「なんだこれは...!」
雨の降る山の奥にポツンと立った教室、3-Eの職員室で烏間は驚愕していた。それもそうだろう。政府からの使者ではないもう一人の転校生。その戸籍は─────
「住所が...載っていない...それに経歴が存在しない...!」
烏間は困惑した。何故住所もない戸籍が存在する?何故経歴が判明していない??そのような疑問が浮かぶも、納得の行く答えは導き出せなかった烏間はため息を吐き、
「ひとまず上に確認を取るか...」
そう呟くのだった。
72:名無しの転生者
それじゃあ諜報最強能力は記憶読み取りでおk?
73:名無しの転生者
悔しいがおけ
74:名無しの転生者
本人が忘れてようが引きずり出せるのはチート
75:触手持ち転生者
ただいま~
今回は記憶読み取りになったんだ。
76:名無しの転生者
>>75お帰りイッチ!
77:名無しの転生者
どうだった?安価できた?
78:名無しの転生者
今何してる?
79:名無しの転生者
>>77できたよ。皆驚いてたわ。 >>78今授業中。なんか皆チラチラこっちとイトナ見てるな。
80:名無しの転生者
そりゃあどっちもインパクトがすごすぎるから当たり前なんだよなぁ...
81:名無しの転生者
窓から一回転と壁破壊はインパクトが段違いすぎる。
82:名無しの転生者
細かい敬意plz
83:名無しの転生者
>>82 了解
以下略*1
...って感じやな。
84:名無しの転生者
総ツッコミ喰らってて草
85:名無しの転生者
教卓乗って早速注意貰うの草
86:名無しの転生者
これでこの後イトナ倒すってマジ?
87:名無しの転生者
ギャップヤバすぎて風邪引きそう。
88:触手持ち転生者
イトナ倒さなきゃなんだよなぁ...
89:名無しの転生者
頑張れイッチ!
90:名無しの転生者
負けるなイッチ!
91:名無しの転生者
勝てるぞイッチ!
92:触手持ち転生者
お前らただハイテンションで暴れて欲しいだけだろ!
93:名無しの転生者
そうだよ。
94:名無しの転生者
当たり前なんだよなぁ...
95:名無しの転生者
ハイテンションイッチからしか得られない栄養素がある。
96:触手持ち転生者
好き勝手言いやがって...あ。授業終わった。弁当の時間やわ。
ホントに菓子バリバリ食ってるしグラビアも見とるw
【和菓子を食べる白髪の少年の画像】
【グラビアを見る白髪の少年の画像】
97:名無しの転生者
改めて見ると草
98:名無しの転生者
これグラビアキャラ作りだと考えると草
99:触手持ち転生者
私もそろそろ準備始めようかな...
てことで何て言って乱入するか>>105
100:名無しの転生者
準備(安価)
101:名無しの転生者
安価で準備するのか...しかも相変わらず近いって!
安価なら「気が変わった。貴様の血を頂こう」
102:名無しの転生者
「ざっこwwww」
103:名無しの転生者
「まずは私と戦え!」
104:名無しの転生者
「くぁwせdrftgyふじこlp」
105:名無しの転生者
「弱いな...あまりにも弱すぎる」
106:名無しの転生者
「じゃんけんしようぜ!」
107:名無しの転生者
決まったな
108:名無しの転生者
厨二で草
109:触手持ち転生者
おけ。言ってくるわ。
110:名無しの転生者
いてら~
111:名無しの転生者
イッチも行ったし...またやるか!アレ!
112:名無しの転生者
今回は移動スキルや!
113:名無しの転生者
移動ならやっぱりテレポートでは?
114:名無しの転生者
>>113テレポート系は下手すると壁に埋まるから一人でしか使えないのは弱点としてデカ過ぎるでしょ
やっぱ最強は移動速度強化なんだよなぁ
115:名無しの転生者
いやいや最強は翼だから
キーンコーンカーンコーン...
