エレジアの不響和音   作:匿名P

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アンケートありがとうございましたm(_ _)m


出会い

「おぉ〜怖いねぇ〜」ピューン

 

 

「!?」

キールに向かって光線が飛んできた。キールは刀で光線を止める

 

 

「軽い気持ちでここに来たんだけどねぇ」

 

 

「大将・黄猿か」

キールに向かって光線を放ったのは海軍大将・黄猿だった

 

 

「天竜人目の前でやられて黙ってるわけないでしょう」

 

 

「おーい!ブルック!」

黄猿とキールが一触即発の状況下で麦わらの一味がブルックを迎えにやってきた

 

 

「!

 

ブルック君頼むぞ!」

キールはそう言うとステージ後ろの壁を斬り、外へ出て行った

 

 

「逃がすわけないでしょうが」

黄猿もキールのあとを追って外へ出て行った

 

 

「ウタさん、ゴードンさんこっちです!」

ブルックは2人を迎えに来た仲間の元へ案内する

 

 

「麦わらの一味を逃がすな!!」

海兵たちは銃をウタたちに向ける

 

 

「観念しろ!!」

 

 

「早く乗れ!」

催促されウタたちは乗り物に乗り込み会場を後にした

 

 

「クソっ!!これから大儲けって時に!」

 

 

「追え!麦わらの一味を逃すな!!」

 

 

______

 

 

「もう観念しなさいよ」

キールは会場からなるべく離れたところで黄猿に追いつかれた

 

 

「もう逃げはしない。存分やろう」

キールはそう言うと刀を抜いた

 

 

「困るねェ。こんなところで時間は使いたくないんだけどねぇ」

キールの構えを見て黄猿も警戒する

 

 

天叢雲剣(あまのむらくも)

黄猿は光で剣を作るとキールに向かって行く

 

 

「いきなりか…!」

キールは黄猿の攻撃を受け止める

 

 

「天竜人に手ぇ出してここから生きて帰すわけないでしょうに」

 

 

「あんなゴミ守って何になる?」

キールの刀と黄猿の刀がぶつかり合い金属音を立てる

 

 

「あっしも守りたくてやってる訳じゃねぇんで」

 

 

「世界貴族がそんなに怖いか?」

 

 

「あんたには関係ない話でしょうが」

黄猿が面倒くさそうに言う

 

 

「そうか…」

 

 

「あんたを捕まえるにはこちらとしては覚悟を決めなきゃいけないんでねぇ」

 

 

「だからあんたのことはわざと避けてたのにねぇ。なんで今になって本性出したんだ?」

黄猿はキールと距離を置くと光線を飛ばす

 

 

「関係ないだろ」

キールは光線を刀で防ぐ

 

 

「過去に何があったかは知らねぇが、海軍の面子を潰されると困るんでねぇ」

再びキールの刀と黄猿の刀がぶつかり合う。キールが聖地で暴れたことを黙認していた

 

 

「結局面子か。海軍らしいな」

 

 

「新元帥は面子(メンツ)を大事にするんでねぇ。それにここであんたを逃がせばあっしの面子(メンツ)も丸潰れでしょうが」

キールと黄猿が刀越しに睨み合う

 

 

「ゴミ斬られて潰れる面子(メンツ)なんてないものだろうが!」

 

 

「斬った本人が言うことか?それ」

 

 

「あんただけじゃなくてUTAも捕まえなきゃならないんだよねぇ」

 

 

「今のウタは手に負えないぞ」

ウタの成長を間近で見てきたキールだからこそ言えることだった

 

 

「それはどうかねぇ?UTAの方が優先度が高いからねぇ」

 

 

「ゴミよりもウタの方が優先度が高い?」

 

 

「あんたに話す義理はないでしょう」

 

 

「もう腹の探り合いはやめないかねぇ。そろそろ行かせてもらわねぇとね」

 

 

「あぁ。ここから先には進ませない」

キールは黄猿と間合いを取り刀を構える

 

 

「ウタを捕まえたいなら殺してもらおう」

 

 

「元々その気だったんだけどねぇ」

黄猿も刀を構える

 

 

「死んでもらおうかねぇ!」

黄猿がキールに持ち前のスピードで向かって行く

 

 

「!?」

キールが黄猿の攻撃を受け止めようとした瞬間、目の前に盟友が現れた

 

 

「レイリー!」

 

