6番町学園の教師   作:しがない22/7ファン

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26、努力の成果

ライブは無事に始まりもう少しでラストスパートというところだ。

新曲披露はアンコール前の最後の曲だ。

心配ではあるが彼女たちは全力で練習していたから大丈夫だと信じている。

 

『人は誰でも〜変われるって〜夢なんか〜見せないでよ〜

“諦めた方が楽だし…ごめん”

ねえどうして〜(人は)生きていかなきゃいけないの? (教えて)

命って (命って)何のためにあるの?

自信がない(私)これからどう生きればいい?(孤独よ)

だって人生が長すぎる

“ムズイよ”』

 

“ムズイ”が終わりいよいよ次が新曲“何もしてあげられない”が始まる。

まず麗華がトークを始める

 

「これから新曲の“何もしてあげられない”を歌います‼︎」

 

麗華に続いてニコルも観客に向かって話しかける。

 

「みんなの為にメンバー全員必死に練習したので聴いてください‼︎」

 

「それじゃあ……何もしてあげられない」

 

最後にみうがトークを締め曲が流れ出す。

 

メンバー達のパフォーマンスは予想以上にレベルが高くなっていて、ファンのみんなもメンバーのパフォーマンスに釘付けのようだ。

 

『涙どれだけ流しても他人事だろう

僕が生きてるその意味を ずっと考えてみたけど

ただ一つ願ってた君のことさえ守れなかった』

 

そして曲が終わるとワレンばかりの白巣が観客から送られた。

 

「みんなありがとな‼︎これからも僕たちナナニジは武道館目指して頑張るからな‼︎」

 

悠希がそう言いみんながステージからいなくなる。

そしてステージ脇にいた俺のところへ集まる。

 

「センセうちらの活躍はどうやった?」

 

都が聞いてくる。

 

「あぁ、すごく良いパフォーマンスだったぞ。観客たちも満足してる感じだったよ」

 

俺は思ったままの事を言う。

 

「先生」

 

みうが恐る恐る声をかけてきた。

 

「どうした?」

「これで私達は上を目指してみんなでいられますか?」

「みう…」

「私、せっかくみんなと出会ったのにこないだみたいに離れ離れになりたくない」

 

みうはみんなと離れ離れになることを恐れていたのだろう。

だからこそ自主練をしてまで努力をしたのだろう。

なら俺もその本気に答えなければならないな。

 

「正直に言うと、今のままではまだ武道館に立つのは難しいだろう」

「そんな…」

「けど,確実にいままでよりは数倍成長している。だからこのまま努力して行けば大丈夫だろう」

「先生、ありがとうございます」

「そもそも何か勘違いしているようだが俺はお前らを解散させる気はないからな。けど俺の意思ではどうしようもない事もあるそん時に周りを黙らせられるように努力しろ」

「「「はい‼︎」」」

「それじゃあ、観客がみんなを呼んでるようだし上だけ着替えてアンコールにいってこい」

 

俺はメンバーの着替えを見るわけには行かないのでステージ脇から出る。

そして無事アンコールを終えたメンバーは控室で休んでいた。

俺もみんなのために差し入れを手にして控室に向かった。




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