僕は今、雄英高校の入試に来ていた。
筆記は地球の本棚の影響で余裕で満点は取れているだろう。
問題は実技。ここで点を取れなきゃ合格はできない。全力でいかせてもらおう。
ちなみに試験はロボヴィランを倒して得点を貯めるというものだ。
1点〜4点のロボヴィランが存在し、それを倒すと得点を得られる。番外として0点ヴィランが存在、説明ではおじゃま虫と表現されていた。
試験会場で準備運動をしながら前を確認する。
(狙うは首席。姉さん達と同じ成績を残すこと。やるぞ)
ダブルドライバーを装着する。
「はいスタート!!」
試験監督、基プレゼントマイク先生の言葉が発せられた瞬間に走り出す。
「来い!!エクストリーム!!」
(試験は最初から究極の力でいかせてもらおう。)
《 《Xtreme!!》 》
肉弾で目の前にいた1Pヴィランを2・3体倒すと
『どうした!!実践ではカウントダウンなんて存在しねーぞ!!走り出したのは変身したボーイだけかぁ!?リスナー共!!』
プレゼントマイク先生からの叱責が会場に響く。
ふむ、時間があるならダブルの全ての能力を閲覧させてもらおうか。
ダブルの真ん中の銀色の部分。【クリスタルサーバー】から本棚の情報を受け取る。
「このダブル、及び自分が持つ全てのガイアメモリの情報を閲覧した。プリズムビッカー!!」
《Prism!!》
プリズムメモリをプリズムソードのマキシマムスロットにセット、剣を抜刀する。
「ハア!!」
目の前にいる2Pヴィランを薙ぎ払いながら。
「これで4点くらいか…うん?」
ポイントを確認していると、ロボヴィランに苦戦している人を見つける。
「ふむ…ついでだ、必殺技の威力を見てみようか。」
《Prism!!》《マキシマムドライブ!!》
「プリズムブレイク!!」
その声と同時にロボヴィランを数体切り裂く。
ビッカーシールドにプリズムソードを格納して話しかける。
「大丈夫か?苦戦していたようだけど」
「あぁ、サンキュー。俺、身体を硬くする個性なんだけど、数が多すぎて圧倒されてたんだわ。」
「身体を硬くする個性ね。なら、その硬さを攻撃に活かしてみればどうだい?」
少しアドバイスをすると、相手は驚いた顔をする。
「あぁ、なるほど…ってそんなのを敵に教えていいのかよ。自分の合格もかかってるのに」
「ヒーローが人を助けるのに、理由が必要なのかい?」
理由は至極単純。ヒーローなのだから。そう言い張ると、相手は納得したようにする。
「…!!いいや、いやねぇな。」
「それじゃあ、僕も、君も、試験に合格して、またこの学校で会おう。」
「ああ、じゃあな!!」
少し時間が経って…
「ふう、これで89点か…全部一撃で倒せてるからこその点数って感じかな?さて、そろそろ…」
そう言っていると、巨大な『何か』が試験会場に降り立つ。
「0Pヴィラン…!!」
多くの受験生が0Pを見て逃げる
「逃げるのか…ヒーローなのに」
そう思っていると、0Pは立ち止まっている僕に攻撃を放つ。
それをビッカーシールドで受け止め、辺りを見回す。すると、逃げ遅れたのか、瓦礫の下敷きになっている受験生を見つける。
「よし、スタッg「やっぱりここか!!」…君はさっきの」
「あぁ、自己紹介してなかったな。俺は切島鋭児郎だ。よろしくな」
「僕は左来人。よろしく。ところで君はどうしてここに?」
「さっきお前が言ったんだろ?『ヒーローが人を助けるのに、理由が必要なのか?』ってな。そういうことだ!!」
「…そうか。なら、君に頼みたいことがある。」
「おう!!ドンと来い!!」
作戦会議を始める。その内容を聞いた切島鋭児郎は、少し考えて
「わかった。俺に任せろ。」
「ありがとう。それじゃあ」
「左は0Pの相手は頼んだぜ!!」
切島鋭児郎はそう言い、前に走り出す。
「わかってる。」
緑色のメモリを出し、右上のマキシマムスロットにセット
《Cyclone!!》《マキシマムドライブ!!》
「その子は君に任せた。」
赤色のメモリを出し、左上のマキシマムスロットにセット
《Heat!!》 《マキシマムドライブ!!》
「その代わり、アイツは僕に任せろ。」
黄色のメモリを出し、左下のマキシマムスロットにセット
《Luna!!》 《マキシマムドライブ!!》
「絶対に倒してみせるさ。」
黒色のメモリを出し、右下のマキシマムスロットにセット
《Joker!!》 《マキシマムドライブ!!》
ビッカーシールドの光が集中している部分、プリズムマズルを捻る。
ビッカーシールドに集まった力を光線に変えてロボヴィランに放つ。
「ビッカーファイナリュージョン!!」
そして、ロボヴィランは倒れる。
「さあ、お前の罪を数えろ。」
これで終わりだ
次回、ようやくヒロイン登場