エレジアの不響和音 作:匿名P
アンケートに回答頂きありがとうございますm(*_ _)m
第五話でミスがありました。すいません
「何の用だ」
白ひげが薙刀を手に取り戦闘態勢に入る
「戦う気はないんだ」
キールはそう言うと両手をあげた
「人の船に勝手に乗り込んできて、おまけに覇王色の覇気まで出して俺の家族に手出したんだ」
「だが、これはちょうどいいなァ…おい!お前らこいつの相手してやれ!」
「うぉーーー!!やれぇ!」
船員達は白ひげの言葉でキールを攻撃しようとする
「言語同断か?その気なら少しだけ付き合ってあげよう」
キールは再び覇王色の覇気を出し近づいて来た船員達を気絶させた
「若けぇやつが突っ走んじゃねぇよい」
「あいつはやべぇ!お前ら下がってろ!」
「戦争しに来たわけじゃないんだけどな」
キールは困った顔をしながらも刀を抜く
「なら尚更なにしに来たんだよい」
不死鳥マルコがキールへ足蹴を繰り出すがキールはこれを刀で防ぐ
「ニューゲートの顔を見に来たんだ」
「親父の知り合い?なら普通に来ればいいだろうよい」
「そうもいかない事情があるんだ。君達の仲間を傷つけてしまったことは申し訳ない」
「こいつらは仲間じゃなくて家族だよい!」
「家族か…夢、叶えてるのかニューゲート」
マルコの攻撃を防ぎながら白ひげに目配せをする
「フン、てめぇは俺の親か?冷やかしに来たんなら帰れ!」
「冷やかしとか戦争をしかけに来たんじゃない。話を聞いてくれ」
キールは刀を振り払ってマルコを吹き飛ばすと刀を鞘にしまい、再び両手を上に挙げる
「やめておけ、あいつに戦う意志はねぇ。それで何だ話ってのは?」
白ひげもキールに戦う意志がないことがわかり、突っかかろうとする船員達を抑える
「これから近くに船が通るんだ。その船は見逃してくれないか?」
キールは白ひげに深々と頭を下げた
「グラララ、そんなことか。安心しろ。俺は海賊船以外は襲わねぇ」
白ひげはキールの話が思ったよりも軽いことに笑った
「船ってさっき通ってった船のことか?」
船員の1人が見えなくなりそうなほど小さくなっている船を指差す
「そうか、何もなかったんだな良かった」
「キール、せっかく来たんだ。1杯飲んでけよ!」
「行かなきゃいけないところがあるんだ。今すぐそこに行かなければ」
キールは白ひげが酒を持って迫ってくるので困った顔をする
「どこに行くんだよ?」
「サクラ王国だ」
「サクラ王国なら送ってやる。俺たちもさっき行ったばかりだ」
「戻ることになるがいいのか?」
「グラララ、気にすんな。おめぇとは久しぶりに飲みてぇからな」
「おし!野郎ども!サクラ王国へ向かうぞ!」
「「へい!」」
白ひげが言うと船員達はそれぞれの配置につきサクラ王国へと船を進め始めた
「そうか、なら言葉に甘えて頂こう」
キールは盃を受け取ると酒を注いで白ひげと乾杯した
「こいつと2人きりで飲みてぇ。お前達は中に居てくれるか?」
隊長達も含めた船員達が白ひげの言葉で船内に入っていく
「おめぇなんで船に乗ってんだ?海賊はやめたんだろう?」
キールが死んでると思っていた白ひげは再び船に乗っているキールが疑問に思っていた
「お前、UTAって女の子知ってるか?」
「あぁ知ってる。よく新聞出てくる小娘だろ」
「私は今その
「グラララ、おめぇにそんな趣味があったとはな」
勘違いしている白ひげはキールの言葉を聞いて笑い出す
「ちがう!そういう意味じゃない!付き添いだ!」
酒のせいなのかキールの顔が赤くなっている
「ウタは海賊が大嫌いなんだ。だから海賊と鉢合うとどんな海賊であろうと戦争仕掛けるかもしれない」
「だから、てめぇが来たわけか」
「あの時、ウタは寝ていたが万が一起きたらまずい状況になってた」
キールは最悪の事態を想像しながら酒を飲む
「そういやおめぇ、出身エレジアなんだろ。大丈夫だったのか?」
ふざけた雰囲気を出していた白ひげがさっきとは打って変わって真面目な顔で話始めた
「大丈夫でなければ今生きてない」
「赤髪の小僧がやったと新聞では言ってたが…」
「お前もシャンクスに会えばわかる。あいつはそんなことする男じゃないってな」
「おめぇがそんなに言うのか…面白ぇ」
再び笑いながら酒を飲み始める
「だが、あの事件からもう30年以上経っちまったな」
「そうだな。時の流れは早いな」
「しっかし、今の世界はルーキーがなんだのと騒いでやがる」
白ひげは半ばボヤキながら言った
「この海を生き残れるのはひと握りの人間だけっていうのはお前はわかってるだろ?」
「あたりめぇだ。おめぇが今海に出りゃ荒れるぜ。政府も黙っちゃいねぇだろう」
「その気はない。私はもう時代の老いぼれだ。1度燃え尽きた人間が復活することはできない」
「だが、おめぇが生きてることが海軍や政府にバレれば小娘と一緒にいることは出来ねぇぞ」
「バレたらまた考える」
「変わってねぇな。突っ走るだけ突っ走って考えることは後回しにするところ」
白ひげが懐かしい顔をする
「着いたみてぇだな」
船の進むスピードが落ちてきて前方に島が見えている
「久しぶりにいい酒が飲めたぜ。ありがとうな。気ぃつけろよ」
「あぁこちらこそありがとう。美味かった」
キールはそう言うと船から飛び出した
「あ!いた!」
ウタがキールを見つけ指を差す
「心配したんだから!」
ウタが興奮気味にキールに食ってかかる
「すまないすまない」
「あの船は?」
「あれは私の知り合いの船だよ」
「へぇー海賊?」
「…」
キールは嘘をつくべきか本当のことをいつべきかで迷い言葉に詰まる
「海賊なんだ、でもキールさんに何もないなら優しいんだろうね」
「何も言わないのか?」
いつもなら明らかな嫌悪感を出すはずなのに朗らかであるウタにキールは違和感を持った
「キールさんが言ってたでしょ、海賊にも良い海賊がいるって。だからあの人達はきっと良い人達なんだろうなってなんとなくだけどわかるんだ」
「そうか、成長したな」
「そうでしょ!ほら早く行こうゴードン先に行っちゃったよ!」
ウタはキールの手を無理やり引いて連れていく
「わかったわかった。自分で歩けるから手を離してくれ」
キールは苦笑いしながらもウタに引っ張られて行った
「(あばよ、ニューゲート。もう少ししたら私もいこう)」
キールはモビー・ディック号がいた海の方を見て心の中でそう思った
この先どうしようか悩んでるんで、アンケート次第でこの先のストーリー変わってきます
改めて見返すとバグが出まくってたので取り除きました