教室の机を並べて作ったリングの中心。堀部イトナと殺せんせーが睨み合っていた。柳s...シロが殺せんせーにルールを提案しているのを見ながら私はこっそりとシリンジを取り出し、中身を注入する。
(さて、どのタイミングで乱入しようか...)
安価では途中でといった指示だったので適当なタイミングを見計らって入るとしよう。
あ、勝利宣言始めた。乱入するならここだろう。
そう思い私は口を開いた
圧倒的だった。突然触手を出した少年、堀部イトナに動揺した殺せんせーはシロの協力もありあっという間に追い詰められて行く。殺せんせーが脱皮すら消費し、足を削り取られた時、シロが口を開いた。
「フッフッフッ、これで足も再生しなければならないね。なおいっそう体力が落ちて
そしてそれに追従するような形のイトナの勝利宣言は─────
「...安心した。兄さん、俺はお前よりつ「弱いな」...なんだと?」
もう一人の転校生によって遮られた。その転校生、ノエルは話を続けて行く。
「弱いな...あまりにも弱すぎる。触手の動きは大雑把だし力任せ保護者任せで強みがまるでない。まるで子供のお遊びだな。これじゃ殺せんせーどころか
「俺が...弱い?そんなはずはない!俺が勝てないはずが...!」
逆上したイトナは触手を紅くしながらノエルに襲いかかって行く。殺せんせーが不味いと思ったときには─────
「だから言っただろう。お前では倒せないと。」
─────ノエルではなくイトナが、触手を出したノエルによって、吹き飛ばされていた。周りのざわめきがいっそう強くなるのを無視し、ノエルは語りかける。
「お前には経験が足りない。力があってもそれの振り方を知らなければそれは宝の持ち腐れだ。強くなりたいか?なら学べ。この勝負は俺の乱入で引き分けだ。お前にはここで学ぶ機会がある。戦略を学び、技術を盗み、殺せんせーを殺してみろ。そうしなきゃお前は弱いままだ。なぁ、殺せんせー!あんたもそう思うだろ!?」
「にゅやっ!そこで先生に振るんですか!?...といっても、先生も言いたいことはノエルさんとほぼ同じです。先生は君より少し長く生き...少しだけ知識が多い。先生が先生になったのはね、
「勝てない...俺が、弱い...? ふざけるな...!俺は、強い!この触手で、誰よりも強くなった!誰よりも!」
そう叫びながらイトナが突っ込んでくる。だがそれは教室から飛び出してきた青い触手によって簡単に押さえつけられてしまう。それでもなお暴れようとするイトナをなにかが撃ち抜いた。それに警戒したのか、青い触手は離れて行き、変わりにシロの手がイトナに触れた。
「すいませんね殺せんせー、どうもこの子は...まだ登校できるほど教育が済んでいなかったようだ。しばらく休学させて貰うよ。それと君...ノエルといったっけ?どこでそれを手に入れたか知らんが、あまり我々の邪魔はしないでくれよ。」
「待ちなさい!担任としてその生徒は放っておけません!一度
「嫌だね帰るよ。面倒なことはそこの子に聞いてくれ。それとも力ずくで止めてみるかい?」
その言葉を聞くなり殺せんせーは触手を伸ばすが、シロの服に触れた瞬間触手が溶けた。それを見届ける事になってしまった殺せんせーは、もう一人の触手持ちに対して声をかけた。
「ノエルさん...あなたには話して貰いますよ。その触手をどこで手に入れたのか」
「この触手を?簡単だよ殺せんせー。あんたと一緒」
殺せんせーの質問に対してあっさりと答えたノエルは殺せんせーの動揺を他所にそのまま言葉を続けて行く。
「これについてはあんたが一番良く知っているはずだ。爆発はしないけど同じ触手で、あんたと血縁的に兄妹ではないけれど、本質的には兄妹だからね。」
そう言ってノエルは窓から出ていこうとする。今度は殺せんせーがそれを引き留めることはなかった。
ちなみにこの後の展開に関してはほぼ原作通りです。
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