世界の歌姫には旅をさせよ 作:ベロベロベ
大分抜けちゃってました。
これからは逐一単行本を確認してから書いていきます
「着いたぞぉーーーーっ!!」
両手を空へと掲げ、ルフィは叫ぶ。
光が照らす砂場を転がるサニー号には構う事なく、彼は早速魚人島の料理(主に肉)の事を妄想し、涎を垂らしている。
サンジは目をハートの形に変え、幼少期から夢見てきた人魚達が暮らす夢の楽園に辿り着いた事実を噛みしめ、感嘆の涙を流していた。
同じ事で歓喜しているブルックと肩を組み、狂喜乱舞としか言い様のない、謎の踊りを繰り広げている。
「「マーメイDO!マーメイDO!!」」
「ブヘェ!」
「えー!?サンジ、妄想だけでこのザマ!?」
自らの欲求に忠実な男共を差し置き、ナミは魚人島の入り口を探すようスルメに伝えようとした直後、彼女の身体は突如として浮いた。
驚愕と焦りに顔を歪め、外を覗き込む。
そうした彼女の視界に映り込んだのはサニー号を放り捨ててどこかへと逃げるスルメの姿と、サニー号の行く手を阻まんと立ちふさがる海獣の群れだった。
「「「「ギャ~~~~~~!!終わった!!」」」」
命の危機を感じ震え上がるナミ達とは正反対にルフィだけはこの群れを見て無邪気に喜んでいる。
「いやいやルフィヤバいでしょ!」
「だってよー!カッコいいじゃんか!」
「言ってる場合かぁ!何とかしてくれルフィ~~!」
ウタとウソップの抗議を聞き流し、彼はこの海獣達を手懐けようと拳を握りしめる。
しかしその拳が放たれるより先に、海獣達の背後から声が響いた。
「クラーケンの野郎·······、人間なんぞに従いやがって········。まあいい、オイ!海賊共ォ!」
「ん?誰か乗ってるぞ?」
「お前達、麦わらの一味だな?かのアーロン一味を打ち砕いた海賊達であり、あの憎き天竜人を殴り飛ばした海賊達·······、よぉく知ってるぜぇ?」
ハモハモハモ、とわかりやすい笑い声をあげる彼はハモの魚人、ハモンド。
彼を見たナミは額に汗を浮かべて少し後退る。
彼に彫られた刺青は彼女にとっては非常に因縁深いものである。
過去のトラウマを思いだし目を反らす彼女は気にとめず、ハモンドはルフィ達へと告げた。
「教えてくれよ·······!お前らは魚人島の敵なのか、味方なのかを·······!つまり俺達"新魚人海賊団"の傘下に入るのか、拒むのか!」
拒めば沈んで貰う、という直球の脅しを口にするハモンド。
当然、ルフィはそんな要求を飲む筈もない。
そうなれば彼らとの戦闘は必至。しかしここは海底1万m、勝機は無いに等しい。となれば取れる手段は一つのみ。
ウソップとフランキーは逃走の準備を整えるべく船室へと向かう。
サニー号が誇る秘密兵器、クー・ド・バーストで魚人島へと突っ込むためだ。
「さぁ、俺達の手下になるか麦わらぁ!」
「いやだね~~、バーカ!!なーんでお前らの手下にならなきゃいけねぇんだ!」
頬を引っ張って舌を出し、ハモンドを挑発するルフィ。
その態度に彼は怒る事なく、残虐に口を歪めた。
「拒否したな麦わら!ならばお前らは魚人にとっての敵!!"罪深き人間"だ!!」
「はぁ!?何よそれ!」
ウタの怒りの声を無視し、ハモンドは隣に控えていた海獣、海獅子に指示を出す。
海獅子は大口を開け、サニー号に牙を突き立てんと襲い掛かった。
「準備オーケーだフランキー!」
「よぉし行くぜ!"クー・ド・バースト"!」
船尾に取り付けられた砲口から大量の空気が飛び出し、サニー号は深海の摩擦を掻き分け進む。
