ガル学。〜GirlsRevolution〜   作:れもねーどすたんど

4 / 7
episode1 私の夢はここから!ガールズパフォーマーへの道!#4

 

〜小川ヨウカのコミュ力講座!自己紹介編〜

 

①まずは隣の人に話しかけてみよう!

 

②ノリでなんとかしよう!

 

③①と②をくりかえそう!!

 

 

こんな感じで生きてきたからさ、私。

 

3分もたたないうちに私の周りにはたくさんの“お友達”が集まってた。休み時間に友達とおしゃべりするほど楽しいものはないよね!

 

私の机以外でも、いくつかのグループになってわいわいとしゃべりこんでいる。全国からこの学校に集まってくる女の子たち、みんなひとりぼっちで寂しかったんだと思う。私もその1人だったし。ママは東京までついてきてくれたけど、宮崎のガールズスタジオの仲間とはこの前お別れ会を開いた。それ以降ずっとひとりだったんだよね。やっぱ友達っていいなぁ。

 

でもね、コミュ力おばけはこんなもんじゃ終わらないゼ。

 

 

〜小川ヨウカのコミュ力講座!オウヨウ編〜

 

①自分の“少しどうでもいい話”や“失敗談”はGood!(会話のハードルが下がるヨ)

 

②好きなモノやコトの共通点を見つけよう!

 

③①と②をノリと感覚でやろう!

 

 

ノリで生きてきても意外とこういうとこ器用だからさ、私。見逃さなかったぞ〜!

 

「好きなユニットある〜?」「私、Kyu²(キュウキュウ)が好き!」私がそう答えた時、視界のはじっこーーー教室のはじっこでもある席ーーー先頭の1番右、廊下側の席で1人座ってた子がピクって動いて、こちらに視線をやった。綺麗に結んであるポニテのシュシュが明るいパステルピンクであるおかげで、視界のはじっこでも私はしっかりとらえていた。

 

 

ーーー絶対あの子Kyu²好きじゃん。

 

 

Kyu²の話だったらマジでいくらでもできる。(自信しかない)

 

これは話しかけに行くしかないっしょ!!

 

あの子1人でいるから、話しかけるのにためらいは1ミリもない。ちょっとあの子と話してくるねっ!ってみんなに言い残して、その子のもとへ一直線!!

 

(トントンと肩を叩く。彼女がこちらを振り向く。)

私、ヨウカ。よろしくね!ねね、Kyu2好き!??さっきさ、あっちでKyu2の話してたら反応してたように見えてさ!やっぱ好きよね!?仲間だ〜〜!いぇーーい!(ハイタッチをする)

 

ここまで感覚的にイメージできた。これがノリってやつよ。あとはこのイメージで話しかけるだけ!!

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

チャイムの音とともに「席に座りなさ〜い」っていう先生の高くとおる声が耳にダイレクトアタック。あぁ、休み時間10分の制限時間忘れてた…せっかくいい感じだった(妄想では)のに〜!

 

また今度、か。

 

私は渋々自分の席へ戻る。さっきまでお友達が座ってたのかな、少し椅子にぬくもりがある。

 

まだ、学校は始まったばかり!!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。