異次元の寂しがり屋   作:アマシロ

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夏祭り

 

 

 

 

 

 

――――結局のところ、引退しても生活はそうそう変えられないわけで。

 

 

 

 

「お兄さん、今日はどこを走りましょうか」

「……ウッドチップかなぁ」

 

 

 

 

 脚の負担を考えると芝よりダートやウッドチップにしてほしくて、なんならプールの方が良くて。どうしても粗食……ならぬ粗景色になってしまうわけだが、文句も言わず楽しそうに走ってくれるスズカに頭は上がらない。

 走る量は制限してるが、朝走って、昼走って、夕方走って。夜もレース。

 

 地方競馬よろしく夜間のレースに不慣れだったスズカも、コツを掴んでからは…………ステイヤーって怖いね。言うまでもないがヒト息子じゃウマ娘には勝てない。

 

 散々桐生院トレーナーがネタにされてるように、そもそもこの世界ではウマ娘との交配が進んでいるからかヒトも身体能力が高いのだが――――短距離クラスの速度を中距離で維持できるというおかしな才能持ちをステイヤーにするとヤバいというのを今更ながら実感した。

 

 

 

 

 

 

「………あの、お兄さん。大丈夫ですか……? はい、飲み物です」

「ん、ありがと……」

 

 

 

 

 夏バテだろうか。

 馬で夏?バテといえば、種牡馬として大人気になったキタサンブラックは元気だろうか。人間不信になったスペシャルウィーク、絶倫と噂のサンデーサイレンス………そっかぁ、そういやSSって絶倫だったか………。

 

 

 

 

 何気なく口に入れた飲み物の、なんともいえない臭みに思わず手元を見ると、いつかどこかで見たような無駄にけばけばしいピンク色の缶。

 

 

 

「うまぴょいドリンクだこれ!?」

「えっと……お兄さん、足りてないのかなって…」

 

 

 

 まあ確かに滋養強壮に効果があるんだろうけれども…。

 ちょっと恥ずかしそうなスズカさんであるが、最近昼間も薄着でスキンシップしてくるあたり慈悲はなかった。前から隙だらけではあったんだけど。

 

 

 

「大丈夫です、今晩は鰻にしますから」

「何も大丈夫じゃない……」

 

 

 

「……すっぽんもつけますか?」

「うん……そうだね」

 

 

 

 

 しかしこっちにも男の子の意地があるのである。

 スタミナ勝負で勝てないなら駆け引きで勝つ……マジでレースかな?

 

 割とあっさり偽知識に騙されてくれるワキちゃんが妙な詐欺に引っかからないかは心配だが、基本的に俺(9割)か同期かスぺちゃん(1割)に張り付いているから大丈夫なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 朝にはしゃっきり回復して走りに行くスズカはつやっつやで、より一層美人になったと母さんもニヤニヤしている。スズカのお母さんは今からベビー用品を母さんと選んでいる。買わないだけ分別があるのかもしれないが、気が早いにもほどがある。

 

 

 

 

 ……引退した翌年度から種牡馬として活動と考えると普通なのが恐ろしいが。

 

 

 ところでなんで子育て雑誌読んでるのかなこのドリームトロフィーリーグ一年目は。にこにこ笑顔でウマ娘の赤ちゃんの写真とか見せられても困る。こいつ俺がこの世界では最初のサイレンススズカの走りのファンだってこと忘れてない?

 

 

 

 

「見てくださいお兄さん。可愛いですよ…?」

「それはそうだな」

 

 

 

「………」

「………」

 

 

 

 

「あっ、そうだ。お兄さん、これ行ってみたいです」

「ん?」

 

 

 

 言われ、取り出されたのは夏祭りのパンフレット。

 そういえば最近は行けてなかったっけか。なんというか普通に何の変哲もない近所のお祭りである。昔通ってた小学校でやってる。

 

 

 

 

「ところでスズカ、お前世界的なスターなわけだが」

 

 

 

 夏祭りになって出没したらパニックにならない?

 

 

 

「………大丈夫です、お義母さんと作戦を考えました!」

 

 

 

 

 言ってはなんだが相談する相手間違えてると思う。

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――

 

 

 

 

 

「―――と、いうわけで今回協力して下さるサイレンススズカ軍団の皆さんです」

 

「スズカフェニックスです」

「ラスカルスズカです~」

「スズカコーズウェイですっ」

「……シアトルスズカ、です」

「フライトスズカだよぉー」

「ファントムスズカ……」

 

 

 

 親戚?呼びやがった…!?

 しかも皆でサイレンススズカコスプレをしているという徹底ぶり。

 

 木を隠すなら森の中、スズカを隠すならスズカの中ということか…?

