6番町学園の教師   作:しがない22/7ファン

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15、桜吹雪

「みんな〜今日はありがとう‼︎また今度も来てね〜‼︎」

 

「「「おーーーーー‼︎」」

 

桜のライブは無事成功し、俺と桜は控え室でゆっくりしていた。

 

「おつかれさま。今日のライブが初めてだがすごく良かったぞ」

 

「wow‼︎ありがとうございます。それで先生どこ連れて行ってくれるんですか?」

 

「ん?なんのことだ?」

 

「え〜?先生ライブ終わったらどこか連れて行ってくれるんじゃないんですか⁉︎」

 

桜は焦った顔をしている。

 

「嘘嘘冗談だ。ほら行くぞ」

 

「やった〜〜」

 

俺と桜は車に乗り40分程走らせ駐車場に止める。

桜は終始ご機嫌でずっと歌を口ずさんでいた。

 

「先生ここって……」

 

「あぁ、隅田川だ。桜は少し散ってるが人も少なくてゆっくりできるだろう」

 

「わぁ、綺麗‼︎」

 

桜は駆け足で桜の元へ走る。

桜は笑顔でこちらを見る。

 

「先生、綺麗な桜ですね。この桜ってなんていう名前なんですかね?」

 

「ソメイヨシノとか色々あるらしいぞ」

 

「へぇ、そうあなんですね。なんでここに私を連れてきたんですか?」

 

「うーん。特に深い理由はないがおばあさんの名前がさくらなら桜を見れば少しは悲しい思いも安らぐかなと思ってな」

 

「先生……ありがとうございます。少しは寂しさが和らぎました……けど……グズッI’m sorry ……」

 

「気にするな。気が済むまで泣け。幸い人は少ないしな。俺は席を外そうか?」

 

「大丈夫です。でも、先生少し胸を貸してもらっても良いですか?」

 

「ん?構わないが俺なんかで良いのか?」

 

「先生だから良いんです。先生はまだ出会って数週間しか経ってないけどすごく私たちの事を考えてくれてるのがわかるんです。そんな先生が少しお婆様に似てて」

 

「じゃあ、ほらおいで」

 

俺がそういうと桜は俺を抱きしめてきて泣いた。

俺も桜を軽く抱きしめたが内心週刊誌とかが怖かった。

暫くすると桜は泣き止み、俺から離れた。

 

「もう大丈夫か?」

 

「はい‼︎ありがとうございます、もうスッキリしました。けど先生私少しお願いがあるんですけど」

 

「どうした?」

 

「今度少し休みをくれませんか?」

 

「それはなんでだい?」

 

「昔おばあさまと日本に来た時に見に行って桜があってそれを見に行きたいんです」

 

「そうか。なら今頃桜はほとんど散ってるだろうから、来年だな」

 

「そうですね‼︎その時は先生も来てくれますか?」

 

「ん?いいのか?」

 

「はいっ‼︎先生とかみんなで行った方が楽しいと思うんです」

 

「そうか、ならみんなで旅行に行くのもありだな」

 

「Wow That’s nice!!楽しみにしてますね、先生‼︎」

 

「任せとけ。でも辛かったり、悩みがあれば言えよ。今回みたいにどっか連れて行ってやるよ」

 

「それなら心配ないですね。それじゃあ戻りましょう、先生。私みんなと遊びたいです‼︎」

 

「そっか。なら寮に帰るか」

 

「それじゃあ寮に向かってレッツゴーです‼︎」

 

その後俺はメンバーと色んなゲームをして過ごすのだった。




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