6番町学園の教師 作:しがない22/7ファン
「皆さん今日のライブ本当に楽しかったです‼︎また次もお会いしましょう」
「「「うぉーーーーーー」」」
ライブは無事アンコールまで行き今メンバーたちは最後の挨拶をしていた。
俺にとってはここからが本番だ。
みんなが挨拶を済ませて舞台袖に移動しようとした時、突如背後のスクリーンに大きな文字と音で重大発表と表示された。
ファンのみんなはただならぬ雰囲気を感じたようで、場は再び大きく盛り上がった。
「へ?」
「どういうことだよ」
「リーダーなんか聞いてたのか?」
「いや、私は何も聞いてないわよ」
メンバー達は混乱気味だった。
そして次のスライドが表示される。
“22/7 新楽曲リリース決定‼︎”
このスライドを見たファンの盛り上がりは最高潮に達した。
「「え、え〜〜‼︎」」
一方メンバーたちも雰囲気を察したようで驚いている。
「皆さん新曲是非聴いてみてくださいね〜私たちも一杯練習してきます‼︎」
ニコルは流石のアイドル精神で状況を察知してその場でできる最高のパフォーマンスをしてくれた。
しかし本番はここからだ、メンバーは次の発表でもっと驚くことになるだろう。
そして次のスライドが映し出された。
“お披露目ライブ開催決定‼︎ 日時:7/22 場所:後日発表”
みんなは驚いたいただろうなぜならそのライブの日まで後2週間しかないのだから。
そんな大きな騒ぎの中ライブは幕を閉じた。
ライブ終了後メンバー達は俺の元へ来ていた。
「先生どういうことですか⁉︎」
麗華は興奮した様子で話しかけてきた。
「どういうことも何も新曲を3週間後に歌ってもらう」
「そんなの無理だよ〜」
ジュンが頭を抱えて座り込む。
「というか3週間で覚えたとしても中途半端の状態でやるのはお客さんに失礼よ」
ニコルは少し怒ったように言う。
他にも色々言っていたが一気に言われてるから何もわからない。
「落ち着け、俺が今までのみんなを見てできると判断した。というかやらないとこの先はない」
俺が冷静にそういうとみんなは静かになった。
「どういう事ですか先生」
俺は過去の経験から俺は冷静に事実を言う。
「キツいことを言うが今のままだとお前らは確実にトップアイドルになれない」
そう言うとみんなは目を見開いた。
「ニコルあたりは認識してそうだが今のままだと君たちは少し売れるアイドルぐらいで終わる。それでいいなら良いがジュンは世界一のアイドル、悠希は武道館に行くんだろう、ならまだ君たちの力は足りてない。だから今回はこうしたが……やめるか?」
結構キツめな事を行っている自覚はあるが、こうでもしないとナナニジはもっと高みへ行けない。
そんな中みんなの沈黙を破るメンバーがいた。
「やります‼︎」
滝川だった。
「私、やります‼︎私みんなと行けるところまで行ってみたい……あの時からみんなと離れ離れになった時から……だから、私やります」
「みう……」
「そうか、他にやる奴はいるか?」
俺がそう聞くとみんなは覚悟決めた顔をして首を縦に振った。
「なら明日から練習だ、幸いなことに学校は公欠として処理するから一日中練習ができるぞ、それに俺も全力で手伝うからな。みんな準備は良いか?」
「「「はいっ‼︎」」」
「いい返事だなら今日は早めに帰って体を休める事、それと明日は8:00に寮の共用ルームに集合しろ、それじゃあ俺は後片付けしてくる」
こうして俺とみんなの地獄の特訓が始まるのだった。
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