 

 

 

「よくこんなに集めたな…」

「お兄さんに指導してもらえると聞いてみんなすぐオッケーしてくれましたよ?」

 

 

 

 

 えっ。

 ………いやその、この中だとスズカフェニックスくらいしか知らないんだけど!? いやラスカルはアレか、菊花賞三着だっけ?

 

 よしテイオーにも助力を求めよう。

 スズカ……ワキちゃんもそうだが超一流ウマ娘と併走するなら十分お礼になるはず。

 

 

 

 

「……じゃあお兄さん、着替えてきますね?」

「おう、待ってる」

 

 

 

 

 

 

 が、しかし。

 母さんに「あんたも着替えるのよ」と男用の浴衣を用意されてしまったので仕方なく着替えるのだった。モデルとかならともかく、男が着ても何も面白くないと思うのだが。

 

 

 

 

 

 スズカの浴衣かー。

 久しぶりだけど、まあ可愛かった思い出があるから楽しみだな――――。

 

 

 

 

 

…………

……

 

 

 

 

 

 

 

――――長い栗毛を結い上げ、露になった細い首筋と白いうなじ。

 

 うっすらと施された化粧に、浴衣とセットと思わしき薄手のメンコ……もとい耳カバー。

 水色の布地に可愛らしい花をあしらった浴衣はワキちゃん本人の華奢さも相まってそれこそ一輪の花の如く――――まあ端的に言うとめちゃめちゃ似合っているのだが。

 

 

 

 

「……どう、ですか? お兄さん」

 

 

 

 

 色気が――――すごい。

 間違いなく可愛い系の浴衣のはず。なのにはんなりと微笑むワキちゃんの手にかかれば肉のないところにこれほどの色気を……と戦慄したくなる。

 

 めちゃ美人なのである意味変装になるかもしれないが、これ絶対目立つよね。

 

 

 

 そんなことで若干思考がフリーズしてしまったが、なんとか再起動。

 なんか褒めねば。

 

 

 

 

「………えっと、凄く、綺麗だ」

「――――っ」

 

 

 

 

 なんかもうちょっとボキャブラリー無いの? とセルフダメ出しをしたいところだが、幸いにもお気に召したようで。

 想定外に機敏な動きで抱き着いてくるワキちゃんに動揺しつつ、腕に抱き着いてご満悦なワキちゃんの頭を撫でておく。

 

 

 

「いやマジで大人っぽくなったな……これなら変装いらないかもだけど、目立つのは変わらないかもな」

「お兄さんもカッコイイですよ? あと、私はもうオトナなので」

 

 

 

 

 めちゃめちゃ艶やかな栗毛は目立つのだが、そこらへんはスズカの親戚サイレンススズカ軍団のお陰でまあなんとかなるだろう。

 

 

 

 

「というかその履物で良く動けるな。……いや、ビーチサンダル?」

 

 

 

 下駄かと思ったら何か違った。

 スィーっと目を逸らすワキちゃんの襟を覗き込――――たまたま見えてしまったのだが、何故か下にビキニ……じゃなくて水着。

 

 

 

 

「―――ってそれ夏合宿の時の勝負服水着じゃねーか!?」

「えっ、浴衣の下は勝負服って聞いたんですけど……?」

 

 

 

 

 

 走りやすくていいですよね、なんて頭サイレンススズカなことを言っているがそれ勝負下着の間違いでは?

 まあ昔みたいに素直?にノーパンでこないだけいいかもしれないが。

 

 

 

「似合わないですか…?」

「まあ万が一にも外で脱げたりしないのは安心だな」

 

 

 

 レースできるくらいには丈夫だし。

 時々噂になるくらいにはレース前に漏らすウマ娘もいるらしいので、耐水性もばっちりだし。

 

 

 

 

「じゃあお義母さん、行ってきますね」

「うんうん、楽しんでくるのよー? あとその浴衣ちゃんと買ったヤツだから汚れても大丈夫よ!」

 

「いやワキちゃんでもそうそう汚したりしないだろ」

 

 

 

 買い食いはするだろうけど、まあがっついたりはしないし。

 言った瞬間母親からは「何言ってるんだコイツ」という目を向けられたものの、ワキちゃんが腕を引くので黙って従うことに。

 

 

 

 

 

 

…………

……

 

 

 

 

 

「おっ、すげー。サイレンススズカがいっぱいじゃん。胸あるけど」

「めっちゃ美人揃いだな」

「誘ってみるか? いやでもあの人数だと……」

 

 

 

 

 幸いというかなんというか、仮にも世界一になったサイレンススズカのコスプレ?をするウマ娘が沢山いても違和感は少ないらしい。

 そもそもこの小規模な祭りならほぼ地元の人間しかいないから果たして変装が必要だったのかは分からないが。

 昔から知ってる地元の人たちはこっちに意味深な目線を送ってくるのだが、そういう人たちはあんまり気にする様子がないので問題なし。

 

