五等分の奇跡   作:吉月和玖

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93.日の出祭に向けて

「ということで、これが去年人気だった屋台メニューです」

 

四葉が黒板に板書をしているなか、僕はクラスの皆に発表した。

 

①たこ焼き

②チョコバナナ

③焼き鳥

④フランクフルト

⑤チュロス

⑥たこせん

 

「もちろんこれ以外にもやりたいことがある人は随時教えてください」

 

次の日のホームルームの時間。クラスの出し物を決めるために話し合いが行われた。

しかし、ここまで調べてくるなんて風太郎やるなぁ。てか、たこ焼きにたこせんって...煎餅があるかないかじゃないのか、どんだけたこ焼きが好きなんだよ。

そんな考えをしていると一人の生徒が手を挙げている。

 

「五月?何かやりたいことがあるの?」

「はい!焼きそばを推奨します!」

 

どんだけ焼きそばを食べたいんだ。

 

「和義君の焼きそばは絶品なんです。きっと皆さん喜びますよ」

 

しかも僕が作る前提なんだ。

 

「たしかに直江の作る料理はうまいもんな」

「そうだね。僕も食べてみたいよ」

 

五月の発表に前田と武田が便乗している。

 

「私も直江君の作った焼きそば食べてみたいかも」

「あ、私も!」

 

クラスの女子も乗っかってきている。

 

「はぁ...とりあえず候補の一つとして、他にないですか?」

「たい焼きやってみたい」

「タピオカとかいいんじゃない?」

 

ふむ。以外にアイデアは出てくるんだな。ん?

三玖が何か言いたそうにもじもじしている。

 

「三玖?何かやりたいものがあれば言っていいんだよ?」

「えっ」

 

そう三玖に発表するように促してみる。

 

「パンケーキ...」

 

恥ずかしそうにそう三玖は発表した。

へぇ~。零奈(れな)さんの得意料理で思い出の品か。

 

「えーっと、去年は出店されていないみたいですね」

「別に去年なかったものを出しては駄目ってことはないでしょ。いいんじゃないかな」

 

僕が賛同すると三玖に笑顔が零れる。

 

「私もいいと思う」

「絶対かわいいよ」

「三玖ちゃんナイス!」

 

ふむ。女子にも受けが良いみたいだね。

 

キーンコーンカーンコーン

 

丁度その時授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響いた。

 

「じゃあ、今日はこれまで。後日、また話し合いましょう」

 

そして、今日の話し合いは終了となったのだった。

 

「うん。とりあえず候補が色々出て良かったね」

「ですね」

 

四葉が板書した内容をメモ取っていると。

 

「中野さん!俺たちバンドやってるんだけど、このライブステージって俺たちも参加できるのかな?」

「もちろん!」

 

三人組の男子が話しかけてきた。

 

「でも、そうなると練習場所もほしいですね。吹奏楽部の人たちにかけあってみます」

「マジ!?サンキュー」

 

すごいな。四葉は吹奏楽部の人とも交流があるのか。

 

「直江君。親戚に招待状を送りたいんだけど...」

「ああ。それなら問題ないよ、用意してるからね。足りなかったらまた言ってくれれば、また用意するから」

「ありがとう!」

「ねえねえ、中野さん。被服部でこんな出し物をするんだ。お客さん来るかなぁ...」

「わ!素敵です!所定の場所ならポスター貼れるので、ぜひお手伝いさせてください!」

 

そんな感じでひっきりなしに声がかけられる。

こういう時の四葉って頼りになるよね。

 

「ふー、おまたせ」

 

色々と来る質問タイムが落ち着いたので、四葉と一緒に風太郎達がいる場所に合流した。

 

「二人とも大人気だったね」

「ええ。まさに人望のなせるものかと」

「いやー、今回は四葉がいてくれて助かったかもね」

「直江さんにそう言ってもらえるなんて。頑張りますね!」

「頑張るのもいいけど働き過ぎんじゃないわよ。カズ君はその辺の調整はうまそうだけど、あんたは心配だわ」

「えへへ、最後のイベント、ですもんね。1ミリも悔いの残らない学園祭にしましょう!」

 