 

「またあんたか。冥王・レイリー。邪魔する気か?」

 

 

「早く行け!ルフィ達は出港の準備ができてる。あの子達も一緒だ」

 

 

「…わかった。ありがとう」

キールはそう言うとサウザンド・サニー号に向かって行った

 

 

八咫鏡(やたのかがみ)

黄猿はキールを追おうとするがレイリーに止められた

 

 

「誰が行かせるか」

レイリーは不敵に笑った

 

 

「邪魔する気か…なら仕方ないねぇ」

黄猿は再び「天叢雲剣(あまのむらくも)」を作り出す

 

 

「あんたの相手をする気はないんだけどねぇ」

 

 

「あいつのためなら仕方ないさ。深い絆があるからな」

 

 

「これだから海賊は嫌だねぇ」

 

 

______

 

 

「どこだ…!」

キールは手当り次第に港を探すがウタたちが乗っている船は見つからない

 

 

「早く見つけないと…!」

キールの見聞色でウタの居場所を探そうにも、シャボンディ諸島に色んな人の気が混じりあっているため時間がかかる

 

 

「麦わらの一味はこっちだ!早く来い!」

キールの目の前を海兵たちが通って行った。キールはフードを被っているため気づかれることはなかった

 

 

「…?あっちか!」

海兵たちが向かった先に海が見え、そこに船がいる。だが、船は地平線の向こうへ向かっている

 

 

「急げ!」

キールは船の方に急いで向かった

 

 

「あれか?」

海1歩手前まで来たキールは船に向かうため空を歩いた

 

 

「なんだあれ?」

海兵たちは麦わらの一味の船に空を歩いて向かって行く人物をずっと見ていた

 

 

「なんじゃあれは?」

同じように九蛇海賊団も謎の人物を見ていた

 

 

「ん?なんか来てねぇか」

船に近づいてくる人影が見えたゾロは刀に手をかける

 

 

「あ?何言ってんだお前は…って本当だ。しかもあれ月歩(ゲッポウ)か?」

サンジはゾロの言ってることが分からず馬鹿にしようと空を見ると人影がこちらに来ていた

 

 

「おい!ルフィ!誰か来たぞ」

ゾロがルフィを呼ぶ

 

 

「ん?なんだ?」

 

 

「あれ見ろ!」

ルフィがゾロの指差した方を見るが誰もいない。その代わりに船にその人影は立っていた

 

 

「誰だお前」

ルフィは真面目な声で言った

 

 

「…」

ゾロは無言で刀を抜く

 

 

「あんたたちね!さっきからうるさいわよ!ウタちゃんが嫌がるでしょ!…って誰?」

船の中からナミが怒りながら出てくるがフードを被った人物を見た瞬間、雰囲気を変えた

 

 

「あ!キールさん!」

ウタも出てきて、フードを被った人物を見て飛びついて行く

 

 

「え?この人が?」

 

 

「手荒い歓迎を受けてしまったね」

キールはそう言うとフードを取った

 

 

「キールさん良かった…」

 

 

「ありがとうウタ」

 

 

「キー!なんだよあれ!」

サンジはキールにウタが飛びついて行くのを見て嫉妬する

 

 

「あんたがさっき言ってた…」

 

 

「おっさんがキールか?」

 

 

「あぁその通りだ。早く船を進めた方がいい」

 

 

「どうして?」

 

 

「話はあとだ。早く船を進められないか?」

 

 

「オウ、任せとけ」

フランキーが船の舵を取る

 

 

「逃がさないよォ」

サウザンド・サニー号のすぐ近くに黄猿が現れる

 

 

「やべぇ黄猿だ!」

船員は戦闘態勢に入る

 

 

「頼む」

キールはフランキーにそう言うと刀を抜いた

 

 

「何するの?」

 

 

「海を斬る」

 

 

「「「……はぁぁ!?!?」」」

キールの口から出た言葉にみんながキール早く方を向く

 

 

「早く!」

 

 

八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)!」

黄猿は麦わらの一味に向かって光線を無数に飛ばす

 

 

「オ、オウ。行くぞ!クー・ド・バースト!!

 

 

「覇道一文!」

キールが海に向かって横長の斬撃を飛ばし巨大な水しぶきが立った瞬間、船はものすごいスピードで進んだ

 

 

「やってくれるねぇ。キール」




黄猿絶対強いよね
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