 

 

 

「チョコバナナ……! お兄さん、チョコバナナ食べたいです」

「はいはいいつものね」

 

 

 

 

 見慣れた商店街のおっちゃんと奥さんのウマ娘(見た目は若い)がやっている屋台に行くと、ちらりと俺の方に目を向けてから頷いた。

 

 

 

 

「おー、ワキちゃん。びっくりしたぜ、今回はなんかワキちゃんがいっぱいいるからよ」

「親戚の皆にお願いしたんです。こっそりお祭りを楽しみたくて」

 

 

「あらあら物凄い美人になったから驚いちゃったわ」

「ふふっ、ありがとうございます」

 

 

 

「協力してくれてるんなら全員にサービスしねぇとな。だがとりあえず―――一番いいのを用意しといたんで貰ってくれや」

「わぁ、ありがとうございます!」

 

 

 

 普段割と上品に食べているワキちゃんが笑顔でバナナを咥えこむ姿になんとなく風情となつかしさを感じつつ、代金を払う。

 

 

 

「坊主はビール飲むか? とりあえずサービス券ならやるぞ」

「いや酔っぱらってエスコートできなくなったら嫌だし遠慮しときます」

 

 

 

「酔った勢いってことにしてヤらねぇのか?」

「いや普通でいいでしょそういうのは……」

 

 

 

「カーッ、ラブラブで羨ましいねぇ」

「まあそれほどでもありますが」

 

 

 

 そんな下世話な話をしていると、チョコバナナのお替りを食べ終わったワキちゃんが戻ってきて手を握る。

 

 

 

「お兄さん、あそこ的当てがあります!」

「ん、行ってみるか。じゃあおっちゃんと奥さんまた今度」

 

「おう、いいバナナ仕入れとくよ」

 

 

 

 

 

 そんな感じでかき氷や焼きそばなんかを食べつつ水ヨーヨーを手に入れて二人でなんとなくぶつけ合ってみたりと遊んでいるとどこからか聞いたことのある声が。

 

 

 

 

「――――あっ、あそこにスズカさんが…っ!」

「いやスズカさん多すぎじゃない…?」

「いえ、どうやらご本人では?」

「あっ、お兄さんじゃないデスか」

「ちょっと人が多すぎてわからないわよ」

 

 

 

 

――――黄金世代だー!?

 

 

 えっ、この超庶民的なお祭りになんで黄金世代が? 特にキング。

 クソほど目立っているが、流石に黄金世代全員で楽しんでいるところに割り込む猛者は今のところ現れていないらしく。

 

 しかしながら偽スズカ軍団に騙されなかったらしいスぺちゃんが機敏にこちらに近づいてきた。

 

 

 

 

「……やっぱりスズカさん! 今度こそスズカさんです! お兄さんいますし」

「ごめんなさい、私はワキちゃんなので」

 

 

 

 えっ、と目ん玉かっぴらいてるスぺちゃんには悪いが浮気じゃなくて変装の一種だぞ。大声で言いふらされると困るだけで。

 

 

 

「こんなところに超有名人のスズカさんがいるわけないでしょ!」

 

 

 

 フォローしてくれるキングだが、お前が言うな。

 

 

 

「俺はお兄さんじゃなくコイツの彼氏なので」

「お嫁さんですよ?」

 

 

 

 ぷっくー、と頬を膨らませるワキちゃんだが明らかに十代で栗毛で美人なウマ娘の嫁はサイレンススズカ要素しか無さすぎて目立つんだが!?

 そんなわけで暫し見つめ合い。

 

 

 

 

「旦那です」

「お嫁さんです」

 

 

 

 

 負けました。

 

 スぺちゃんは混乱している様子だったが、ようやく正体を隠していることに気づいてくれたらしい。

 

 

 

「……えっと、ワキちゃんさん、もお祭りですか?」

「ええ。スぺちゃんは……皆で来たのね」

 

 

 

「えっ、もしかして本物…?」

 

 

 

 

 あっ、キングさん本当に別人だと思ってたのね…。

 

 

 

「だってここスズカさん多すぎなのよ! てっきり流行りだと思うじゃない…!」

「私がスズカさ―――ワキちゃんさんを間違うわけないですよ!」

 

 

 

「ケッ? さっき間違えてマシたよね?」

「エル、黙っていてあげなさい」

 

 

 

 

 間違えたんだな…。

 完全に図星を突かれた様子のスぺちゃんだが、一応言い訳している。

 

 

 

「……うっ。でもお兄さんがいないのは変だなーと思いましたし」

「お兄さんと一緒にいないのは断食するスぺちゃんくらい珍しいと思うけど……」

 