ニッコリとどこか風太郎に向かって言っているような四葉。

最後のイベント、か。確かに学園祭が終われば、後は受験へまっしぐらだもんね。

 

「ま、なんにせよ屋台かぁ。何を作るにしても腕が鳴るわ」

「うん、腕が鳴る」

 

二乃の言葉に三玖が続く。

まあ、今の三玖の実力であれば何かが起きるってことはないと思うけど…

 

「最近のあんたの料理も中々だけど、まだ目が離せないところもあるんだから十分注意するのね」

「分かった…」

 

二乃がいれば安心かな。

その後も学園祭に関しての話で盛り上がるのだった。

 


「てなわけで、学園祭に向けて今のところ好調に進んでるかな」

「そうですか。一般の人でも当日は参加出来るのですよね?」

「ああ。招待状も作っとくから楽しみにしてるといいよ」

「はい!」

 

その日の夕飯時に今日の出来事を零奈ともう一人…

 

「うんうん。順調そうで良かったよ」

 

もう一人の人物、一花も満足そうにしている。

 

「てか、一花。結構な頻度で来てるけど、ちゃんと自分の家にも帰ってるんだよね?」

「もちろんだよ。早めに仕事が終わった時だけこっちに来るようにしてるからさ」

「顔を見せてくれるのは嬉しく思いますが、無理して体を壊さないでくださいね」

「大丈夫。ここに来ればむしろ活力もらえるしね。うん、このハンバーグ美味しい」

 

僕の方にウインクしながら、零奈の言葉に一花は答えた。

 

「ほーう。どのように活力をもらってるか、詳しく聞かせて頂きたいものですね?」

「ふ、二人ともハンバーグのお代わりはどうかな?おろしを使った和風ハンバーグも作れるけど」

「うーー…食べたいけど、これ以上だと体型維持がなぁ」

「そっか。じゃあ僕の分焼くからそこから分けてあげようか?」

「ホントに!?じゃあ、それでお願い!」

「了解。零奈は?」

「私も兄さんの分から頂きたいので、二枚焼いてください」

「は、はあ…まあいいけど」

 

そう答えてキッチンでハンバーグを焼く作業を行う。

 

「そういえば、夏休み前にやった模試の結果どうだったの?まあ、カズヨシ君にはもう必要ないかもだけどさ」

「んーー、とりあえず書いた大学は全部A判定だったね」

「また満点?」

「まぁね」

「兄さんは本当に凄いですよね」

「ちなみにフータロー君は?」

「風太郎もA判定だったね。今回は無理しないように言ってやったから、前回よりは点数落ちてたけどさ」

「それでもA判定であれば問題ないかと。風太郎さんは慢心などしないでしょうから」

「そうだね。あいつの場合はむしろ無理させないように見張っておく必要があるかな」

 

ハンバーグをフライパンで焼きながら答える。

うん、もうちょいかな。

 

「ちなみに娘達はどうだったのですか?」

 

零奈の言葉にビクッと一花が反応する。

 

「はぁぁ…別に一花は卒業後は女優一本で行くのですから、赤点さえ回避出来れば問題ないですよ」

「ふぅー、良かったぁ。ちなみにD判定でした…」

「まあ、そんなものでしょうね」

「えっと…二乃はBだったかな。自分の実力に見合った大学を選んでたみたいだし。それで、三玖はA判定。まあ、料理の専門学校に行くことを決めちゃってるから意味ないかもだけど、それでも大したもんさ」

「ですね。どこかの長女とは大違いです」

「ブーブー」

 

零奈の言葉に文句を言っているが、零奈の一睨みで黙った。

 

「後は、四葉はC判定だね。多分、推薦が貰えると思うから大丈夫だと思うけど、推薦でも筆記はあるからね、そこは僕と風太郎でカバーしていくよ」

「そうですか…」

 

蒸し焼きにしていたフライパンの蓋を開けると、ジューッと焼けている音と一緒に香ばしい匂いも辺りに広がっている。

 

「う~ん、美味しそうな匂い…」

「そんで、五月はBだったね。教育大学は彼女にとってはレベル高いからね。それでもBならまだまだいけるさ。はい、お待ちどうさま」

 

