五等分の奇跡   作:吉月和玖

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5.朝の定番行事

「「いってきまーす!」」

 

小学生の二人が仲良く先に学校に向かった。

ちなみに、風太郎やらいはちゃんの今日必要な教科書などについては、昨日の晩に風太郎が家まで取りに行っている。

風呂入る前に行けよと、その時に突っ込んでおいた。

 

「そんじゃ僕らもそろそろ行きますか」

「だな」

 

そして僕らも学校に向かう。

 

「とにかく、話す機会があればまずは謝れ!お前が悪くないと思おうがだ!」

「お、おう…」

「本当に大丈夫なんだろうね?」

「心配するな!成功の報告を待っててくれ!」

 

これは駄目かもしれないと思いながらも、親友の成功を祈るしかなかった…

 

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「おはよう、カズヨシ」

「おはようございます、直江君」

 

教室に着くと、早速二人から挨拶された。

 

「おはよう三玖、五月。二人ともこの学校の制服届いたんだ!似合ってるよ」

 

そんな風に誉めてあげると嬉しかったのか、二人とも顔をほんのり赤めていた。

 

「てか、朝からどしたの五月?」

「朝から大変申し訳なく思ったのですが、昨日いきなり宿題が出されまして…何とか自分で頑張ろうと思ったのですが、分からないところが多く…」

「なるほど、それで僕のところに来たわけか」

「昨日の言葉に甘えてしまいました…」

「別にいいさ。で、教科は?」

「数学です」

 

五月がそう答えながら、宿題の場所とノートを見せてくれた。

基本的なところは解けてるし合ってるみたいだ。

 

「ふんふん、基本問題は全部解けてるし合ってるみたいだね。しっかり昨日教えたところを理解してるようだ」

 

そう言って誉めてあげると、満面の笑みを返してくれた。

こういう顔を見ると教えた甲斐があったと思えるんだよね。

 

「それじゃあ教えるけど、僕が教えるのはあくまでも解き方だけ。最後に解くのは自分だってこと忘れないでね」

「はい!」

 

良い返事だ。さぁ教えようとした時だ。

 

「「「直江様!我々にも慈悲を!」」」

 

クラスの大多数の生徒がそう言ってこちらに詰め寄ってきた。

そういえば、うちのクラスも宿題出されてたんだっけ。まぁ僕は終わってるけど。

三玖はまだ参加してない授業だから知らなかったようだ。

 

「お前らはいつもだな。ったく、今は時間無いからちゃっちゃっとやるよ」

「「「ありがとうございます!」」」

 

感謝の言葉を聞きながら、黒板に向かう。

 

「ここでの公式は最初に解いた問題と同じ公式を使うんだ。だけど使い方に工夫がいる。こんな感じかな。ここまでやれば後は解くだけ、はい五月答えは?」

「えぇと、x=5です!」

「正解!やれば出来んじゃん!」

 

そんな風に自分で解けるとやはり嬉しいのか笑みを溢している。

こんな感じで続きの問題を解説していく。

 

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五月視点

 

昨日も思いましたが、やはり教え方がお上手です。

たしかに途中までは直江君が解いているのですが、そこからの道導の仕方がうまいです。

次に同じような問題が出ると、何故か自分の力だけで解けてしまう。何故でしょう。

不思議な人ですね。彼に教われば教わるほど、自分が成長してるのではないかと錯覚してしまいそうです。

それに、近くにいるととても安心しますね。これが異性との友情と言うものでしょうか?

 

五月には、まだ異性との付き合い方は数学でいうところの、応用問題のようなものであった。

 

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三玖視点

 

今日は朝からカズヨシがクラスのみんなに勉強を教えてる。

なんか黒板を使ってるせいか、普通に授業をしてるみたいだ。

そんな光景を見てると、

 

「またやってるよ」

「ホントだよね。頼まれたら断れないのか、面倒見がいいよね」

「ねぇ~」

「いつもこんな事が起きてるの?」

 

不思議に思って近くの女子生徒に聞いてみた。

 

「そっか昨日転校してきたばかりの中野さんは知らないよね。もう週に3回くらいの朝の定番行事になってるかな」

「だよね!私も前お世話になったもん」

「カズヨシって人気者なんだね」

「そりゃーね。勉強できても周りを見下さないし、スポーツも出来るとなると誰もほっとかないでしょ」

「そうそう。たしかこの間も告られてたんだっけ」

 

その言葉を聞いた時、少し胸の奥がチクりとした。

 

「でも、直江くんのそういう噂はないよね。いつも上杉くんといるみたいだし」

「あぁ、この学校の成績2トップのもう片割れね」

 

その上杉って人、同じ成績トップなのに酷い扱いを受けてるような。

 

(でもそっか、カズヨシには彼女はいないんだ)

 

何故かその言葉を心の中で呟くと、先ほどの痛みが和らいだようだった。

 

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朝のホームルーム5分前くらいに何とか終わった。

 

「「「ありがとうございました!」」」

 

皆感謝してるのか全員が頭を下げている。

というか泣いてるやつもいるぞ。

それくらいだったら、家でやってこいと思うのだが。

 

「なんかクラスを巻き込んでの形になってしまって悪かったね」

「いいえ、とても分かりやすくて大変助かりました。あの、また教えてもらってもいいでしょうか?」

「あぁ、分からないところがあれば、またいつでも来て構わないよ」

 

そう返事をすると嬉しそうな顔をして、五月は自分のクラスに戻っていった。

てか、こんな事してたら風太郎の家庭教師がますますいらないって事にならないよね…

 

(もしこれが妨害になってたらゴメンよ親友!)

 

そう思わずにはいられなかった。




なんかグダグダになってきたような。。。
全然話が進みませんねw
原作で言えば、まだ第1話の途中ですよw

しかし、改めて文章能力の低さを感じますね。
これからの成長に期待して頑張ってみます!
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