替えと、開発中の()()しか持ってきていなかったからねぇ~。

「そしたら…スタンプとデスクトップをデスクに…あとは、後でいいな。」 

デスクにデスクトップを設置、そこをベースにバイスタンプ関連の機材と10種のスタンプを置いていく。

「これって、スタンプ?」

「You、興味ある?」

「う、うん。なんていうか、『変身アイテム』っぽいっていうか…」

「イェス!!カンザシ、君の着眼点は実にエクセレントだ!」

彼女が引くレベルで熱弁を開始してしまう私…仕方ないね、それが私だ。

「これは、私が開発しているその名も……『ライダーシステム』だ!!まぁ、基礎理論はマスターの受け売りだし…そも、まだ未完成でね。ISのコアを併用しないとうまく起動してくれないんだよ~」

「そ、それって…、コアなら何でもいいの?」

「Why?まぁ、多少条件はあるが、理論上可能だ。」

「わ、私…実は候補生、なんだ。」

「つまり、専用機持ち…ってことだね?」

マスターの下でも、コアの複製は叶わなかった。()()の完成の為には、そろそろなりふり構っていられないか…。

「ヘイ、カンザシ!君のコア、貸してもらえるかい?」

「う、うん。はい、コレ…」

多少ひったくるようにコアを預かり、解析を始める…

「カンザシ、君の腕にこれを着けてくれたまえ。」

ちょっとゴツめのリングを渡し、データを解析していく。

「これは…カンザシ、君元の機体は?」

「まだ、完成してない。」

「……私に、いや悪魔と契約する勇気、あるかな?」

彼女は息を呑み、私に告げた…

 




同室は簪さんになりました。
一番都合がよk…相性が良さそうだったのでw
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