6番町学園の教師   作:しがない22/7ファン

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自分の妄想を見返すと恥ずかしい…


(旧)500UA記念 異世界恋愛物語 (滝川みう編)

俺の名前は⚫︎⚫︎アイドルグループ22/7のマネージャーをしている。

22/7は11人で活動している。

 

まずはリーダーである佐藤麗華。彼女は少しポンコツだがメンバーを大切にしている。

 

次に藤間桜。彼女はアメリカ育ちの帰国子女で優しく穏やかな性格をしている。

 

3人目は河野都。彼女は関西生まれでとても元気で笑いに敏感である。

 

4人目は戸田ジュン。彼女はメンバー1小さいがその身から溢れる元気でメンバーを笑わせている。

 

5人目は丸山あかね。彼女はメンバー1冷静で物事を冷静に把握する能力がある。

 

6人目は立川絢香。彼女は兼業でプロの漫画家をしていて、少し達観したところがあり、何かとメンバーを見ている。

 

7人目は斎藤ニコル。彼女はとても努力家で真面目である。しかしその真面目さゆえにメンバーに強く当たってしまうことがある。

 

8人目は東条悠希。彼女は元気なボクっ娘でサッカーでベスト16になった事がある、また今まで男子とプレイをしていたので可愛いに苦手意識がある。

 

9人目は神木みかみ。京都出身のはんなり娘で非常におっとりしており、不思議な世界観を持っている。

 

10人目は柊つぼみ。東京出身のギャルで、だらしないように見えるが意外にも真面目だ。

 

そして最後の1人は……俺の“彼女”である滝川みう みうはすごい人見知りで自分を卑下する癖があるがとても可愛い彼女だ。

 

確かにアイドルと恋愛というのがあまりよろしくないというのもわかっているので当然公の場所でデートをした事はないしもちろん一線も超えていない。

やることと言えばどっちかの家でゆっくりと過ごす事ぐらいだ。

 

とはいえやはりアイドルとの恋愛は不味いししかも未成年だ。

 

俺とみうが出会ったのはみう達が22/7として活動を始めて暫くしてからである。

元々別の事務所でマネージャーをしていた俺は合田さんにスカウトされナナニジのマネージャーになった。

俺は幼い頃からダンスや歌をやっていてレッスンの際にメンバーにアドバイスをしたりしてみんなと仲良く活動をしていた。

俺は密かにみうを応援していた。

みうは自分がセンターに選ばれた時から必死に努力をしていた。

そのせいでみうが練習の頑張りすぎで倒れたりして看病をしているうちに俺は滝川に惹かれて行った。

そんな中、解散騒動が起き週刊誌に追い回されていたみうを助けた時に俺はみうに思いを告げた。

返事は相手も同じで付き合う事になったがそこで問題が起きた。

結局活動を再開することになったのだ。

活動再開は嬉しいがみうと付き合っている俺からするとまずい事になってしまった。

その後俺とみうは話し合いお互い好きなのに別れるのは嫌と言うことでこっそり付き合うとにした。

この物語はそんな俺とみうの日常の中の一幕である。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

俺は今大きなライブを終え休んでいるメンバーたちに控え室へ向かっている。

差し入れの飲み物を買い控え室へ入る。

 

「お疲れ〜今日のライブはすごく良かったぞ‼︎ほら差し入れの飲み物だ」

 

真っ先に反応したのはつぼみだった。

 

「先生それ原宿で話題のやつじゃんありがと‼︎」

 

「ありがとうございます先生」

 

麗華は礼儀正しくお辞儀をして飲み物を受け取る。

 

「先生ジュンのライブどうだった⁉︎」

 

「すごく可愛かったぞ‼︎その調子で頑張ってくれよな」

 

「それよりセンセクリステルと話さなくて良いのか?少し拗ねてるぞ」

 

「ふぇっ‼︎えっと……」

 

絢香は俺とみうをからかう。

そう。メンバーは俺とみうの関係を知っているのだ。

最初は言うつもりは無かったのだがみうがメンバーには嘘を付きたくないというのでメンバーには素直に伝えることにした。

幸いメンバーは受け入れてくれこうして揶揄ってくるまでになった。

流石にファンのみんなに伝えることは出来ないので、そこは我慢してもらっている。

 

「あぁ滝川も可愛かったぞ。さすがだな」

 

「あ、ありがとうございます」

 

滝川は下を向いてお礼をしたが耳は赤くなっていた。

 

「じゃあみんな今日はお終いだから各自荷物をまとめて家に帰るように。気をつけて帰るんだぞ」

 

「「「は〜い‼︎」」」

 

「それじゃあお疲れ様」

 

俺は控え室を出てステージに戻りスタッフを指揮し片付けを進める。

 

「すみませ〜ん‼︎誰かここ片付けて貰って良いですか?後ピアノを元の位置に戻します」

 

「わかりました。おいピアノ動かすぞ〜」

 

