気まぐれロマン? ティック★
2023/02/26 最新更新から最初に移動しました。内容は変わっていません。一度読まれた方はお気になさらず★
マオウセン (過去)
「……我は負けたのか?」
「立ってるのは俺達、倒れてんのはお前さん」
長きに渡って繰り広げられてきた魔族と人族の戦争は今この時をもって終わりを告げた……人族の勝利をもって。
聖女を撃ち殺さんとした一撃をクロモトが魔剣の最大威力で、剣を粉々にしながらも何とか弾き飛ばし、ゲンローグの究極魔法【カタストロフ】の一撃が魔王の魔法障壁を打ち砕く。そして聖女の祈りで神剣と化した勇者の剣が魔王を切り裂いたのだった。
魔力枯渇によりゲンローグはその場で気を失い、勇者は魔王を切り裂いた一撃の衝撃で吹き飛ばされ、そこに駆け寄った聖女によって治療を受けている。尚、ゲンローグはうつ伏せに倒れたままである。
「もはや消えて無くなるだけの我になど構わず、仲間のとこに行かぬで良いのか?」
「だからこそ最後の見納めにコッチに来たのさ」
「……??」
クロモトの発言に魔王は何の意味があるのか全く分からなかった。そして体の消失と共に意識も薄れてきた事で次にクロモトの言った言葉を正確に聞き取る事が出来なかった。
「こうして戦う運命に無かったのなら俺は……やっと――たの――高の俺のおっぱ――!……消える前に、最後に――せてくれぇ! その――っ、頼む!!」
最後に何かを頼まれたのだけは理解した魔王であったが、肝心なところが飛んでいた。しかし消えかけの魔王にとってそれもどうでも良かったのだろう。
「もはや我は動けぬ……好きにすれば良かろう」
「――マジか!?」
♡モニュン♡×2
後に復活した魔王はこの時の事を一生の不覚。人生の汚点として心に刻みつけたらしい……です。
「…………ハッ????」
「――オオァァァァア! 最・高・だ――グフェ!?」
クロモトが吹き飛び、うつ伏せに倒れたままのゲンローグの上に頭から突き落ちた。
「――!?#%$@&*=!?」✽ ゚д゚ ✽)←魔王様
まさに火事場の馬鹿力とでも言おうか、消えかけの動けなかった魔王とは思えない魔力弾の一撃でクロモトはゲンローグの上で意識を失ったのだった。尚、聖女は勇者の治療で二人の事は見えていない模様である。
「…………(この我の最後がおっ○い鷲掴みにされて終わりとかないわぁぁぁぁ!!)」
こうして世界に平和が訪れた…………。
………………
「…………(……ムッ? ようやっと新しい肉体に転生しおったか)」
世界に平和が訪れて暫くした頃、魔王の魂は新しい肉体に転生し、生まれ変わったのだ。
目を開いた魔王の目に見えたのは泣きながら魔王(赤ン坊)を抱きしめながら顔を覗き込む二人の若い男女であった。
「…………(こいつらが我の転生体を産んだ者か? 今回は魔族でなく人族に……いや、こやつらの耳の形はエルフか? )」
ここから魔王(幼少期)の苦悩が始ま…………〆
とりあえずゲンローグさん…………あはは。
これであのネタバレしちゃいましたね。魔王(幼少期編)も一話か二話あったりしました(笑)
そしてアレによって復活した魔王と魔王戦(現代)になって、クロモトがやらかす訳ですね★
皆様のモヤモヤの一部は解消されたでしょうか? またいつか……気まぐれに書くことが……「無いでしょ?」……助手ちゃん、そんなハッキリ言わなくても。
「果たしてマスターは再び筆を取るのか!?……期待はしない方が良いと思います」
ウォルターまで……(/_;)