その勢いは全く留まらず、ハモンド達を突っ切り、魚人島のシャボンへ容易く到達した。
その代償として元々サニー号のシャボン内に含まれていた空気をほとんどを消費し、すっかり萎んでしまっている。
「ぐえぇ、ぺちゃんこだよー!」
「耐えてウタ!魚人島に着くまでの辛抱だから!」
そしてサニー号は魚人島を覆うシャボン内へと突入を果たした。
が─────
「えぇ!?おい、コーティングが剥がれたぞ!」
「しかも魚人島のシャボンは二重構造、これはまずいわね·······私達血だるまになっちゃうかも」
「やめろよロビン!!」
しかしながらロビンの想像も間違いとは言いきれない。最初のシャボンを抜けただけでは辿り着くのは大地ではなく空気の層。
普通の船ならここで落下する。
一つ言っておくならば、サニー号は並みいる海賊船とは一線を画する。
豊樹アダムから造られたそれは常識では考えられない耐久を誇り、スーパー船大工フランキーによって様々な改造が施されている正しく夢の船。
しかし深海という自然はその夢の船ですら一笑に付してしまう程に、雄大なものであった。
クー・ド・バーストの勢いも既に死に、最早落ちるだけの哀れな組み木と化したサニー号は最初のシャボンの別の面へと叩きつけられた。
そうなれば当然、視界に広がるのは海である。
能力者が五人もいる彼らだが、この凄まじいまでの潮の流れでは最早能力の有無は些細な問題だ。
暗い深海へと投げ出された彼らは纏めて意識を失った。
■■■
「ぅ、うーん·······」
痛む頭を抑えながら、ウタはゆっくりと目を開けた。
眩く光る暖かな光とかき鳴らされる楽器の音色に包まれながら体を起こし、辺りを見回す。
「ヨホホ、ウタさんお目覚めですか?」
「ぎゃあーーーー!!骨!お化けーー!!」
「えぇ~~!?今更~~!?」
ぬるり、と視界に入ってきた骸骨によってウタはベッドから転げおちてしまう。
「あ、ごめんブルックさんか。そう言えばあなた骨なんだね·······何で?」
「ヨホホホホ!そんな事より見てくださいウタさん!右も左も麗しきマーメイド達で一杯ですよ~~!私嬉しくてもう心臓バクバクで!まぁ私、心臓、ないんですけど~~!ヨホホホホ!」
やたらとハイテンションでスカルジョークをかますブルックに苦笑しつつ、ウタは彼を取り囲む人魚達を見つめる。
人魚と言えば歌が大好きな事で有名だ。
エレジアに居た頃に読んだ本を見て以降、いつか会ってみたいと思っていた種族であった。
「よう!楽しんでるな、ホネ~~!」
「おやパッパグさん!お懐かしい!」
「·······ヒトデ?」
それは正しくヒトデだった。人語を喋り、人の様に意思表示をし、人の様にサングラスと帽子でお洒落それは、紛れもなくヒトデだった。
「おう!見ねぇ顔だな、ホネの知り合いか?」
「こちら、ルフィさんの幼馴染みのウタさんです」
「何~~~!?ムギの幼馴染みぃ~~?そうかぁ!俺はパッパグ!この魚人島の超有名デザイナーにしてセレブだ!!ヨロシクな!」
「うん!よろしく、パッパグ!」
グー!、と豪快なサムズアップをとるヒトデのパッパグにウタは笑顔で頷いた。
こういったテンションが高い者は嫌いではない。
むしろ好きだ。最初は何者かと思ったが話してみれば気の良い
「ウタ?今ウタって言った?」
ウタがパッパグと握手していると、人魚の一人が驚いた顔を見せる。
ブルックが出した彼女の名前を聞いた時、この場は確かにざわついた。
「あの、世界の歌姫のウタなの?」
「私の事、知ってくれてるの?」
