「そうですか。四葉と風太郎さんが」
風太郎のプロポーズ?があった夕飯時に、事の顛末を零奈に報告した。
ちなみに父さんと母さんは日の出祭が終えてしばらくしてまた海外に行ってしまっている。
無堂の一件で零奈がかなり力説をしていたが、結局零奈と母さんは父さんに正体をばらすことはなかった。
父さんは父さんで、娘の成長を感動していたので特に気にしていないようである。
「それにしてもいきなり、好きです結婚してください、ですか。風太郎さんらしいと言えばらしいですね」
クスクスと笑いながら零奈は言う。
「まあ、あいつなりに誠意を見せたんじゃないかな。待たせてしまったこと。それに...」
「それに?」
「いや、なんでもない」
それに、一花への想いを断ち切るためにも。
「……何にせよ。受験生であることに変わりありません。四葉は体育大学への推薦をもらったとはいえ、最低限の学力が必要なのでしょう?」
「ああ。あの二人に関しては問題ないと思うよ。付き合おうが今まで通りに過ごすでしょ」
「たしかに、そんな二人の姿が容易に想像できますね」
風太郎と四葉。二人が付き合っても付き合わなくても、変わらないやり取りを想像しながら、零奈と二人笑いながら夕食を食べるのだった。
「だ、か、ら!ここはもう百回は教えたはずだ!何回間違えれば気がすむんだ馬鹿!」
「ごめんなさーい」
今日も今日とて図書館で皆で勉強会だ。
そして今日も今日とて四葉は風太郎にリボンを引っ張られながら怒られている。
いつもの光景だ。
「普段通りの二人だわ。つまらない。とても付き合ってるとは思えないわね」
「ええ。もっとギクシャクするのかと思ってました。しかし、プロポーズを聞いたときは驚きましたが...」
「
「たしかに...風太郎はいつも僕の斜め上の行動を取るからね」
「......」
そんな雑談をしている中、三玖だけはどこか浮かない顔をしている。
「どうしたの三玖?」
「あっなんか...私、もう受験しない立場なのに、ここにいていいのかなって...」
「そんな事気にしなくていいよ」
「だな。家庭教師はもう終盤だ。たとえ、今日教師と生徒の関係が終わったとしても、明日同じように会うだろうな」
「言うねぇ~風太郎」
「う、うるせぇ」
「あはは、でも三玖がいてくれた方が心強いしね」
「そうです。教えてほしい日本史の問題があったんです。どんな目標もきっと一人では持ち続けられませんでした。何より...こうして皆で机を並べる日々が、とても楽しいです」
西日が窓から差している。夕方が訪れるには早い時間。学園祭でも五月が言っていたがもう冬が迫っていた。
冬になれば本格的な受験到来。そして卒業...
そういえば、風太郎の進路の事って皆知ってるのだろうか。
「見て、一花から連絡来てる」
学校からの帰り道。一花からの連絡が携帯にあることを三玖が教えてくれた。
「これって前言ってたドラマの役ですか?」
「凄ーい!合格できたんだ!」
「全く、あの子は私たちの何歩も先を行ってるわね」
「本当に凄い方ですよね、一花さんって」
「ふふん。置いていかれる心配があったら、私に切り替えてもいいのよカズ君?」
「そこは大丈夫だよ。逆に僕も頑張らなきゃって思えてくるから」
「ちぇー...」
「二乃はへこたれないね」
「
四葉のやれやれといった言葉に対して、桜は自分もと息巻いている。
桜...息巻いているところ申し訳ないけど、そこは見習わなくていいからね。
ブー...ブー...
ん?一花からか。
『やったー!ドラマの主演ゲットだぜ☆あ!エッチなやつじゃないから安心してね♡』
あの娘は本当に......