テーブルの上に二枚のハンバーグを置く。

 

「おろしと一緒に大葉を刻んで乗せてるから、後はお好みで特製ポン酢をかけてもらえればいいから。召し上がれ」

「ふー…あむ……うーーん、美味しいぃ……カズヨシ君の料理は美味しいんだけど、食べすぎちゃうところがあるから注意が必要なんだよねぇ」

「分かります」

「ははは、気に入って貰えて良かったよ。進学を考えてる姉妹についてはちゃんとカバーしていくから、二人とも安心してるといいよ」

「ふふっ、カズヨシ君に任せとけば問題ないね」

「私も兄さんを信用してますので」

 

その日の夕食は穏やかに流れていった。

 


クラスの出し物については、結局焼きそばとパンケーキまでは絞れたんだが……そこからが進まない。

 

「うーん、見事に二つに割れちゃったかぁ」

「パンケーキが絶対いいって。映えとか良さそうだしさ!」

「何言ってんだ!屋台だぞ。屋台と言えば焼きそばしかないだろ!」

 

はぁぁ…まさに二つの陣営でのバトルだな。平行線だけどね。

結局この日も決まらない話し合いが終わった後、三条先生に相談してみた。

 

「先生。出し物は必ず各クラスから一つなのでしょうか?」

「そうですねぇ。必ずしもという訳ではないので、二つ出しても構いませんよ。ただ、管理が大変になるかもですね」

 

とは言ったものの、このままでは先に進まないのも事実だな。

 

「うちのクラスからはこの二つでいこう」

「大丈夫ですかね?」

「管理をしっかりすれば何とかいけるでしょ。ただ、その分僕が全体のチェックとか出来なくなるけど…」

「そこはお任せください!私が直江さんの分まではりきっていきますので!」

「……無理だけはしないでよ?」

「はい!」

 

四葉の方も何とかカバーしないとだな、これは。

 

「あの…和義君。今良いでしょうか?」

 

四葉と今後の方針を話していると五月から声がかかった。

 

「どうしたの、五月?」

「えっとご相談がありまして…」

 

後ろに何か隠してるのか?

両手を後ろに回して話す五月。

 

「……屋上行こうか」

「はい…」

 

そして、五月を伴って屋上に向かった。

 

「うーーん!解放感が半端ないなぁ」

「だいぶお疲れみたいだね」

 

両手をあげて声を出している僕に対して、クスクス笑いながら言ってくる五月。

結構深刻そうな顔してたから心配してたけど、意外に大丈夫そうだね。

 

「それで?どんな相談?」

「うん……これなんだけど…」

 

そう言って紙を差し出してきた。

 

「これは?」

「和義君が休んでる間に配られたの。なんでも有名な講師の人が特別教室を開くみたいなんだ」

 

無堂仁之介?有名な人っていう割には聞いたことないなぁ。父さんや母さんの仕事柄、教育系は知ってるつもりだったけど塾関係はまだまだだな。

 

「それで?相談ってこれに参加した方がいいかって事?」

「うーん…それもあるんだけど…」

「ん?」

「実はね、この事を下田さんから教えてもらってないの。他の講師の人に自習してたときに聞いたんだ」

「下田さんが……」

 

おかしいな。こういうのはすぐに教えてきそうなのに。なるほど…

 

「だから相談って訳か」

「うん……私としては、やっぱり和義君に教わりたいから。でも、和義君は今学園祭の準備や一花の勉強で忙しいでしょ?だから……」

 

だからこっちの特別教室に参加してみたいと。

 

「別に勉強したいならうちに来てもらって問題ないよ。家庭教師の延長線と思ってもらっていいしね」

「でも……一花との時間を奪うのも気が引けるというか」

「ああ、そこを気にしてたんだ。そこも問題ないさ。零奈だっているんだし、常に二人っきりて訳でもない。それに、最近忙しいみたいだからね」

「本当にいいの?」

「ああ、帰りは送るよ」

「ありがとう。じゃあ行くときは連絡するね?」

「うん」

 

