天津飯「ここは…」ルフィ「おっさんは誰だ?」   作:ドドドード・ドードリオ

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ワンピースとドラゴンボールのクロス…中々ありがちな物語だと思うんですけど天津飯を主人公にしてみました。
駄文ばかりですがそれでも見てくださったら嬉しいです。


バイバイ、ドラゴンワールド。

 

一人の武道家がこの世に別れを告げようとしていた。

武道家は死の直前、様々な思い出がふと蘇ってきた。

 

山吹色の道着を着た男。

誇り高きエリートの戦士。

父から受け継がれた最強の力を持つ学者。

未来から託された使命を持つ王子の息子。

最初は敵対していたナメック星人。

亀仙流を受け継ぐ二人の武道家。

そして・・・相棒。

 

『おっす!天津飯!』

『チッ…何の用だ。』

『天津飯さん!どうも!』

『では、俺は未来に帰ります。』

『お前に会うとは珍しいこともあるものだ。どうだ?俺と一戦やるか?』

『なぁ天津飯。お前って不思議な技ばかり使うよな。今度俺にも教えてくれないか?』

『ヤムチャさんの言う通り教えてくれよ。』

『天さん、教えてあげなよ。』

 

 

天津飯「…」

 

医者「彼に残された時間はあと少しです。最期まで彼の傍についてあげてください。」

 

悟飯「天津飯さん…」

 

クリリン「ヤムチャさんに続いて天津飯も…か。」

 

ピッコロ「…」

 

餃子「天さん…僕もいずれそっちに行くからね。」

 

天津飯「…ぃ……(そんなことを言うな……だめだ…思うように声が出せん……眠くもなってきた。)」

 

天津飯「……ち……ゃ…ぉ…」

 

餃子「!!」

 

天津飯「す……ま…な…か……っ…」

 

餃子「そんな!天さん!天さん!」

 

クリリン「天津飯!」

 

天津飯「…(どれだけ鍛えようとも…老いには勝てんか…悟空…今お前はどこにいる?ベジータととある惑星へ行ってから帰ってきていないが……最期に…お前に強さを見せつけたかった…)」

 

 

ピーーーーーッ

 

 

医者「午後3:12、死亡確認。」

 

餃子「天さん!そんな!天さん!」

 

悟飯「…天津飯さん…安らかに…。」

 

一人の武道家がこの世を去った。

その魂は…やがてあの世に。

 

 

 

あの世にて…

 

天津飯「…?」

 

天津飯「ここは…あの世…だが肉体は若い…どうなってる?死んだ時の状態のままではないのか?」

 

閻魔大王「それにはちと訳がある。」

 

天津飯「お前は…閻魔大王か。」

 

閻魔大王「お前はもうすぐ【転生】される形になる。」

 

天津飯「…転生?」

 

悟空「天津飯の気があっと思ったら閻魔のおっちゃんのとこにいたんか…どうしたんだ?」

 

天津飯「悟空…!?お前どこで死ん…」

 

悟空「まぁ…馬鹿やっちまったさ。へへへ。おめぇは今何してんだ?」

 

天津飯「俺もよく分かっていない…閻魔大王、詳しく聞いていいか?」

 

閻魔大王「転生というものは2つの種類がある。1つは同じ世界に別の人間として蘇ることだ。もう1つは別の世界に全く同じ人間としてその世界に飛ばされることだ。」

 

天津飯「飛ばされる?赤ん坊として産まれるということではないのか?」

 

閻魔大王「いや、飛ばされる。」

 

悟空「んー…よく分かんねぇけんど…天津飯は長くいられねぇってことか?」

 

閻魔大王「うむ。」

 

ジリリリリリッ!

 

閻魔大王「む?電話か。」

 

閻魔大王は受話器を取る。どうやら誰かと話しているようだ。

 

悟空「そうか…ベジータもどっか行っちまったしオラどうすっかなー…じゃ、またな!天津飯!」

 

孫悟空はそう言うと瞬間移動でどこかへ行った。

 

天津飯「またな…か。」

 

ガチャン…

 

閻魔大王「お前の転生場所が決まった。ついてこい。」

 

天津飯「?…あぁ。」

 

シュッ…

 

天津飯「ここは…?」

 

天津飯が移動したのは辺り一面が白い壁で包まれおり、一つのカプセルが置いてある非常に退屈な部屋だった。

 

閻魔大王「カプセルの中に入れ。転生が始まる。」

 

天津飯「待ってくれ。どこに転生するか、どういった状態で転生するかなどを聞いていな…」

 

閻魔大王「いいから入れっ!」

 

天津飯「うおっ!?」

 

閻魔大王に放り込まれるようにカプセルの中に天津飯は入った。

 

ビビビビビ…ガガ…

 

閻魔大王「久々にこのマシンを使うが…上手くいくかどうか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天津飯「(全く…閻魔大王め…説明くらいしてほしいものだ…)」

 

天津飯「ぅ…!?(喉が痛い…激しい乾きによる影響か…誰か…水を……)」

 

天津飯「ぐ……(くそ…閻魔大王め…恨むぞ…)」

 

「ルフィ!誰か倒れてるわよ!」

 

「本当だ!おっさん!こんなとこで何してんだ?」

 

「明らかに苦しんでるだろうが…水でも持ってきてやれ。」

 

天津飯「…?(誰だ…だが…水が…ほしい…)」

 

 

「おっさん!水持ってきたぞ!飲めるか?」

 

天津飯「…ぁ…ぁ…」

 

そう言いながら天津飯は樽に入った水を飲む。

 

天津飯「助かっ…うっ…!?…これ…海水か!?」

 

「ん?そうだぞ。」

 

天津飯「そ、そうか…助かった。危うくここで死ぬところだった。感謝する。」

 

「別に気にすんなよ。」

 

天津飯「お前達は…何者だ?」

 

天津飯は麦わら帽子を被った男、刀を三本携えている男、橙色の髪をした女を見てそう聞いた。

 

 

ルフィ「俺か?俺はモンキー・D・ルフィ。海賊王になる男だ。」

 

ゾロ「それよりお前は何者なんだよ。」

 

ナミ「こんなところで倒れてるなんておかしいわよ。」

 

天津飯「少し待ってくれ…ここは…」

 

ルフィ「おっさんは誰だ?俺達もここに初めて来たから知らねぇぞ。」

 

天津飯「そうか…俺は天津飯。ただの武道家だ。命を救われたこと、感謝する。」

 

ルフィ「気にすんなって!それよりお前…」

 

 

 

ルフィ「俺の仲間になれよ!強そうだしな、お前!」

 

モンキー・D・ルフィはニシシと白い歯を見せる。

 

 

天津飯「…仲間…だと?」




天津飯は34歳、セル編終了時の戦闘力という設定です。
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