私と清隆くんの共依存学園生活   作:ただのハーメルンユーザー

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気づいたらお気に入り登録者2倍くらいになって評価バーにいる着いてたんだけどやべぇすげぇ嬉しい
もっとくれ


クラス昇格と私の想い

5月1日。今日はポイントの支給日だ。

龍園が統治したクラスはあの後から授業をみんな真面目に受けるようになりポイントの減りを抑えられているはずだ。

龍園はあの後刃向かってくる奴らを返り討ちにしクラスのほとんどが彼の下に着いた。

石崎大地、山田アルベルト、金田悟、そして私西園寺凪沙この4人は龍園直属の配下みたいになっている。四天王みたいなもんだ。

 

支給されたポイントは7万4000ポイントだった。きっと10万ポイントからの減点方式なのだろう。2万5000ポイントくらい減ってしまったがこれだけで済んだのなら上出来だろう。

クラスメイト達もポイントが減る可能性について知っていたので騒ぐことは無かった。

 

「今月は7万4000ポイントの支給だってひよりちゃん。なにか使う予定はあるの?やっぱり本?」

 

「はい、凪沙さんでも読める本も何冊か買おうと思っています」

「私の読む本なんて図書館のやつとかでいいのに…」

 

「いえ、今回ポイントがここまで残ったのは凪沙さんのおかげなので」

 

ついに私はひよりちゃんと名前呼びになったのだ。すげぇ嬉しい。それとひよりちゃんには龍園と繋がって いたことがバレた

 

「凪沙さんは聞きましたか?」

 

「何が?」

 

「今月Dクラスに振り込まれた金額が0ポイントって話をDクラスの生徒がしてたんですよ」

 

「0って何をしたらそんなことになるんだか」

 

ひよりちゃんと話しているとチャイムが鳴り坂上先生が入ってくる。すごい嬉しそうな雰囲気から滲み出ている。私以外の人でもわかるくらいだ。

 

「諸君おはよう。朝のホームルームを始める。早速ポイントについての答え合わせだ」

 

 

坂上先生はペンを出すとホワイトボードに何かを書き始める。

 

暫くすると各クラスとcpという単位で表されたポイントが書かれていた。

 

Aクラス 940cp

 

Bクラス 650cp

 

Cクラス 740cp

 

Dクラス 0cp

 

「まずはcp……クラスポイントというものを説明しよう。この学校はリアルタイムで生徒の実力を測り、数値化する。君たちの予想通り与えるポイントの基準となっているのがこのクラスポイントだ。そして1クラスポイントにつき100プライベートポイントが支給される。君達のクラスポイントは740だから74000プライベートポイントが支給されているということになる」

 

減ったポイントの200ポイント分は暴力行為が原因らしい。きっと龍園ってやつがいけないんだそうに違いない

 

「君たちはクラスポイントでBクラスを抜いたそれにより君たちはひとつ上のクラスへと昇格する。おめでとう今日から君たちがBクラスだ」

 

クラス中が喜びの声で溢れている。自分たちの我慢が報われたのだから当然だ。

そして今回の作戦が成功したことは龍園は信じてついていけるリーダーだと思う人間を増やし求心力を高めることに成功した。

 

「喜ぶのはいいが騒ぐのはホームルームが終わったあとにしてくれ。これを見てくれ」

 

坂上先生は鞄から白い紙を取り出し広げ、ホワイトボードに貼る。

 

そこに載っていたのは先日行った小テストの結果だった。名前と点数が書かれていることから全員の結果がハッキリと見れるようになっており、1番高い生徒を左上に書きそこから順々と下がりながら全員の成績が表示されている。

 

私や金田、ひよりちゃんなど勉強ができる人達は9割近い点数を取っている。満点では無いのは仕方がない、1問だけ明らかに高校範囲を逸脱しているものがあった。龍園の指示通りみんな真面目に授業を受けていたため、最低点は石崎の55点で平均点は75点だった

 

「赤点はクラスの平均点を2分の1した数値になる。今回だと38点だ」

 

「赤点になったら何かあるんですか?」

 

「今後中間試験や期末試験で1科目でも赤点を取ったものは即退学となる。今回は誰もいなかったがこれについては君達も深く理解して欲しい。私は君たちのような優秀な生徒を失うのが惜しいからね」

 

そういうと先生は教室を出ていった。それと入れ替わるように王が教卓の前に立つ。

王はクラスメイトに賞賛の声を贈る。

 

「お前らよくやった。まずは褒めてやる。想像以上だった」

 

これは世辞ではなく彼自身の本心のようだ。

 

「本当のことを言うと俺はガッカリしてたんだ。このクラスのレベルの低さに。毎月10万ポイント振り込まれると思ってる呑気なやつ、この学校は実力で生徒を測ると言われているのに授業中に睡眠をとっていたりスマホをいじっているやつ」

 

先程と違い明らかに空気が悪くなる。しかしこれも彼の計算のうちだ。

 

「でも違った。お前たちは出来ない奴じゃない、ただ高校生になったことを浮かれていただけだったんだ。その証拠に真面目に取り組み出した俺たちは俺たちより優秀とされていたBクラスよりも上であることが今日証明された。

俺はお前たちの王として約束してやる。

俺に着いてくる限りお前らをAクラスへと挙げてみせる。どんな手段を使ってでもその過程で何度敗北を味わおうと必ず最後には勝ってみせる」

 

彼のカリスマ性の根幹をなす絶対的な自身、落としてから上げることであたかも本心で話しているかのように聞こえる話術このふたつによりクラスメイト達はからに魅了される。

後半は彼と交流がある人達ほど嘘だとわかる。彼が思っていることは前半がほぼ全てだ。

だがそれを知らないクラスメイトからすると彼に認められた気になり彼について行こうという気になる。

 