「ええ、ええ!勿論!この間偶然拾った映像電伝虫で見つけてからもうすっかりあなたのファンよ!」
「ホント!?嬉しい!」
その言葉はウタにとって、本当に嬉しいものだった。
彼女はファンは何よりも大切なもの。地上よりも遥か下のこの島にまで自身の歌が届いている。
自身の歌が彼女達にとっての癒しとなっているのなら、これ程嬉しい事はない。
「あれ?でもウタって確か、海賊嫌いじゃ········」
「え、あ、それは········」
人魚の一人が何気ない疑問を口にする。ウタのファンには海賊という存在を憂いている者が大半を占める。
彼女もまたその一人だとすれば、ウタの今の状況は非常にまずい。
ファンに対する裏切りになってしまう。
「え、えっと私は········」
「ヨホホ、ウタさんはちょっとしたトラブルで我々の船に乗ってしまったのです。私達は海賊、気ままに進んでいればこういう事もあるのですよ」
「ああ成る程!でもよかったわ、ソウルキングは悪い人、かどうかはわからないけど、とにかく良い感じだもの!」
「ヨホホホホ!!嬉しいですね~~、ビューティフルマーメイズ!」
再び楽器をかき鳴らすブルックにウタは安堵と感謝、そして若干の後ろめたさを感じてしまう。
彼らは好きだ。ルフィ達が集めただけあって皆気の良い人物ばかり。
ほんの少し一緒に居ただけなのに、随分と打ち解けてしまった。
しかし、目を閉じれば今も聞こえる。海賊達による略奪や殺戮に喘ぐ人々の声が。
海賊達を好きか嫌いかハッキリさせたい。そう思って旅を決意したけれど。
(皆、海賊でなければ良いのに·······)
どうしても、好きになれない自分がどこかにいる。
「あ!ウタ!」
「あ、ルフィとウソップ」
窓ガラスに映る自身の姿を見つめていたウタに幼馴染みとその仲間の声が届く。
別の窓から顔を見せる二人はどこか疲れた表情をしていた。
「お前ここに居たのかー!」
「うん、ブルックさんと一緒にね。他の皆は?」
「サンジはここの奥で寝てて、チョッパーはそれに付き添ってるぞ」
「そっか·······、ねぇウソップ」
「ん?何だ?」
「ウソップってさ、ヤソップの子供だよね?」
「ええ!?あっ、そっか。お前赤髪海賊団に居たんだもんな。そりゃ親父の事知ってるか·······」
「はあ········」
「え、おい何だよその溜め息はぁ!そりゃ、親父に比べりゃまだまだだけどよー」
ルフィはシャンクスの帽子を預かり、ウソップはヤソップの息子。
彼らが海賊として海へ出たのは、運命染みたものを感じてしまう。
勿論、赤髪海賊団から発生した運命。悪いことではないとは信じているが────
(駄目だな私。これじゃあファンの皆に、顔向け出来ない·······)
もう一度深い溜め息を吐き、近くのソファーに寝転がった。
「お~~~い!!」
「うわぁ!ち、チョッパーちゃん!?」
「あ、ウタ。よかった見つかって!それよりサンジが、目を覚ましたぞぉ~~~!」
「ホントか!?今行く!」
喜んで飛び出していくルフィの背中を追いかけるウタ。どことなく、ここは居心地が悪かった。
■■■
「ネ~プ~チュ~ン!!」
その後マーメイドカフェで飲み食いし、パッパグの店でナミ達と合流した後店の在庫を空っぽにしたりしていた所に巨大なクジラとそれに乗るこれまた巨大な人魚が現れた。
手には三俣の槍、そして頭には煌めく王冠。
まさしく彼はこの魚人島の王。
シーラカンスの魚人、ネプチューンだ。
「うわあ、毛もじゃもじゃだね」
「男の人魚にはときめきませんねー」
「けったいだなーー」
