あれは…マスターのところで似たようなアーカイブ映像を見たことがある。
「…
「つまり、アレが零落白夜かぁ~。フッ、面白いねぇ~……で、君は何でここに?」
背後に居たのは、先程までリバイスと戦っていたセシリア・オルコットだ。
「……あそこまでの汎用性、そして代表候補生とはいえ慣れない機体であそこまでの試合。一流の技術と正確なバックアップなしでは、いくら何でも無理ですわ。」
「お褒めいただき光栄だが……アレは【私の】完全オリジナルとは言えない…それに、彼女の才能あってこそだ。つまり、それ私ではなく、彼女に送るべき言葉だ。」
「謙虚ですのね。」
「いいや~、事実を述べたまでさ。近いうちに、君とは私のオリジナル技術で戦うことにしよう…。」
セシリア・オルコットと話しつつも、モニターから目を離さない。
「さて、ではもう一つ新しいリバイスをお見せしよう。」
私は軽く目配せをし、微笑みながらマイクを握った。
金色のオーラを発してから間合いを保つことを意識しているが、ジリ貧過ぎる。
『ヘイ!待たせたね!このゲノムなら、太刀打ち可能なはずだ!!』
彼のアナウンス後に、左腰のホルダーには新たなスタンプが出現していた。
《マンモス!》
そろそろ何も考えずにゲノムチェンジ行動を取れるようになってきた気がする。
《Come on! マ・マ・マンモス!Come on! マ・マ・マンモス!バディアップ!巨大なキバ持つ!陸のボス!マ~ンモス!はなっからクライマックスだぜ!》
「俺!…バイスでーす!!」
今回も二人とも人型だ。バイスが観客席に向かって、自己紹介している。
『必殺技でクライマックスだ!!』
即座にバイスタンプを二回倒し、必殺技を発動させる。
《マンモス!スタンピングフィニッシュ!!》
バイスが地面に両腕を突き立てると、10数枚ほどのシールド分身が出来上がる。三か所ほどに空白があるため、手元のブーメランを投げてから移動する。
3か所どこかに出てくる私に対し、向こうは片っ端からシールドを破壊するしかないようだ。乱反射するブーメランも当たり何処がなくなりだしたので、オーインバスターのアックスで弾いていく。
シールドが全て削られはしたが、黄金のオーラは消えたようだ。
私は第2
『白式シールドエネルギーエンプティ!勝者 更識簪!!』
「え?」「え?」『え?』『全く…』
気の抜けた雰囲気がアリーナに響き渡った。