という感じで片付けをしていると不意に後ろから自分が大好きな声が聞こえた。

 

「あのぉ〜⚫︎⚫︎さん」

 

振り向くとそこには予想通りみうがいた。

 

「どうしたんだい?」

 

「あの……今日⚫︎⚫︎さんの部屋に行っても良いですか?」

 

なんとなく予想は出来ていた。

みうはライブを終わった後は大体俺の部屋に来る。

 

「あぁ、大丈夫だぞ。夜ご飯はどうする?」

 

「えっと…… ⚫︎⚫︎さんが作ってくれるなら食べたいです」

 

「わかった。なら早めに終わるとするよ。先に戻っててくれるか?」

 

「わかりました、それじゃあ」

 

「また後でな」

 

みうはみんながいるところへ戻っていた。

 

しばらく作業をし、俺がいなくても大丈夫と感じ俺は帰る準備を始める。

 

「そろそろ僕も帰ります。お疲れ様でした〜」

 

「「「お疲れさまでした‼︎」」」

 

俺は荷物をまとめてロビーに向かうとそこにはみうがいた。

 

「みう‼︎」

 

「あっ、⚫︎⚫︎さん」

 

「なんで残ってるんだい?もう7時を超えているんだぞ」

 

「ごめんなさい……でも⚫︎⚫︎さんと帰りたくて」

 

「ツ‼︎」

 

みうはこちらを見ながらそう言ってきた。

彼女は嘘を何よりも嫌う。つまりみうが言っていることは本心である。

自分が好きな女子に言われると胸が熱くなる。

 

「わ、わかった。なら一緒に帰るか。ほら車に乗って」

 

「はい、お邪魔します」

 

俺とみうは車に乗る。

 

「今日のライブ良かったぞ」

 

「ありがとうございます、でも……ふ、ふぁ〜」

 

「疲れただろう。少し寝ておけ」

 

みうが欠伸をしていたので寝るように勧める。

 

「はい。あの、おやすみなさい」

 

「おやすみ」

 

みうは目を閉じるとやはり眠かったのかすぐに寝息を立てる。

 

「相変わらず可愛いなぁ」

 

俺はそう独り言を漏らしながら車を運転する。

車をしばらく走らせるとナナニジメンバーがいる寮に着く。

俺とみうは前までは寮にはいなかったが活動を続けながら俺と付き合うことになった時に引っ越したのだ。

良くも悪くも週刊誌に目をつけられてるからなナナニジ。

それにプラスの面も多くある。

もちろんみうと会えることもそうだがメンバーと暮らすことでみんなのより細かい性格も把握できまた何かあった時にすぐ伝えることができる。

 

さて、みうを起こすとするか。

 

俺は助手席で眠っているみうの肩を叩く。

 

「起きろ〜もう寮についたぞ」

 

「ん……⚫︎⚫︎さん?もうついたんですか?」

 

「あぁほら降りろ」

 

「はい」

 

俺とみうは車を降りて寮の中に入る。

そして2人で俺の部屋に入る。

 

「お邪魔します……」

 

「はいはい。それじゃあご飯作ってるから先風呂に入っとけ」

 

「わかりました……ありがとうございます」

 

「気にするな。なんか夕飯のリクエストはあるか?」

 

「特にないです。⚫︎⚫︎さんの料理は美味しいから」

 

「それは嬉しいな」

 

俺はそう良い冷蔵庫を開けメニューを考え、みうは風呂に入る。

 

冷蔵庫の中身は……昨日作った唐揚げがあるな。夜も遅いし今日はこれを温めるか。

昨日の残り物だが我慢してもらおう。

 

唐揚げを温めたりお米を茶碗によそって準備をしているとみうが風呂場から水色のパジャマで出てきた。

俺とみうはどちらに部屋にも2人の着替えがあるのでわざわざ部屋に戻らなくて済む。

 

「お風呂ありがとうございました」

 

「気にするな。ほらご飯食べるぞ。まぁ昨日の残り物だが我慢してくれ」

 

「大丈夫です」

 

みうが席にいた。

 

「それじゃあ、いただきます」

 

「いただきます」

 

俺とみうは唐揚げを食べる。

 

「味はどうだ?」

 

「美味しいです」

 

「それならよかった」

 

俺とみうはその後もゆっくりご飯を食べていき、最後には夜ご飯は無くなっていた。

 

「「ごちそうさまでした」」

 

「それじゃあ少し休憩するか」

 

「はい……あの、⚫︎⚫︎さん」

 

みうは顔を赤くしながらこっちを見てくる、

 

「どうした?」

 

「あの…そっちに行っても良いですか?」

 

みうは時々俺の隣に来ることがある。

理由はよくわからないが、近くに来てくれるのは歓迎だ。

 

「良いぞ、それじゃあソファーに移るか」

 

「はい」

 

おれがソファーに座るとみうは俺の膝の上に座ってきた。

 

「みう?」

 