 

「断食…!? したことないです……」

「そうなのね……それくらい辛くて寂しいのよ、スぺちゃん」

 

 

 

 考えただけで悲しそうなスぺちゃんを慰める?ワキちゃんだが俺は食料品扱いなのか…。

 考えようによっては自慢っぽい台詞に聞こえなくもないのだが、独りのワキちゃんのポンコツぶりは周知の事実なので皆生暖かい目をしている。

 

 

 

「ごはんとお兄さんならお兄さんを取ります」

「いやご飯はちゃんと食べてくれ」

 

 

 

 

 とりあえず買っておいたりんご飴をワキちゃんに差し出すと、小さな口で必死に舐めているのが可愛い。これは羨ましそうなスぺちゃんにとりあえず日頃お礼として一つ献上。

 

 

 

 

「じゃあ日頃ワキちゃんが世話になってるお礼な」

「いいんですか!? ありがとうございます!」

 

 

 

 

 一瞬「あげませんっ!」って言ってみたくなったがワキちゃんの前で優しいお兄さんでありたいのでやめておく。

 と、何故か目の前に差し出されるりんご飴(たべかけ)。

 

 

 

 

「どうしたワキちゃん」

「……あーん」

 

 

 

 いやこれあーんできる類の食べ物じゃなくない!?

 仕方ないのでスズカが齧ったらしい部分の近くを食べて―――。

 

 

 

「美味しいですか?」

「……うん、美味い。あと甘い」

 

 

「~♪」

 

 

 

 何故かご機嫌になるワキちゃん。

 

 

 

「美味しかったです! あの、スズ――――ワキちゃんさん、あとオススメはありますか!?」

 

 

「えっと……(イチゴ味の)かき氷とか」

「かき氷」

 

 

「(そこで売ってるおいしそうな)焼きそばとか」

「焼きそば!」

 

 

「お兄さんの(持ってるチョコ)バナナとか…」

「お兄さんのバナナ!?」

 

 

 

 あれ? という顔でスぺちゃんを見返したワキちゃんはこっちをチラリと窺いながら一言。

 

 

 

「………お兄さんの、バナナ…?」

「いやワキちゃんの自爆だからな」

 

 

 

「だって、お兄さん――――んむぅ!?」

 

 

 

 とりあえず口にチョコバナナを突っ込んでやると何故かちょっと恥ずかしそうなような、若干潤んだ目でこっちを見てくるが濡れ衣である。何かとんでもないこと口走りそうだったしコイツが悪い。

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 その後、黄金世代の皆と別れて。だいたい食べたい屋台を全部回って。

 最後にくじ引きをしてみることになったのだが――――。

 

 

 

 

「―――わぁ、お兄さん。花火……当たっちゃいました」

「けっこうデカいな……」

 

 

 

 

 パーティ用の花火、500本入りとかなんとか。

 こんなにいっぱい要らないし、そもそもこの都心で花火をやっても問題にならない広い土地なんてなかなか―――――あるわ。

 

 

 

 

 

 賄賂としてフジ寮長に花火の大部分を寄贈。

 理事長に「栗東みんなで花火する会」を提案したところ追加の花火と許可がもらえたので、リギルの二号部室の近く――――人気のないそこで、スズカと二人で花火に火をつけた。

 

 

 

 

 

 

「わぁ…っ。お兄さん、みてくださいっ! 綺麗ですねっ」

「うん。お前がな」

 

 

 

 スズカの白い肌と鮮やかな栗毛が花火で照らされてとても眩しい。というか笑顔が可愛い。黙っているとクールビューティーなんだが……。

 

 

 

「えっ…?」

「ん? ああ、花火綺麗だな」

 

 

 

 

 なんとなく二人で並んで明るい黄色の光、赤い光を眺める。

 

 

 

 

「………お兄さん、何色が好きですか?」

「スズカの緑かなー」

 

 

 

「………お兄さんって何色なんでしょうか…?」

「俺? 俺か……うーん、緑…?」

 

 

 

「……ふふっ、似合いますね」

「そうかな」

 

 

 

 

 なんとなく二人とも緑の花火を選んでみたり、色ごとに誰の勝負服がーなんて話をしながら最後に残った線香花火を眺める。

 

 

 

 

 

「………ねぇ、お兄さん」

「んー?」

 

 

 

 

「お願いがあるんですけど……」

「………なんだ?」

 

 

 

 

 

 線香花火が、ひときわ大きく光って、落ちる。

 花火の残骸をバケツの水に片づけ、甘えるように抱き着いてくるスズカを受け止める。ねだるような、悩んでいるような、そんなスズカは―――。

 

 

 

 

 

「お兄さん、私――――が欲しいです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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