気分が良くなったのか、さっきまでの沈んだ感じが消えている。それにしても…

そこで五月に貰った紙をもう一度見る。

下田さんに直接聞いてみるか。

そうして、今日の放課後の用事が決まったのだった。

 


「こんにちは」

「ん?おー、和義じゃないか。どうしたんだ?学祭の準備の間は休むんじゃなかったのか?」

 

放課後になり、塾の下田さんの席まで来ている。

突然の訪問に驚いてるようだ。

 

「すいません、忙しい時期に休んでしまって」

「気にしなさんな。どうせお前さんの予定は全部諏訪だ」

「ははは…」

「んで?何かあったのか?」

「これなんですけど…」

 

そう言いながら、例の紙を下田さんに見せる。

一瞬下田さんの目が見開いたように感じた。

 

「これをどこで?」

「五月ですよ。五月に渡されました」

「あの子にゃあ教えてなかったはずなんだかねぇ」

「ええ。五月は他の講師の人に教わった、と。それで気になって僕に相談したみたいです」

「なるほどねぇ………和義、もう少し時間いいかい?」

「え?構いませんけど…」

「よし……すいません、ちょっと出てきます」

 

周りの講師の人にそう伝えた下田さんはさっさと講師室から出ていこうとしたため、慌てて追いかけた。

 

「コーヒーでいいかい?」

「あ、コーヒー飲めないんで」

「おや、意外だねぇ。なら、ほれ」

 

自販機で買ったお茶を渡されると、下田さんは更に塾の外まで出て、ちょっとしたスペースに座り込んだ。

 

「悪いね。ちょっと人に聞かれたくない内容なんでね。隣座りな」

「は、はい…」

 

勧められるまま下田さんの隣に座った。

 

「はぁぁ…本当はね、その特別教室に五月を参加させたくなかったんだよ」

「え?だから五月に話さなかったんですね」

「ああ……あの子は参加するって?」

「いえ、僕が勉強を教えてあげることになったので参加はしません」

「そうかい。それは重畳だねぇ」

 

僕の答えに満足そうな顔を下田さんはしている。

そこまで参加させたくなかったのか。

 

「何でそこまで参加させたくないんですか?」

 

グイッと自分で買ったコーヒーを飲み話しだした。

 

「あいつ…無堂仁之介は、五月達五つ子の実の父親だ」

「な!?」

「つまり零奈(れな)先生の元旦那だな」

 

おいおいおい、それってとんでもない事実だぞ!

 

「それってあれですよね。零奈(れな)さんと五つ子を置いて失踪した人ですよね?」

「お?何だお前さんはそこまで知ってたのか。五つ子達に相当信頼されてんな」

「ええ…まあ……ちなみに戻ってきた理由は?」

「分からん。というよりも、私も話したくないんでね。知りたくもない」

「ははは…んー。であれば、尚更五月の事は任せてください」

「すまん、助かる」

「いえいえ。何か分かれば教えていただけると助かります」

「ああ。任せてくれ」

「ちなみに、今回の特別教室は高校生向けであって、他の学年ではしないで良かったですよね?」

「ん?そうだが…何かあるのか?」

「いえ、妹も受けるのかなぁと」

「お前さんの妹なら、あったとしても受ける必要がないだろ」

「ですよねぇ……」

 

大丈夫だと思うが、五月よりも会わせたくないんだよねぇ。

そんな心配を胸に家に帰ることにした。

 


『そう、無堂先生が...』

 

夕飯の後、母さんに電話をして下田さんから聞いた内容を伝えた。

 

『うん。今は五月ちゃんに会わせない方がいいかもね。そのまま五月ちゃんのフォローしっかりね?』

「分かってるよ」

『それで、零奈ちゃんには......」

「......知られちゃってた。今もソファーに座って例の広告紙を握りしめながら眺めてる」

 

そうなのだ。運が悪いというか、まあ零奈の正体と無堂先生、両方の事を知っているのは僕だけなので、どうしても情報の操作ができない。塾を休ませようならば、絶対に怪しんで理由を聞いてくるはずだ。

 

『う~ん...こっちもちょっと今は手が離せないからなぁ。ごめん、零奈ちゃんのフォローもよろしく』

「分かってる」

『ありがと。じゃあ切るね』

「ああ」

 