そこで風太郎にあるメッセージを送る。どうやら気付いたようで僕の方を振り向いてきた。
『風太郎。自分の進路、皆に自分の口から言った方がいいんじゃない?』
「お前たちに言っておかなくちゃいけないことがあるんだ」
意を決して風太郎が話し出した。そこで全員が風太郎に注目する。
話している風太郎は力が入っているのか拳をグッと握りしめている。
「俺が受ける大学...ずっと言えなかったが...とっ、東京なんだ!卒業したら俺は上京する。そしたら、もうお前たちと今までのようには...」
「え?そんなこと知ってるけど」
「は?」
風太郎の意を決した発言に二乃が答える。
やっぱり知ってたか。
「あえて聞くことはしませんでしたが...」
「風太郎さんならそうだろうと思っておりました」
「だよね。私たちは全然気にしてない」
「......っ。あっ...そう。へー...俺だけ一人で盛り上がってたのか...恥ず...」
なんかごめんね風太郎...
「あはは、一生のお別れじゃないんですから。それに直江さんもです」
「え?僕も?」
「カズヨシもこの町からはいなくなる」
「おじいちゃんの所に行くのでしょう?」
「あぁ...そっか」
「どこにいてもお二人のことを応援してます。お二人がそうしてくれたように」
「頑張ってくださいね」
「いつでも会いに行ってあげるわよ」
四葉の言葉に続くように、桜と二乃から激励の言葉をもらった。
まさかこんな展開になるとはね。
「ありがとな。お前たちと会えてよかった」
「風太郎...うん、僕も君達と会えてよかった」
風太郎と二人笑顔で答える。
「またな」
「じゃ、僕もこっちだから」
方向が違う僕と風太郎は別れる。
「ごめんね風太郎。恥かかせちゃって」
「別にいいさ。お前の言う通り、あいつらが知っていても俺の口から伝えなきゃいけないものだった」
夜空を見上げながらそう呟く風太郎。
その顔はどこかスッキリとしたような顔のように思えた。
~五つ子・桜side~
仲良く話しながら家に向かっている和義と風太郎。その二つの背中を見送りながら残った五人はじっと見ていた。
「予想通りでしたね」
「カズ君も含めて珍しく寂しそうだったわ」
「でもちょっと嬉しいかも」
「そうですね。寂しいと思っていたのが
「上杉さんのあんな顔が見られるなんてラッキー…………」
そこで五人の目から涙が溢れてきた。
「…バカ。泣かないって決めたでしょ」
「に…二乃だって…」
「寂しい…」
「そうです。やはり寂しさが込み上げてきますよ」
「もうすぐ卒業、なんですね」
「……今日は桜、うちに泊まっていけば?」
「お言葉に甘えさせていただきます」
五人はそれぞれ寄り添いながら帰路に着くのであった。
ある日の放課後。二乃と三玖に呼び出されたので喫茶店に向かった。
すでに席で二人が座って待っていた。
「ごめん、遅くなって」
「まだ集合時間前だから問題ないわ」
「うん。私たちが早く来すぎただけだから。それにそんなに待ってない」
「そっか、ありがとう。あ、ミルクティーで」
二人にお礼を言っているとお冷やを店員が持ってきたので注文をした。
「この三人でって何か珍しいよね」
「そうね」
その後は軽く雑談をしていると僕の注文したミルクティーが来たので一口飲む。
「それで?本題に入っていいのかな?」
「うん…」
「……実は私たちの進路についてなの」
「進路?三玖は調理師専門学校だよね?」
「うん」
「そこで私も三玖と同じところに行こうと思ってて」
「へぇ~良いんじゃないかな。ん?でもそれならこんなところに呼び出してまで言うことじゃないよね?」
「さすがカズ君。察しがいいわね」
そこで二乃と三玖がお互いを見てコクンと頷いた。
「私たちが今日相談したかったのは、卒業して専門学校に行った後のこと」
「前に私からカズ君に言ったわよね。私もおじいちゃんのところで働きたいって言ったらどうするって」
夏休みにREVIVALの店長さんのお見舞いに行った帰り道だったっけ。そんな事を言ってたな。