「ダメ…ですか?」

 

みうは小動物のような目でこちらを見ている、

クッソ可愛いな

 

「ダメじゃないがどうしたんだ?今までそんな事をした事ないだろう」

 

「……わからないですか?」

 

「わからんヒントをくれ」

 

「私は少し怒ってます」

 

珍しいみうが怒りという感情を見せるのは稀だ。

今日は珍しく積極的だな。

いつも俺とみうは隣に座ってドラマを見たりするが膝の上に座られたのは初めてだ。

 

「ん〜だめだわからん正解は?」

 

「今日ライブの後ジュンちゃんに構ってばっかで構ってくれなかったから……」

 

なるほど彼女は嫉妬をしているようだった。

珍しい、彼女は感情を大きく出すのは苦手だ。

 

「嫉妬してるのか?」

 

「少しだけです…⚫︎⚫︎さんが忙しいというのもわかるんですけどそれでも少しは私を見て欲しいなって」

 

「俺はいつでもみうを見てるぞ」

 

「わかってるんです、頭ではわかってるのにジュンちゃんとかに可愛いよって言っているのを見てると……胸が苦しくなってきて……私どうして良いかわからなくなるんです」

 

「みう……」

 

みうは泣いていた。

今日は不思議なことが多く起きるな。

けどみうを不安にさせてしまったのは俺の責任だ。

 

俺は後ろからそっとみうを抱きしめる。

 

「⚫︎⚫︎さん……」

 

みうは涙を止めて落ち着いてきた。

 

「みう、俺はお前のことを1番大切にしたいししてるつもりだ。でもしてるつもりでもみうを心配させてるならそれは俺の配慮が足りていないのだろう。けど俺はみうのことが大好きだ。それだけは忘れないでくれ」

 

「はい……わ、私も先生のことが大好きです‼︎」

 

「俺もだよ」

 

という感じで俺はみうを抱きしめてしばらくゆっくりしていた。

そうあの発言があるまでは。

 

「⚫︎⚫︎さんキスってしないんですか?」

 

「ファっ‼︎ ど、どういうことだみう?」

 

俺は焦ってみうの顔を見る。

みうの顔は真っ赤になっていた。

 

「絢香ちゃんが付き合いたてのカップルてすぐキスするって言ってて」

 

あいつか……今度のレッスンキツくしてやるか

 

⁇「クシュン‼︎誰か私の噂した?」

 

「なるほどな、気にするな。そんなのは人それぞれだろう」

 

「ですよね……でも⚫︎⚫︎さんはしたくないんですか?」

 

そこを疲れるとなかなかだなぁ…

 

「したくないわけじゃないけどみうが嫌ならいつまでも待つからな」

 

「わたし⚫︎⚫︎さんがしたいなら……良いですよ?」

 

みうは体の正面を俺に向けた。

そして、顔をこれ以上ないぐらいに赤くし俺と向き合って膝の上に座り直した。

 

「みう……本当にいいのか?」

 

俺は最後の確認をする。

 

「はい」

 

みうは顔を少し上げ目を閉じる。

 

女の子にそこまで言わせておいてしないというのは男としてないだろう。

 

「じゃあ……行くぞ」

 

俺はそう言いみうの唇と俺の唇を合わせる。

すると静かな部屋の中にキスの音が鳴った。

みうの唇はすごく柔らかくて暖かく病みつきになりそうだった。

 

唇を離すとみうは目を開けた。

 

「キス……しちゃいましたね」

 

「したな、なんというかすごく良かったぞ」

 

「わたしも、なんか落ち着きました……ふぁぁ〜」

 

「眠いのか?」

 

「はい…少しだけ」

 

「まぁ、ライブ終わりだしな」

 

ライブは死ぬほど疲れる、なぜなら数時間躍りっぱなしなのだから。

 

「じゃあ寝るか」

 

「はい、あのっ‼︎」

 

「今日も一緒に寝るのか?」

 

「できれば……」

 

みうは恥ずかしそうに舌を向く。

 

「別に大丈夫だぞ。俺もみうを抱きながら寝ると気持ちよく眠れるしな」

 

「ありがとうございます」

 

みうは恥ずかしげな表情から嬉しそうな表情になる。

 

「なら歯を磨くか」

 

「はい」

 

みうは膝の上から降り俺と一緒に洗面所で歯を磨く。

 

その後俺とみうはベットに入り向き合う。

何度繰り返しても慣れそうにない。

 

「それじゃあおやすみ」

 

「おやすみなさい⚫︎⚫︎さん。あと……」

 

チュッ‼︎

 

みうは不意に俺にキスをしてきた。

 

「んなっ‼︎」

 

「私、⚫︎⚫︎さんと会えて良かったです。それじゃあおやすみなさい」

 

そう言ってみうは目を閉じ、数秒後にはすやすやと寝息を立てた。

 

当然俺はしばらく寝付けなくなるのであった。

 

 

 




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