6番町学園の教師 作:しがない22/7ファン
確認する事いっぱい…
さて、ライブ次の日俺はまずメンバー全員にある紙を渡した。
「みんなおはようじゃあこの紙を見てくれ、まず新曲のタイトルの名前は“何もしてあげられない”、そして次のページが歌詞3ページ目はとライブの時のフォーメーションだ。今日やる事は、みんなにはここで音源を聞いてもらう。そして、今日はまずフォーメーションを覚えてもらいます」
メンバー達は紙を読みながら話を聞く。
「勿論テストして覚えられるまでやって貰います。覚え切ったら今日は休みにする。まだライブの疲れも抜け切ってないだろうから動くのは明々後日からだな、みんなそれで良いか?」
俺がそう尋ねるとメンバーは返事をする。
「「「はいっ‼︎」」」
「それじゃあ音楽を流すからみんなそれを聞いてくれ」
俺はメンバーに新曲を聴かせた。
「これが新しい曲だがどうだ?第一印象は?」
俺が尋ねるとみんなは色んな反応を示した。
「なんか悲しくなる歌やったな〜」
みかみはおっとりとしながらそう返して来た。
「みんな今感じた事を忘れないように常にそれを意識して歌う事だな。じゃあ今から30分後にテストする、好きな場所で覚えてもいいが30分後にはここに集まってくれ、俺はここにいるから相談があれば来てくれ。じゃあ初め‼︎」
俺がそういうと、みんな自分の部屋に戻って行った。
25分後にみんな再び共用ルームに戻ってきた。
「それじゃあ今から確認テストをするぞ〜やり方はこの白紙に覚えてる限りの歌詞を書くこと、時間は10分。また歌詞なしの曲は流すからこれを参考にすること」
そう言って俺は曲を流した。
メンバーによって様子は違う。
やはり丸山やニコルなどはスラスラと書いている。
その一方でジュンや桜は苦戦しているようだ。
そして10分がすぎみんなの答えを確認していく。
「さて…結果だが合格者は3人あかねとニコルと麗華だ。3人は部屋に戻って好きな事をして良いけどこのDVDを見てダンスの振り付けを軽く確認するように。それじゃあお疲れ様、残りの人は採点したやつを返すからそれを参考にしながら覚えるように次は30分後に再テストするよ」
俺は3人にDVDを渡すながらそう言う。
そしてまた勉強時間が始まったタイミングで俺はジュンを呼んだ。
「ジュン言い方は悪いがお前が最下位だ」
「そうなの⁉︎ごめんなさい……」
ジュンは申し訳なさそうに顔を伏せた。
「別に悪いことじゃない。人によって覚えれる量や質が違うのは当たり前だ。だから一緒にやるぞ」
俺はジュンにそういった。
「良いの‼︎」
ジュンは嬉しそうにこちらを見てくる。
「じゃあまず曲に合わせて歌詞を口ずさんでくれそうすれば曲を聞けば自然に歌詞が出てくるはずだ」
「オッケ〜それじゃあ行くよ‼︎」
ジュンは体を揺らしながら歌を口ずさんだ。
♬♫ 一枚の枝の葉が吹き抜ける風に揺れ ひらひらと宙を舞い 舗道へと落ちて行く そう僕は偶然にその場所に居合わせて 知らぬ間に もない他人のこと踏んでいる♫♬
こんな感じでテストをしながらみんなのサポートをすると、なんとか夜ご飯前には全員合格するのだった。
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