「ああ、言ってたね。それで僕は自分の夢を諦めずしっかりと考えるように、とも言ったね。僕に合わせるんじゃなくてね」
「ええ。だからあの後から考えてるわ。ずっとね」
自分の飲み物のカップを握りしめながら言っているから、きっと本当に悩んだんだろうね。
「別に専門学校を卒業した後の事なんてその時に考えればいいさ。今決めなくてもいい…」
「カズ君は真田って人と話してたときにこうも言ってたわよね?自分が行きたいと思った道を選ばないと勿体ない、て」
そういえば確かに言ってたなぁ。良く覚えてるもんだ。
ミルクティーを口に含みながらその時の事を思い出していた。
「だからね。私の本当にやりたいこと、自分の行きたい道が、カズ君の近くで料理をすることだったら、その時は認めてほしいの。おじいちゃんの旅館で働くことを!」
「私も!それまではしっかりと考えるから!」
しっかりと目をそらさず訴えかける二人。
そこまでの覚悟があるなら僕はなにも言わないさ。
「良いんじゃない?それが二人の決めた道なら。その時は全力で応援するさ」
僕の答えにパァーッと明るい笑顔が溢れる二人。
「あ、別に夢を完全に諦めたわけじゃないから。夢とか目標とか…この子たちみたいになりたいって思ってる部分もある。だから離れていても、これからもよろしくね…」
「「先生」」
「はいはい」
言葉ではしょうがないように言っている僕だが、口角が上がっているところをミルクティーを飲むことで隠すのだった。
キリキリキリ…………パァン
キリキリ…キリキリ…………パァーン
静かな弓道場ではつるを引く音と的に矢が中る音が響いている。
うん、二年以上のブランクがあったからどうかと思ったけどなんとか中ったか。
母さんが弓道をやっている影響でよく弓道場に連れていかれていたが、海外赴任後は全く弓を握ってなかったからね。
「和義さん、素晴らしい腕前ですね」
「いや、最後の一射だけしか中ってないからなぁ。桜は相変わらずの腕前だね。皆中とは恐れ入ったよ」
「和義さんが見てくれていますからね。調子良いみたいです」
僕の横で弓を引いていた桜がニッコリと笑みを浮かべながらそう答える。
「もう少しだけ付き合っていただけますか?」
「構わないよ」
うっし!次は二射目指しますか!
桜が動作に入ったので、それに続いて動作に入る。
キリキリキリ…………パァン
キリキリ…キリキリ…………トスッ
やっぱりうまくいかないもんだね。
ある程度引いた後休憩に入った。
「どうぞ、粗茶ですが…」
「ありがとう」
桜に出されたお茶を飲む。うん。弓道場で飲むお茶も美味しいね。
何故ここに僕がいるのかというと、一花からメッセージが来たからだ。
『桜ちゃんが弓道に付き合ってほしいんだって。今度の休みの日にでも行ってあげなよ。
最悪、桜ちゃんも一回まではOKだから』
最後の文章が何を指しているのかは敢えて聞かないでおいた。
チラッと桜を見るが、姿勢正しく自身で淹れたお茶を飲んでいる。
袴姿だからかいつもよりキリッとしているように見える。
「そういえばお婆様は正式に結婚の発表をされましたね。さすがにお相手までは言っておりませんでしたが」
「だね。お祖父さんの事を思ってでしょ」
「ええ。お婆様が今何処にいるかも一部の人間しか知りません。お父様も大変だと嘆いておりました」
「うわぁ…そりゃまた…」
「しかし、お婆様はここまで止まることなく走ってきたのです。ゆっくりされるのも悪くないかと」
「だね」
そこでお茶を口に含む。ポカポカした天気にたまに吹く風が気持ちいい。
「
「そっか。それだったら僕も寂しくないかな」
「本当ですか!?」
「あ、ああ」
「嬉しいです!和義さんにそんな風に思っていただけるなんて」
大袈裟なほど喜んでいるなぁ、桜。
「………決めました!」
何かを決意して急に立ち上がった桜。
「えっと…何を?」
「来年からバイトをします!」
「え?バイト?」
今の話の流れから何で?
