エレジアの不響和音   作:匿名P

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ウタの戦闘シーンが今回ありますが、ウタの技が納得頂けないものがあるかと思われます。私の感性で作りましたので違和感を感じる方もいると思います。皆さまの期待に応えられない出来になってしまったと反省しています。
それでも見て頂けるという方は、あまり深く考えずに見て頂けるとありがたいですm(_ _)m
長文失礼しましたm(*_ _)m


超人vs歌姫

「俺たちも始めるとしよう」

 

 

「…」

ウタはカタクリの言葉に身構える

 

 

「…」

カタクリは何もせず立ち尽くしていた

 

 

「…?(何もしないの?ならこっちから!)」

 

 

「「音符の激唱(トーンショット)!」」

ウタは人差し指をカタクリに向けるとそこから無数の音符を飛ばす

 

 

「!?(当たってない!)」

カタクリはウタの音符攻撃を全て避けていた

 

 

「「旋律の爆弾(メロディーボム)!」」

ウタはカタクリよりも大きい爆弾を生み出すとカタクリに飛ばす。カタクリに当たる直前でその爆弾は爆発した。爆風により砂が舞ったためウタは目を閉じる

 

 

「…!?」

ウタが目を開けると前にカタクリはいなかった

 

 

()()()()()の実力はそんなものか?」

後ろに回っていたカタクリはウタの頭目掛けて蹴りを繰り出すがウタはかろうじて躱した

 

 

「いつの間に…攻撃も当たらないし…」

前に転がりながら避けたウタは服についた砂を落としながら言った

 

 

「(でもやらなきゃ…!)」

ウタは決意した顔で前を見る

 

 

「「旋律の序曲(旋律のプレリュード)!」」

ウタは先程と同じように人差し指をカタクリに向けると譜面をカタクリに向けて出した

 

 

「…!」

カタクリは譜面を避けるが、避けた先にも譜面が迫ってきており間一髪で躱す。その後も譜面は無限にカタクリを追い続けていく

 

 

「「角モチ(かくモチ)!」」

カタクリは譜面を避けながらウタの目の前に現れ腕をモチに変え武装色で硬化しウタの腹部を殴る

 

 

「…!」

ウタは腹部に強い衝撃を受けると反射的に口から唾が出てくる

 

 

「ハァ…ハァ…」

ウタは涎を手で拭うとカタクリを睨みつける

 

 

「「組曲・激唱爆弾(組曲・ショットボム)!」」

ウタは巨大な音符を生み出すとそこから無数の音符がカタクリに向かっていく

 

 

「…!

避けきれん!」

音符の中にはカタクリに当たる直前に爆発するものもあり予測がしずらい。予測できたとしても爆発の範囲も広いため当たってしまう

 

 

「ヴッ…!」

カタクリはガードして防ぐものの、全てを防げたわけではなかった。攻撃が全く当たらなかったカタクリを倒せるとウタに希望が見えてきた

 

 

「「流れモチ(ながれモチ)!」」

カタクリは地面に触れると地面をモチ化させ、ウタを捕まえようとする

 

 

「地面が動いてる!?」

ウタは避けながら地面が流動していることに驚いていた

 

 

「俺の能力は覚醒済だ。これくらいどうってことはない」

 

 

「「加ヶ身モチ(かがみモチ)!」」

ウタが流動するモチに捕まるとその上から覆い被さるようにモチが三段落ちてきた

 

 

「いやぁー!」

ウタはかろうじて体を捩り全身には覆い被さらなかったものの足にモチが乗っかり動けなくなっていた

 

 

「これで終わりだ…!」

カタクリはゆっくり歩いてウタの前に来る

 

 

「「柳モチ(やなぎモチ)!!」」

カタクリは足を振り上げ、無数にモチ足を増やすと覇気を纏いウタ目掛けて振り下ろした

 

 

「…」

カタクリの攻撃をもろに食らったウタは一切動かなくなった

 

 

「あとはママか…」

カタクリはウタに背を向けて歩き出した

 

 

「…!?

なぜまだ動ける!?」

歩き出そうとしたカタクリの足をウタの手が掴んでいた

 

 

「まだ…終わってないよ」

ウタは顔を上げ不敵に笑うと譜面を手から出しカタクリの足に巻き付けた

 

 

「「譜面の鈴音(譜面のリンネ)!」」

ウタはカタクリを上に持ち上げると下に叩きつけた

 

 

「これからだよ!」

ウタはモチから抜けると背中から翼が生えてくる

 

 

「グッ…!調子に乗るなよ…!」

カタクリは起き上がるとウタを睨む

 

 

「!?

ママ!!」

カタクリがビッグマムの方を見るとありえない光景が広がっていた。ビッグマムが倒れ、見知らぬ男が立っている

 

 

「キールさん!」

ウタの声に気づいたキールがウタにグッドホーズを出す

 

 

「うん!」

ウタはキールにウインクをする。ウタはキールに励まされた

 

 

「ママがやられたのは想定外だが、お前さえ連れて帰れば問題ない」

カタクリはウタを再び睨む

 

 

「負ける気はないから!」

 

 

「「独奏譜面(ソロノートン)!!」」

ウタは右手を前に出すと譜面と音符を同時に生み出しカタクリに飛ばす

 

 

「…」

カタクリは神経を研ぎ澄ませ、ウタの攻撃に集中する

 

 

「……!!」

ウタの攻撃を避けていたカタクリだったが、伸びてきた譜面に捕まり地面に叩きつけられた

 

 

「ヴッ…!