ウタ、ブルック、ルフィの順にネプチューンの率直な感想を述べていく。
不敬の極みなこの発言に、パッパグとそして二年前ルフィ達と知り合った人魚、ケイミーは大慌てだ。
「おい何言ってんだお前ら!失敬だぞひれ伏せぇ!」
「何か用か?おっさん」
「こらぁ!!」
相変わらず話を聞きやしないルフィに冷や汗を流すパッパグだが、ネプチューンは気に留めない。
側に居る巨大な鮫、メガロと何かを話している。
「よし········、おい麦わらの人間達!おぬしらを竜宮城へ、招待するんじゃもん!」
「「ええ~~~!?り、りゅ、竜宮城~~~~!?」」
ケイミーがパッパグが。そして周囲の魚人や人魚が驚愕の叫び声をあげる。
竜宮城。それはこの魚人島の最大規模の建物にしてこの国の王族達が住まう場所。
そこに招かれるのはこの島に住む者達にとっては最大級の栄誉である。
ましてや国外の"人間"、それも海賊を招くなど前代未聞だった。
しかし、ネプチューンにとってはそれほどの事であった。
メガロは彼の一人娘、つまりは人魚姫の愛鮫。
麦わらの一味は偶然、深海でクラーケンに襲われていたメガロを助けていたのだった。
帰ってこないと泣き出した人魚姫はネプチューン達の手には負えず、彼らはすっかり困り果てていたのだ。
先に息子である皇子達を迎えに寄越したらしいが戻ってこず、それで彼自らが出向いたのだという。
「宴の用意はもう出来とる。わしも料理が楽しみじゃもん」
既に招かれたゾロは勝手に酒盛りを始めているらしい。
フランキーは師匠であるトムの親族探しに、ロビンは歴史探求に、各々出掛けている。
直にネプチューン軍が見つけ出し、竜宮城へと招かれる予定だ。
「よし入口が見えたぞ!しっかりシャボンを張るんじゃもん」
彼の声によって竜宮城の扉は開かれる。
そしてヒラメや鯛が揺蕩い、美しい珊瑚が煌めく竜宮城へと彼らは足を踏み入れた。
「わ!凄くキレイ!」
「色々あんなー、肉どこだ?」
「我が城じゃもん!ゆるりとしていけ!」
「国王様!」
ルフィ達が城内へと招かれるやいなや、二人の人魚が現れる。
一人は刃が取り付けられた鋭い槍を持つ兵士。一人は杖をつき、大きなシルクハットを被った長い髭を持つ男だ。
怒りと呆れの表情を浮かべながら国王を叱責する彼らはこの王国の右大臣と左大臣。
突然姿を消して町へと飛び出したネプチューンは彼らの叱責には何も言い返せず、ただただしょぼくれるしかなかった。
「ん~~?」
「あれ?ルフィ、どこ行くの?」
そんな時にルフィはくんくん、と鼻を動かしフラフラと歩き出す。
それに気づいたウタもまた、彼を追いかけ歩き出した。
「国王様、先程フカボシ皇子から連絡があったのですが········」
「なんじゃと!?」
「ルフィさんとウタさんどこへ行ったんでしょうか?」
「ルフィは1分たりともじっとしてられないヤツだしね·······」
「ウタもあれで馬鹿やる事あるしな」
「あいつらこの聖域を何彷徨いてんだ·······!」
少し目を離した隙にいなくなっている二人に呆れた表情を浮かべるナミとウソップ。
彼らは気がつかない。
たった今、大臣達の報告によって城中の兵士達が彼らに敵意を向け始めている事を。
■■■
「ちょっとルフィ!ここ偉い人のお城なんでしょ?何勝手にほっつき歩いてんのよ!」
「だってよー、全然宴始まんねぇんだもんよー」
すんすんと匂いを辿りながら突き進むルフィの後ろをウタは追う。
随分と歩くのが速くなったな、なんて事を考えながら、ルフィを窘めるべく言葉を発する。