「とは言っても、長期で行うわけではありません。長期休みを利用した短期集中型です!」
「はぁぁ…?よく分かんないけど、桜がやる気なら頑張ってね。あ、でも華道や弓道は大丈夫なの?」
「はい!華道はバイト先で、弓道はバイト先の近くで稽古を受けられますので」
ん?もうバイト先が決まってるような話し方なんだが…
「こうしてはいられません。思い立ったが吉日。今からでも行動を起こさなければ!というわけで、今からお婆様に連絡をしたく思います。今日はお付き合いいただきありがとうございました」
そこでお辞儀をする桜。
座ったままは失礼かと思い立ち上がった。
「いや、僕もいい気分転換になったから。誘ってくれてありがとね」
「それは良かったです。あら?頭にゴミが…お取りしますので屈んでいただけますか?」
埃か何かだろうか?桜に言われるまま屈むと…
チュッ
「ん!?」
「ふふ。一花さんから言われていませんでしたか?油断大敵ですよ」
やられたぁ~……
そう思って桜を見ると、してやったりといった顔をしていた。
「やっぱりしちゃったんだ」
その日の夜、早めに仕事を終わらせた一花が久しぶりにうちに来ていた。今は勉強も終えて零奈も含めて夕飯を食べているところだ。
「すみません…」
「はぁぁぁ…まあ私もメッセージ送ってたからね。桜ちゃんから今日のお誘いがあった時から、こうなるんじゃないかなって薄々感じてたし」
「まあ兄さんですからね」
この子は自分もしていること自覚あるのかな?
とはいえ。彼女もいるのにほかの娘とキスをした僕が全面的に悪いよね。
「はぁぁ…」
「もう!そこまで落ち込まなくても大丈夫だよ。これで私がカズヨシ君を嫌いにはならないからさ。ほら、食べよ!あーん…」
「あむ……」
「ふふふ。いつかは私の料理も食べてほしいな」
「へぇー、それは楽しみだね」
「はぁぁ…私もいないところでやってほしいものです」
二人の空気を作ってしまったのが悪かったのか、零奈のそんな呟きが溢れるのだった。
それからは全員が受験という訳ではないが、自然に全員で集まる時間は減っていった。
一花が言うには毎日夜まで五月は勉強を頑張っているようだ。塾でも頑張っている姿を見かけている。
風太郎も日々頑張っていて、たまにうちに来て勉強を見てあげている。
ちなみに二乃と三玖、四葉はすでにそれぞれの進学先を決めている。
四葉、面接以外に通常の試験もよく頑張ったね。風太郎が特に頑張ってたから受かって良かったよ。
そんな中、正月は皆で初詣に行く事になった。
「こうやって皆で外で集まるのも久しぶりだね」
「ホントだねぇ」
「二、三人とかで会うときはあるけどね」
「うん…」
「さあ!みんなでお参りしましょー!」
「五月さん、大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫です。ご心配ありがとうございますレイナちゃん」
「それを言ったら風太郎さんも眠そうですが…」
「もう、毎日徹夜してるんですよ?少しは休まないと」
「心配するな。当日ぶっ倒れるへまなどせんよ」
らいはちゃんはそういうことを言ってるんじゃないんだけどなぁ。
僕らの順番になったので皆でお参りをする。
パン
風太郎と五月。二人の希望する進路に進めますように。
そんな願いを込めて参拝するのだった。
そんな初詣からしばらくした日。今日は五月の入試の合否の発表日である。
「今日は私のわがままを聞いてくれてありがとうございます」
「いや、この時期になると僕は暇してるから全然問題ないよ」
「......」
五月のお願いもあり合格発表に同行することになった僕と零奈。
零奈は学校があるから本当は僕だけが付いて行く予定だったのだが、零奈がどうしても行きたいと言うもんだから今日は学校を休ませて付いてきている。
その零奈は今緊張しているのか、繋いでいる手に力がこもり会場に近づくにつれ口数も減っている。
まあ、娘で唯一の大学一般入試だからね。緊張するのも無理はない。
会場に着くとたくさんの受験生がいたので、さすがに発表されている掲示板までは零奈を連れていくわけにもいかない。
「五月。僕達はここで待ってるから、ここからは一人で行ってきな」
「はい...」
力強く頷いた五月が結果を見ている人達の中に消えていった。
「五月から番号は聞いてるけどさすがにここからは見えないなぁ」
