陰陽師の世界で俺は生きることにした   作:オル・ゼナ

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第9話

知らない天井……いやバリバリわかるわ、ここ病院だね腕に管と呼吸器も付いてらぁ

 

「あの方に言われ来てみたが……まさか()()だったとは……」

 

!?

 

この声は……

 

「久しぶりだな、水月」

 

士門!?

 

なんでここにおめぇがいるんだ!

 

「陰陽頭である有馬さんに言われただけだ、まあこうして会える機会ができたのは嬉しいが……」

 

そらぁこちとら嬉しいが、ろくがここに連れてきてくれたんじゃねぇのか?ろくが居ねぇ……

 

「?ああ、もうひとり居たやつならどっか行ったぞ?目つきの悪い奴は」

 

ろくだな……無事だったならいいが……なんで考えてる事が分かんだよ

 

「だが、水月がここまで酷くやられるとはな、お前ら助けに行く時禍野で強い陰の気を感じたが、それと関係はあるか?」

 

!そうだよ、こうしちゃ居られねぇ!

 

「そ"い"つ"、い"ま"と"こ"に”い"る"?」

 

「水月!喋るな、今喉が潰れてるんだ今だって管を通してやっと息ができているんだぞ!何があったか知らないが、一旦冷静になれ!」

 

そう…だな、どの道今行っても悠斗はもう居ねぇか……喉はどうでもいいんだ士門、すぐ治る……穢符

 

一瞬で俺の喉はケガレに変わり……

 

「取り敢えず自発呼吸はこれでできるな」

 

「……本当にケガレになったんだな」

 

「まだ完全じゃねえよ、ヒトとケガレの間、士門お前のあった目つきの悪い奴ろくも俺と同じだ」

 

少し歩こう?士門……そういい立った時だった

 

「いでぇ!」

 

「バカ、自分の身体くらい状態把握しとけ有馬さんが応急処置はしたが動くと傷が開く!」

 

腹貫通されたんやっけ……嫌になるな

 

「再符 急急如律令」

 

「流石に腹までケガレ化すると……な?」

 

「昔から何でもありだな」

 

「ただ再生速度を早めただけで魔法ではないがな、死にかけん時は使えねぇ」

 

「そういうお前は努力の天才だなまた強くなっただろそれより気分転換に少し歩こうぜ?」

 

「体は大丈夫なのか?」

 

「ああ、今からでも蛇クラスならイケるぞ」

 

「なら少し待て、退院手続きをする、だが散歩の目的地は決まってるからな」

 

「あぁ?病人やぞこちとら!自由にさせんかい!」

 

「病人なら尚更だ」

 

「わーったよ」

 


 

「退院、おめでとうございます」

 

「お世話になりました」

 

「で?士門、何処に行くんだ?まさか、上に報告じゃねぇよな」

 

「そんなボロボロにまでなる事あって報告しない方がおかしいだろ」

 

「あ?嫌だよ、お堅いじじいの集まりだろ、あっ!でも有馬だけならいいぞトップだけあって俺みたいな三下ともまともに取り合ってくれるからな」

 

「さんを付けろ!「有馬からOK出てる」……本当か?それならいいが、安心しろこの件は有馬さんと()()、そして当事者だけだ」

 

「ああそうかい、まあそれならいいかぁ」

 

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