「そのための策のひとつがこれだ。休み時間にでも読んでおけ」

 

彼が全員にプリントを配るそこにはポイントの税金化を行うということが書かれていた。

 

・Cクラスの生徒は毎月3万ポイントを龍園翔に預ける

・税として集められたポイントは今後のクラス対抗試 験のために使用する。何を目的に使ったのか確認したいならばいつでも聞いていい。

・もし税として集められたポイントを私利私欲に使った場合、クラスの総意でなんらかのペナルティが設けられる

・もしポイントが足りなくなり生活に支障をきたすなどの理由であれば相談に応じる

 

主にこれくらいだ。

これくらいの内容なら反感も出ることもない。それにこんな紙切れになんの効力もない

これで彼はポイントという人質を取ったのだ。作戦を考えるのを手伝ったとはいえ見事な手腕だ。

そんなことを考えていると授業が始まった。

 

 

 

 

 

 

その後は何も無く学校が終わり、特にやることの無い放課後を過ごし、日課となっている夜の徘徊を始める。

 

毎日適当に散策していたおかげでこの街の地図はだいたい頭の中に入っている。

何も考えず適当に歩き回っていると寮の裏に人影があった。

 

1人は生徒会長だもう1人の女子生徒は誰だかわからない。それとそれを覗き見している男子生徒が一人いる。

生徒会長が女子生徒を掴み壁に拘束していることが分かる。ゆっくり背後から近づきスマホを取り出す。南雲先輩に送ったらポイントもらえるかな〜くらいの気持ちでシャッターを切った。パシャっと言う音とフラッシュが炊かれた。

 

「あっ」

 

「ん?」

 

生徒会長の視線がこちらを見つめている。彼と目が合った瞬間、彼は私に向かって走り出し、私はスマホのカメラをビデオに変え録画し物理学者の才能を模倣した。

 

 

超高校級の物理学者の才能を使い分析で得た情報を元に隠れている男子生徒へとカメラが自分を写し続けてなおかつ彼の元へと飛んでいくように計算し実行する。

 

彼の元へとスマホが飛んでいくのと同時に、接近してきた生徒会長の掌底が放たれる。

それを片腕で防ぎその威力を利用し派手に吹っ飛ぶ

 

吹き飛んだ私に目をくれずに生徒会長はスマホを受け取った彼の元へと走っていく

 

「適当に投げて!!」

 

私の声を聞き男子生徒はこちらに思いっきりスマホを投げた。そのまま接近してきた生徒会長が放つ裏拳を男は半身を仰け反り回避する。続く急所を狙った蹴りを腕で受け止めた後、後ろに下がり間合いをとる

生徒会長の動きも凄いがそれよりも気になったのは男子生徒の動きだ。生徒会長の武術的な動きではなく軍隊などが習う動きだ。

 

「生徒会長ともあろうものが下級生に手を出すのはまずいのでは?南雲先輩に足元救われますよ?」

 

「お前は西園寺凪沙か。お前も面倒くさい話は嫌だろう。単刀直入に聞くいくらでその写真と動画を消す」

 

本当に単刀直入だ。正直南雲先輩に話すつもりはあまり無かった。面白い人を見つけることができたし、しかし彼が交渉に乗り出してくれたのだできるだけ多くの額を貰わなければ

 

「50万でどうですか?」

 

生徒会長は溜息をつきながら端末を取りだした

 

「交渉成立だ」

 

 

 

 

生徒会長が帰って行ったあと彼へと話しかけた。

 

「ごめんね。巻き込んじゃって」

 

「いや大丈夫だ、お前が来てなかったら俺は生徒会長を止めようとしていた」

 

「スマホ出してくれる?」

 

彼は大人しくスマホを取り出す。彼の端末に先程手に入れた50万ポイントの半分、25万ポイントを振り込む

 

「これは?」

 

彼は少し驚いている。

 

「巻き込んじゃったからそのお詫びだよ。受け取って」

 

そこまで仲良くない私たちは会話もなく寮への入口へと戻っていく。少し考えてから口を開いた

 

「私の名前は西園寺凪沙。今日会ったのもなんかの縁だと思うしあなたの名前を教えてよ」

 

突然話しかけられたことに驚きながら彼は返事を返す

 

「俺の名前は綾小路清隆だ」

 

「綾小路清隆か、少し馴れ馴れしいけどひとつ質問してもいい?」

 

「ああ」

 

「あなたにとって勝利することは生きること?」

 

彼の雰囲気が今までと大きく変わる。無機質な目が私を見つめている。自分以外の全てのものが彼の目には物にしか見えていないのだろう。どんな育ち方をしたらこんな目になるのか想像もつかない

 

「質問している意味がわからない」

 

綾小路清隆、私は彼という存在にどうしようもなく惹かれた。彼は私と似ているのだ

彼は勝利することで自分の存在を証明して欲しいという感情と自分に敗北を与えて自分の存在を否定して欲しいという二つの矛盾する考えを持っている。

私は自身の存在が生まれるべきでは無いと思っている。それなのに生まれてきた意味があると思っている。

 

彼を変えたい。私はそう思った。今回は気まぐれでは無い。これは紛れもなく私が抱いた想いだ。

彼を変えることが出来れば私も変われるような気がしたから。

だから

 

「綾小路くん、私と友達になろうよ」

 

 

 

 




良かったら感想とお気に入り登録と高評価ください作者が喜びやる気がシャカリキになります。

龍園達がDクラスに暴力事件起こしたのってなんででしたっけ?知ってる人がいたらメッセージか何かで教えてください

読み返してみて主人公のダンロン世界の転生者って設定使いこなせてる気がしないから主人公の前世回りを日記形式でやろうとおってるだけどいる?要らない?

  • いる
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