そこで、母さんとの連絡が終わる。

母さんとの連絡の間もずっと零奈は広告紙を眺めている。

 

「零奈。母さんとの電話終わったよ」

「そうですか......」

 

心ここにあらずだな。

 

「とりあえず、その特別教室に五月が参加することはない。その代わりに僕の家で勉強を見ることになってるから」

「っ...!そう...ですね...彼に五月を会わせる訳にはいきませんから」

「零奈も、でしょ?」

「......」

「何だったら、塾休んでも良いよ?僕も学園祭の準備で忙しいから、塾に寄る頻度も減るだろうし」

「そう...ですね。兄さんがいない塾に行っても、何も面白くありませんから」

 

はぁぁぁ...

ため息をつきながら零奈が持っている紙を取り上げた。

 

「兄さん、何を!」

「見てても何も変わらないよ。難しいかもだけど、今は考えずに過ごそう。きっと母さんや父さんが何か手を打ってくれるさ」

 

ニッコリと笑顔で、そう零奈に伝える。すると、零奈の目から一筋の涙が流れた。

 

「まったく無理するんじゃないよ。今の君は一人じゃない。僕もいるし、成長した自慢の娘達もいる。それに、父さんや母さん。本当の両親だって。だから、全部一人で抱え込まなくても大丈夫」

 

優しく伝えながら零奈を抱きしめる。

 

「っ......に......い、さんっ......兄さんっ!うわぁぁーん!」

「よしよし。今日は一緒に寝ようか?特別だよ?」

「......はい

 

ポンポンと零奈の頭を撫でてあげると、小さいながらも返事が返ってきた。

こればっかりは仕方ないよね。今の零奈を一人にする訳にもいかないし。

心の中で一花に謝りながら、今日は零奈と一緒に寝ることになった。

 

その後ベッドで零奈と並んで眠る。

 

「そういえば、五月がここに勉強をするために来るのですよね?」

「ん?ああ、先に五月から相談があったんだ。この特別教室に参加するかどうかをね。下田さんから何も説明がなかったから疑問に思ったみたいだね。後、僕と一花の邪魔にならないか不安になってた」

「そう...だったのですね...」

「ま、一花の勉強を見るのと同時にはなる時もあるだろうけど、同時に教えるのは慣れてるしね」

「頼もしい限りです。何かあれば私も手伝いますよ。良い気分転換にもなるでしょうから」

「そっか、ありがとね」

 

頭を撫でながらお礼を伝える。

そんな僕の腕にしがみつきながら、零奈は眠りについた。

 

「すぅ...すぅ...」

 

いつもの様に可愛い寝息を立てながら眠っている。

彼女である一花も大切ではある。でも、零奈は大切な家族だ。

 

『和義。あなたが零奈を守ってあげてね?』

 

零奈が生まれた時から母さんに言われてきた言葉が脳裏を過る。

零奈安心しててくれ。何かあれば絶対に僕が守ってあげるから。

そう胸に決意を抱きながら僕も眠りについたのだった。

 

 




日の出祭の出し物ですが、今回は和義がいるのでたこ焼きではなく焼きそばにしてみました。
ちなみに、原作同様に二つに割れましたが、原作ほど争いは大きくなっていないので男子対女子的な事はない予定です。

模試の判定についてですが、原作と違うメンバーもいます。一花と四葉は、すみません分からなかったのでこれくらいかな、で書いてます。
五月は和義の影響もあるのでかなり上げてます。

そして、とうとう出ましたね無堂先生。まだ姿はなく広告のみですが。
零奈との絡みをどうするか。今なお検討中ではあります…

さて、次回も準備期間を書かせていただこうと思っております。
五月が上杉家に招待状を届けに行った帰り道、風太郎に伝える言葉。あれも心に残る場面なんですよねぇ。

では、また次回も読んでいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

外伝的に他のヒロインのお話も書いた方が良いでしょうか?

  • 外伝はいらない
  • 二乃
  • 三玖
  • 四葉
  • 五月
  • 零奈
  • ハーレム
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