エレジアの不響和音 作:匿名P
エ○ァのキ○ル委員長やんけ
「みんな!おまたせ!ウタだよ!」
バラティエでのライブは予定通りに始まった
「始まったか」
ゴードンとキールがステージ裏からライブを見守る
「ここがウタの世界...」
キールはウタワールドに初めて入ったため改めてウタの能力に感心した
「U!T!A!U!T!A!」
シェフ達が一心不乱にウタに歓声を送る
「新時代はこの未来だ〜♪世界中全部〜変えてしまえば〜♪」
ウタが歌い始めるとシェフ達の歓声も激しくなるが、それに負けないくらいウタの歌声はよく響いている
「新時代だ!」
ウタが必ず最初に歌う曲である「新時代」が終わるとウタはステージ裏にいるキールにウインクをする。
「…」
キールは無言だが笑顔でウタにグッドサインを出す
「さぁみんな!まだまだ盛り上がっちゃおう!」
ウタはキールのグッドサインに笑顔で応えると観客に向けて言った
「いくよー次の曲!」
______
「スゥー」
ライブが始まってから休むことなく歌い続けていたウタだったが、観客をウタワールドに取り込んでいることもあり疲労が溜まってステージ上で寝てしまった。ウタが寝たと同時にウタワールドがなくなりバラティエの姿が見えてくる
「寝てしまった。ライブを終わりにしよう」
ゴードンは寝てしまったウタを抱えると観客達に言った
「キール、ウタを頼む。私はライブの処理をしなければいけない」
キールはゴードンからウタを渡されると、用意された部屋のベットにウタを寝かせた
「UTAは大丈夫なのか?」
シェフ達がウタの心配をして今にもステージに登ろうとしていた
「ウタなら大丈夫です。ですが、これでライブは終了です。ありがとうございました」
ゴードンは深々と観客に頭を下げると映像電伝虫を切り始めた
「ウタ!まだ休んでいた方がいい」
ウタは目を覚ますとふらついた足取りでステージに出てきた
「みんなーごめんね!いつも私が寝ちゃってライブが続かなくて…でも次のライブも頑張るから必ず見に来てねー!」
ウタはそれだけ言うと再びステージ上で寝てしまった
「無茶をするから!」
キールはウタを抱えるとさっきいた部屋にダッシュで戻った
______
「キールさん、ゴードン」
「元気になったか?」
「うん、ごめんね無茶して」
「そんな気にすることはない。それよりも、ライブ良かったじゃないか」
「ほんと!良かった〜」
キールから褒められたことでウタの後ろ髪がピンッと立つ
「良かったよライブ」
ゴードンが優しい笑顔でウタに言う
「ゴードンもありがとう」
「そろそろここを出よう。ライブの予定がまだ入ってる」
ゴードンは手帳のようなものを確認しながら言う
「うん、わかった」
「荷物をまとめるか」
3人は新たなライブ会場へ向かうため荷物の準備を始めた
「短い間だったけど楽しかったなー」
ウタは船に乗り込みながらそんなことを言う
「あぁいいところだった」
フードを被ったキールがウタのあとに船に乗り込む
「UTA!ありがとうー!」
見送りに来たシェフ達が精一杯ウタに向けて手を振っている
「こちらこそー!楽しかったよー!」
ウタもシェフ達に負けないくらいに大きく手を振る。ウタはシェフ達の姿が見えなくなるまで手を振り続けた
「あーあ行っちまった…」
ウタが行ってしまったシェフ達の雰囲気は哀愁が漂っている
「こら!野郎ども!仕事だ仕事!」
ゼフの一声でシェフ達はバラティエにぞろぞろと入っていく
「それにしても不思議なやつだったな。
ゼフは笑いながらそう言うと最後にバラティエに入って行った
______
「次はどこ?」
「次はサクラ王国だよ。新しい国の新興記念にということだそうだ」
「新しい国?革命でも起きたのか?」
「元々ドラム王国という名前だったそうなんだが、その時の国王がどこかへ行ってしまった。そのため新しい国ができたそうだ」
「
「サクラ王国まで時間がある。ゆっくり休むといい」
ゴードンはウタを見ながらそう言った
「じゃあ休んでるね」
ウタはあくびをしながら寝室に入っていった
「うわぁーー!」
ウタが寝室へ入ってしばらくすると船に乗っている望遠鏡を持った船員の1人が叫んだ
「何が起きた!」
他の船員が望遠鏡を受け取ると叫んだ船員が指差す方を見た
「あれは…!モビー・ディック号!」
望遠鏡を受け取った船員は衝撃のあまり望遠鏡を落としてしまった
「「モビー・ディック号?」」
キールとゴードンが声を合わせて言う
「モビー・ディック号は大海賊”白ひげ”の船です!何故ここに…!」
「大海賊か…ウタが起きるとまずい」
ゴードンがサングラスで目元は見えないが確実に困った顔で言う
「”白ひげ”か…懐かしいな!ここは私に任せてくれ」
「任せてくれってどうするつもりだ?」
「あいつは元船員だ。顔くらい知ってる。私が会いに行けば少なくとも彼らから絡まれることはないだろう」
「だが、それでは君が!」
やると言ったらやる男なのがわかっているゴードンはキールを止めようと説得する
「いいんだよ。最悪泳いで行くから」
この男は何を言っても無駄だった。キールはモビー・ディック号に向けて飛んで行った
「親父!なにか近づいてきます!」
望遠鏡を覗きながら白ひげ海賊団の船員が言う
「この覇気…!グラララ、生きてやがったか」
白ひげは一瞬真面目な顔をした後懐かしい顔を浮かべて笑った
「久しぶりだな…ニューゲート」
キールはモビー・ディック号に乗り込むなり覇王色の覇気を出して近くいる船員を気絶させる
「キール!」
ここで白ひげ登場です!
こんなところにいるのか?という疑問もありますけど白ひげは時間がないので会わせてあげたかったんです
見てくれてありがとうございますm(*_ _)m
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