エレジアの不響和音   作:匿名P

30 / 44
終わる予定だった30話を迎えてしまった…
終わらせるのにあと2桁は必要…


四皇vs鬼神

「ガキのくせに生意気言ってんじゃねぇよ!!」

 

 

「怒るとシワが増えるぞ」

 

 

「その減らず口斬ってやるよ!」

 

 

「「俺ァ!四皇だぞ!!」」

ビッグマムはゼウスに乗ったままナポレオンをキールに向け言った

 

 

「ババアがいきがるんじゃない。

四皇がなんだ?偉いのか?」

キールもボロボロの木剣をビッグマムに向け言った

 

 

「「天下のボンボン(ヘンブリーボンボン)!」」

プロメテウスが火の玉をキールに向け吐き出した。キールは火の玉を覇気を纏った木剣で真っ二つにする

 

 

「!?」

 

 

「「マーマ急襲(マーマレイド)!」」

キールが火の玉を真っ二つに斬り裂いた先からビッグマムが一回転しながらナポレオンを振り下ろしてくる

 

 

「「止四舞(ししまい)」」

キールは木剣にできる限りの覇気を纏い、ナポレオンを受け止める

 

 

「そんな剣で俺の攻撃を止められると思ってるのかい?」

ビッグマムはさらに力を込め、キールの木剣を壊した

 

 

「!?」

キールは間一髪でナポレオンを躱したが、僅かに額を掠めたため額から血が流れている

 

 

「さすがのお前も歳かい?

動きが鈍くなってるねぇ」

ビッグマムは地に足をつけ口角を上げながら言った

 

 

「誰でも歳には叶わないよ。お前だって長時間は戦えない」

キールは柄の部分しか残っていない木剣を捨てる

 

 

「マンママンマ、ボザいてろ老いぼれ」

勝てると確信しだしたビッグマムが笑う

 

 

「ババアに老いぼれと言われるとは…この上ない屈辱だ」

キールの憎まれ口は太刀を受けても健在だった

 

 

〜〜〜

 

 

「海軍本部に入電!

四皇・ビッグマムがエレジアに上陸!」

海軍本部に入った1本の電話、それは四皇・ビッグマムが動いたという情報だった

 

 

「エレジアじゃと?

ふざけたことしてくれるのう!」

赤犬は葉巻を握りつぶし自身のマグマの熱で燃やした

 

 

「尚、ビッグマムは戦闘中の模様!

海軍の仲介は不可能!」

 

 

「海賊…!」

赤犬は右手で握り拳を作り机を叩く

 

 

「あっしが行こうか?」

その場にいた海軍大将・黄猿が言う

 

 

「エレジアはUTAのいる場所…四皇なんかに()られたらまずいでしょう」

 

 

「いや待て…」

赤犬は考え込むように間を空けた

 

 

「鬼神か…」

黄猿が察したように言った

 

 

〜〜〜

 

 

「相変わらず変わらないねぇ。その減らず口」

 

 

「お前とは会いたくなかった。()()()のことを思い出す」

 

 

「懐かしいねぇ。だけど、ハナから俺はロックスのことなんか信用してないよ」

 

 

「小さくなったものだ。仁義の欠片もない海賊など所詮ただの蛮人」

 

 

「仁義がない…?俺ァ海賊長いことやってるんだ。舐めんじゃねぇよ」

キールの言葉にビッグマムが眉が逆立つ

 

 

「海の皇帝ともてはやされ、慢心しているお前には負ける気がしない」

 

 

「しばらく海に出てなかったせいで、海の恐ろしさを忘れちまったようだね…体に刻んでやるよ」

 

 

「「雷霆(らいてい)!」」《big》

ビッグマムはゼウスの口に腕を突っ込み雷を纏った拳でキールを殴る

 

 

「グッ…!(早い!そして重い!雷のせいで痺れる)」

キールは腕をクロスにしてビッグマムの拳を防ぐ

 

 

「どうした?その程度かい?」

 

 

《big》「「天下の火(ヘンブリーファイアー)!」」

ビッグマムはプロメテウスをキールに向けて叩きつける。叩きつけられた地面は割れ、炎が燃え上がっている

 

 

「お前もその程度か?四皇」

キールはプロメテウスを避け無傷だった

 

 

「相当ダメージを食らってるはずだよ。そんなことを言える体じゃないだろう?」

ビッグマムの言っていることは半分合っていた。キールはビッグマムの攻撃をもろには食らってないものの、防ぐだけでもダメージは入る。だが、キールにとってそこまでのダメージではない

 

 

「お前が俺の部下になるって言うなら歓迎するよ」

ビッグマムは邪悪な笑みを浮かべて言った

 

 

「誰がお前の部下になるか…

怪物ババアの介護なんて死んでもしない…!」

 

 

「そうかい…なら死ね!」

 

 

「「皇帝剣破ヶ刃(コニャックハハバ)!!」」

ナポレオンを巨大な剣に変形させ、プロメテウスの炎を纏いキールに振り下ろす

 

 

「なっ…!」

ビッグマムが振り下ろしたナポレオンはキールの左手で止められていた

 

 

「馬鹿だねぇ!そのまま燃えて死ね!」

ナポレオンはプロメテウスの炎を纏っている。そのため剣はとても高温である

 

 

「こんなもの熱くはない…!あの子を守るならこれくらい痛くも痒くもない!!」

キールの手は高温の炎に直接触れているため火傷している

 

 

「マ、ママ!痛いよ!」

キールは思いっきりナポレオンを握っているため、意思があるナポレオンは潰される痛みを感じていた

 

 

「…!?(こいつなんて力だ!)」

ビッグマムはナポレオンをキールから離そうとするが、キールの手から全く離れない

 

 

「喧嘩を売る相手は考えた方がいい」

キールはナポレオンを掴みビッグマムごと持ち上げると投げ飛ばした

 

 

「…あの野郎!」

ビッグマムは砂浜に投げ飛ばされ地面に背をつく

 

 

「…ウグッ!」

ビッグマムが起き上がると急に目の前に現れたキールの拳がクリーンヒットし、再びビッグマムは倒れる

 

 

「やるねぇ…!」

ビッグマムは殴られたところを擦りながら立ち上がる

 

 

「あんなに刀を乱暴に振っていたからババアなら疲れると思ったが違ったようだな」

 

 

「いつまでも舐めやがって…!」

 

 

「そろそろババアには退場してもらおう」

 

 

「「盗まれた火(シュトーレンフォイア)!」」

プロメテウスの炎撃がキールを襲うが、キールに当たることはなかった。キールはビッグマムの目の前に再び現れるとビッグマムが守る前に拳を入れた

 

 

「ヴッ…!鬱陶しいねぇ!」

 

 

「ゼウス!」

 

 

「ハイ!ママ!」

 

 

「これで終わりだよ!キール!」

ビッグマムはゼウスに腕を突っ込む

 

 

「初めて息が合ったな。私もそう思ったところだ」

キールは腕に出せる限界の覇気を纏う

 

 

「「雷霆(らいてい)!!」」

ビッグマムの雷霆がキールに当たったと思われたが、キールはビッグマムの攻撃を受け流した

 

 

「「赤札退場(レッドカード)!!」」

キールのアッパーがビッグマムにもろに入り、ビッグマムはその場に倒れ気絶した

 

 

「ハァハァ…これで平均年齢が少し下がった」




アンケートありがとうございますm(_ _)m
終わりに向けラストスパート頑張ります
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。