IS~10の獣と歩む者~   作:proto

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No.5 さぁさぁ、偉大なる第一歩だ!

模擬戦当日

「よかったんですか、織斑先生?」

「まぁ、ヤツ自身が技術職と言っていたからな。お手並み拝見と行こうじゃないか、山田先生。…では、アナウンスを!」

「は、はい!」

二人は管制室から、アリーナ…模擬戦の現地を確認している。

『これより、オルコットさん対ジョージ・狩崎くん…に代わり、更識簪さんの模擬戦を開始します。』

 

 

試合開始前/狩崎控室

「初めての実戦だ。昨日の今日ですまないが、最大限サポートさせてもらう。」

「う、うん。」

「私も、初めての実戦だ…ISとの戦い方は君の方が慣れてるだろう。戦闘面に関しては、自由にやってくれたまえ。その代わりシステム面でのサポートは万全の状態で行わせてもらう!!」

『これより、オルコットさん対ジョージ・狩崎くん…に代わり、更識簪さんの模擬戦を開始します。』

「さぁ、出番だ。」

「い、いってくる!」

彼女を見送り、モニターに目を向ける。

「さぁ、有意義なデータを見せてくれよ…更識簪!」

 

 

水色のドライバーを巻いて、歩いてアリーナへと入って行く。

「あの男は逃げたのですね。全く、あそこまでの大口を叩いておきながら…」

『私が直接行ってもよかったんだがね!ま、君が負けたとしても他国の候補生相手なら言い訳がつくだろう?』

どうやらマイクを用意しておいたのだろう。スピーカーから彼の声が響いてくる。

「まぁ、私のことを考えてのことでして?…叩き潰して差し上げますわ!!」

「彼の技術が上だってこと、証明して見せる!」

『ヘイヘイヘイヘイヘイ!』

《レックス!!》

バイスタンプのボタンを押し、ベルトに押印する。

《Come on!レ・レ・レ・レックス!Come on!レ・レ・レ・レックス!》

『カンザシ!バイスタンプをセットして、変身しろ!!』

 

「変身!」

《バディアップ!オーイング!ショーニング!ローリング!ゴーイング!》

どこからともなく幽体が、大きなスタンプのエネルギーのような物を、私に落とした。

《仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!》

『グゥゥゥゥレェェ~トッ!!』

スピーカーが音割れするぐらいの歓喜の声が聞こえる。フルフェイスで助かった。

「これが、コアに宿ってる人格…。」

横に現れていた、もう一人を見つめてしまう。

「俺っちが、アンタのコアに宿ってた人格だ。」

「そ、そうなんだ。随分、怖い見た目だね…。」

『そこは、私が設定しているから、元々そういう見た目ではないよ!喋り方は、知らないけどね!さぁ、敵は目の前だ!存っ分に暴れてくれたまえ!!』

「うん!!」

戦いの火ぶたは切って、落ちたみたいだ。

 

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