6番町学園の教師 作:しがない22/7ファン
そして日曜日になった。
俺は約束通りつぼみと遊ぶ時間は取れたがお陰で寝不足だ。
約束の時間である7時に共用ルームにいるとつぼみが出てきた。
「あっ‼︎先生〜って凄いクマだね。寝不足なの?」
「まぁな。仕事が思ったより多くてな」
「お疲れ、それじゃあ行こう‼︎」
「あぁ」
俺とつぼみは歩いて駅近くのネカフェに向かった。
「いらっしゃいませ〜」
「えっと2人で9時間vip個室で」
「かしこまりました。部屋番号は21番です。それではごゆっくり」
「ありがとね‼︎さぁ先生行こう」
「あぁ、てか9時間もいるのか?」
「先生ネカフェを舐めちゃいけないよ。9時間なんてあっという間なんだからなんだよ‼︎良いよつぼがネカフェの楽しみ方を伝授してあげるから」
「そ、そうなのか。なら教えてもらおうかな」
「任せてよ‼︎」
個室の中はvipルームとあるだけとても広くソファーなどもあり寛げそうな場所だった。
「なるほどこれはくつろげそうな部屋だな」
「でしょ?ほら先生飲み物取りに行こ?」
「わかった」
俺とつぼみはドリンクバーコーナーに向かうそこで俺は驚くものを目にした。
それはつぼみのジュースだ。つぼみは何種類ものドリンクを混ぜている。
「つぼみそれは美味しいのか?」
「うん、美味しいよ。先生も試してみる?」
「い、いや。やめておこう」
「じゃあツボは飲み物置いて漫画を取りに行くから先生も後で来てね」
「わかった」
俺は無難にジンジャーエールを注ぎ部屋に戻るとつぼみは部屋にいなかった。きっと漫画を選んでいるのだろう。
俺も漫画コーナーに行くと予想通りつぼみがいた。
「つぼみ」
「あっ先生うち漫画決めたから個室に先行ってるね」
「わかった」
漫画は多くの種類があり、俺は興味がある本を何冊か選び個室に戻るとツボはいつの間にかに持ってきたポテチを摘みながら漫画を読んでいた。
「あ、先生お帰り〜」
「ただいま」
俺とつぼみはしばらく無言で漫画を読んでいた。
お互い漫画を読み終われば取りに行き、飲み物がなくなれば取りに行くを繰り返していた。
しばらくすると急につぼが話しかけてきた
「ねぇ、先生」
「どうした?」
「なあんか話そうよ〜せっかく2人で来てるのに静かじゃつまらないよ」
「そうだな……つぼみってネカフェは結構利用してたのか?」
「うん。つぼの両親って早い時に死んじゃって親戚に引き取られたんだけど優しくしてもらいすぎて従姉妹に迷惑がかかり始めたからネカフェで過ごすようになって……そのあとナナニジにスカウトされたんだ。だからその名残でたまにネカフェに来るんだ。ここにくると落ち着くし」
「そうだったのか」
「まぁ、今はみんなに会えたから悲しくないよ」
「それなら良かった。ふぁぁ〜」
俺は仕事の疲れか俺はあくびが出てきた。
「先生眠いの⁇」
「まぁ、つぼみと遊ぶために少し仕事の量を増やしたからな」
「そうなの?なんかごめん」
「まぁ俺がやりたくてやったんだ。けど少し横になって良いか?」
「いいよ?ていうかツボの膝使う?」
「あぁありがとう……って何言ってるんだ‼︎」
「いやぁ、先生のクマが酷いから」
「後ここ個室だから何の問題もないっしょ。それに先生も休まないと体壊すよ」
「そうだな……ならお願いできるか?」
「オッケー‼︎ほらおいで⁇」
「なら……失礼」
俺はつぼみの膝を借りることにした。
つぼみの膝は柔らかくとても気持ちが良く、俺はすぐに眠りについてしまった。
「先生起きて〜そろそろ時間だよ」
「ん?んぁ。ふあぁ〜すまないなつぼみ」
「大丈夫だよ‼︎先生の寝顔も見れたしね」
「それは恥ずかしいな」
「可愛かったよ〜」
「まぁ良いや。ほら会計に行くぞ」
「オッケー」
俺はつぼみの分の会計も済ませ、寮に戻った。
「じゃあつぼみ今日はありがとうな。おかげでよく眠れたよ」
「大丈夫‼︎それじゃあまた明日ね〜」
「また明日」
結局つぼみと遊べなかったな今度埋め合わせをしないとな。
今日は早めに寝ないとな。
何故なら明日はメンバーに重大発表をする日なのだから。
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