「うぅぅ...自分の時より緊張しています」
「こういう緊張感を味わうのに進学するのも良かったかもなぁ」
「兄さんの場合は緊張せずに見ることが出来るでしょうから面白味がありません。あああ...五月は大丈夫ですよね...」
緊張している中何気に兄に対して酷いこと言ってる自覚があるのかないのか、あわあわしている零奈。こんな零奈を見るのは初めてだ。
まあ、僕も緊張はしているのを否めない。二人が僕以上に緊張していたから結構普通にいられるのだ。
そんなこんなでしばらくすると、確認を終えた五月が人の波から出てきた。
受験票を握りしめ下を向いている。
ど、どっちだ。
気になって仕方なかったのか、零奈が五月のそばまで行き五月の服を握りしめて問いかけている。
「ど、どうだったのですか五月?」
極限まで緊張しているからか、五月呼びのままになっている零奈。
まあ周りは自分の事でいっぱいいっぱいだろうから気にしなくてもいいか。
「うっ......うぅぅ......お母さん......」
五月は零奈を抱きしめるために屈み泣いてしまった。
駄目だったのか...
「お母さん...私...やったよ...合格した...」
「え?」
驚いた零奈は抱きついている五月の肩を持ち、少し離してお互いの顔が見えるようにして聞き返した。
「ご、合格したのですか!?」
「うんっ...!」
「よしっ!」
その言葉を聞いた僕は小さく腰辺りでガッツポーズをした。まったく紛らわしい娘だよ。
「うっ......や...やりましたね、五月」
「うんっ...!私......頑張ったよ...」
そこでまたお互い抱きしめ合う二人。もう二人だけの世界である。
よく頑張ったね五月。
その日の夜のうちに五月の合格祝いのパーティーが中野家で行われた。
皆大はしゃぎで二乃と三玖、それに五月と桜に零奈はリビングで疲れて眠っている。
僕と一花と四葉は三人でベランダに出ていた。
「いやー、改めて五月ちゃんが合格できてよかったよかった」
「だね。五月頑張ってたもん。その頑張りが報われて本当に良かった」
「合格発表の会場で二人とも泣いちゃうから僕は大変だったけどね...」
「あはは、それはご苦労様」
「後は上杉さんか...」
「まあ、風太郎は大丈夫でしょ」
「お、カズヨシ君のお墨付きなら大丈夫かな」
「これで皆の道が分かれちゃったね」
少し寂しそうに四葉が呟いた。
「一花達は今の家からそれぞれ通うから大きく変わる事はないかもしれないけどね。それでも五人揃う事が少なくなるだろうね」
「......カズヨシ君はおじいちゃんの旅館がある島に...お母さんも付いて行くって言ってたもんね」
「......上杉さんは東京、か...」
「......」
「たしかに寂しいって気持ちはあるよ。でも...」
「うん!離れていたって平気だよ。だって、私たちは皆...一人じゃない。きっと、繋がっているから」
「ああ。そうだね」
一花の言葉に対して四葉が夜空に浮かんでいる月に向かって手を伸ばしながら宣言する。
それには僕も同意だ。僕達は一人じゃない。きっと風太郎もそう感じているだろう。
そして、月日は流れ・・・・・
サブタイトルの通りそれぞれの進路を今回のお話で書かせていただきました。
クリスマスやバレンタインなんかも書こうかな、とも思いましたが原作通りパパッと進行しました。
高校2年生で書きましたので勘弁してください。
いよいよ次回で完結となります。
最後まで読んでいただければなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
外伝的に他のヒロインのお話も書いた方が良いでしょうか?
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外伝はいらない
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二乃
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三玖
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四葉
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五月
-
零奈
-
桜
-
ハーレム