「良いから!早く戻るよ」
「待てよー、ここら辺からうまそうな匂いがする!」
ルフィの視線の先には一人の兵士が巨大な鉄門を閉めている。
彼の両隣には二つのワゴンがある。そこからと門の向こうから実に美味しそうな料理な香りが漂っていた。
持ち場へと戻る兵士を横目にルフィはその門へと目を向ける。
実に巨大な門だ。かつてルフィが侵入した海底監獄、インペルダウンの壁にも引けをとらない程の大きさに二人は感嘆の息を漏らす。
「わっ、大きい」
「一体どれだけ美味い物が中にあんだ!?」
ルフィは一切躊躇う事なく扉に手を掛け、押した。
中は暗く、とても宴会場には見えない。しかし漂ってきた香りの原因は確かにあった。
湯気をたてた巨大な料理が並んでいる。
最早空腹が限界に達していたルフィは料理へ嬉々として向かっていく。
「あっ!こらルフィ!」
ウタも当然彼を追いかける。
踏みしめる床に大きな違和感を覚えつつも、ルフィを止めようと必死に走る。
「待ちなさいルフィ!」
「ぶっ!?なんだこりゃ?」
ルフィは目の前に佇む何かに阻まれ、弾かれる。
床もそうだがここにあるものはやたらと柔らかい。
触れれば弾かれる程の弾力を持っている。しかしながらゴムやバネとは違い、どこか心地よい。
「ここはサンゴばっかりだな。うわっ、やわらけー!」
「·······ねぇ、ルフィ。これホントに珊瑚?何か変じゃない?」
そう。ウタにはこれを触る事が、何かとんでもない事の様な気がしてならない。
そもそもこの感触には覚えがある。というか入浴時などでいつも触れている気がする。
そしてトランポリンみたいだとはしゃぐルフィを止めようと声をかけようとしたその時。
「·······ルフィ。やっぱりこれってさ。おっp「きゃあああ!!!」うわあ!?」
二人が乗っていた場所が大きく揺れ、二人は投げ出される。背中から着地した場所は先程とは違い、マットレスの様な弾力のある場所だ。
突如として光が灯り、二人は思わず目を閉じた。
「ど、どちら様でいらっしゃいますか!?人の体の上で、何をしていらっしゃるのですか、あなた様方は!?」
そこに居たのは人魚だった。世にも美しい女性の人魚。
その体躯はネプチューンと同格。そしてその体躯に似合わず、随分と怯えた表情を浮かべている。
「でっけーー!」
「スッゴい·······!」
彼女の名はしらほし。
リュウグウ王国王女にして、巨大魚ビッグキスの人魚。
そしてこの世界を揺るがす力を持つ、伝説の人魚姫である。
そんな彼女はルフィとウタをキッ、と睨み、大粒の涙を溢す。
「あなた様方もわたくしの命を取りに来たのですね!?·······こ、怖くなんかありませんよ!わたくしはネプチューンの娘ですから!こ、こわくなんて·······うええええええ~~~~ん!!」
そして大声を出して泣き始めた。
「わわっ、ごめん!」
「いやいや、俺ら何もしてねぇだろ!」
「いや、多分しちゃったよ········。とんでもなく無礼な事·······」
■■■
この時、リュウグウ王国にとって大きな危機が迫っていた。
一つは深海で麦わらの一味が出会った幽霊船、フライング・ダッチマン号に船長として君臨する魚人、そして十年にわたって王女、しらほしへの脅迫染みた恋文を送り続けている陰険なストーカー、バンダー・デッケン九世。
そしてもう一つ。世界が紡いだ長い長い歴史、その闇の一つを背負う男、ホーディ・ジョーンズ率いる"新魚人海賊団"。
この二組が手を取り合った事実は一人を除き、まだ誰も知らない。