無双ドーナツ!!」

カタクリは起き上がると自身をドーナツ状にして回転しながらウタに迫ってくる

 

 

「モチじゃないの!?」

ドーナツになったカタクリに思わずウタが突っ込む

 

 

「よそ見してていいのか?」

ウタが気づいた時には目の前にカタクリがいた

 

 

「「力餅(ちからもち)!」」

カタクリの強烈なパンチがウタを襲うが、見聞色の覇気で予測していたウタは躱した

 

 

「(こいつ見聞色を…!)」

 

 

「「双奏綴翏(ツインテール)!!」」

ウタは両手を前に出すと譜面と音符を同時に両手から飛ばした

 

 

「「ナグリ餅(ナグリモチ)」」

カタクリはモチで無数の手を作ると全てに覇気を込め音符を相殺していく。カタクリはドーナツ状になると譜面を走りウタの前に現れる

 

 

「「力餅(ちからもち)!」」

カタクリのパンチがウタを吹っ飛ばした

 

 

「「終曲の譚詩曲(終曲のバラード)!」」

ウタはすぐに立ち上がると両手を前に出し螺旋状に回転させながら譜面をカタクリに伸ばしていく。譜面の他にも音符が爆発しながら飛んでいく。螺旋状に回転しているためスピードが先程までよりも格段に早い

 

 

「「焼餅(やきもち)!」」

カタクリは見聞色で譜面の方向を予見し、譜面を避けるが、音符の爆発が当たりダメージを負った。カタクリはすぐに前を見ると腕を膨らませ、弾ける威力でパンチを繰り出す

 

 

「あぶな…!」

ウタは見聞色で予見したものの、スピードが思ったよりも早くかろうじて躱した

 

 

「「餅吟着(もちぎんきゃく)!」」

カタクリは続けて無双ドーナツを無数に出し、そこから力餅を出現させ、ウタを乱打する。

 

 

「「戦慄の鎮魂歌(戦慄のレクイエム)!」」

ウタは両手を前に出し譜面を無数に出現させ、そこに音符を貼り付けるとカタクリのパンチと相殺させる。お互いの攻撃が相殺されながらもお互いに1発入った。その攻撃で2人は倒れるが、両者共にゆっくりと起き上がった

 

 

「やるな…ハァハァ」

カタクリは口から流れてきた血を手で拭い言った

 

 

「初めて戦う人がこんなに強い人なんて…聞いてないよ」

ウタは困った顔で言った

 

 

「「終わりにしよう」」

2人の言うタイミングが一致した

 

 

「キールのおかげで色んな力の使い方を知った。だからここで生かさないと」

ウタは目を閉じ、しばらくしたあと目を見開き、背中の翼を黒に染めた

 

 

「不思議な力だ…だが、お前はここで負ける」

カタクリはドーナツ状になるとウタに迫っていく

 

 

「「戦慄の楽譜(トットムジカ)!!」」

ウタは右手の人差し指を前に出すと、そこから赤黒いビームがカタクリに向けて放出される

 

 

「「斬切餅(ざんきりもち)!!」」

カタクリは武装硬化した腕に棘を生やしてウタを殴ろうとする

 

 

「ウォォーー!」「アァァーー!」

 

 

「そこまでだ」

お互いの攻撃が当たる直前でキールがお互いの攻撃を止めながら入ってきた。左手で斬切餅を、右手でビームを止めた

 

 

「キールさん!」「貴様…!」

 

 

「これ以上、弟子に無茶をさせる訳にはいかない」

 

 

「まだ足りないと言うなら、私が相手をするよ」

 

 

「…!」

 

 

「君のボスは倒れてる。ここで退くのが一番だと思うが」

ビッグマムは未だに地面に寝そべっている

 

 

「……

次は仕留める」

カタクリはビッグマムを持ち上げると海賊船に戻って行った

 

 

「はぁーー疲れた」

ウタは翼を無くすと地面に寝そべった

 

 

「その調子ならそこまで重症ではなさそうだけど、怪我はないかい?」

 

 

「大丈夫だけど…キールさんこそ大丈夫なの?」

ウタが気になったのはキールの右手だった。右手の皮膚が焼けただれたようになっている。見ているだけでも痛くなるくらい酷い

 

 

「これのことか?これなら大丈夫、もう治ったから」

 

 

「いや全然大丈夫じゃないよ!貸して!」

ウタは強引にキールの右手を引っ張ると、焼けただれた部分から優しく自分の手を重ね合わせた

 

 

「治った…すごいな!」

キールの火傷がみるみる治っていき、痛みを感じなくなるほど治った

 

 

「無茶させたくないとか言ってたけど…いつも無茶するのキールさんじゃん」

正論を言われキールは苦笑いする

 

 

「確かにね…」

 

 

「でも、いつもありがとう」

 

 

「私こそありがとう。今日は助かった」

 

 

「もうしたくないけど…でもキールさんのためだったら大丈夫」

ウタは笑顔でキールに言う

 

 

「さぁ戻ろう。ゴードンが心配する頃だ」

 

 

「こんなにボロボロだったら絶対なんか言われるよね…」

ウタはマズそうな顔をして言う

 

 

「まぁ…仕方ない。その時はその時だ」

キールは少し考えるフリをしたあと開き直った

 

 

「うふふ、うん!」




アンケートありがとうございますm(_ _)m
賛否両論ある今回のお話だったと思います。
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