アリーナに、ジオノージアンの歓声が響き渡る。
「貴女がマスター・ホーガンですね。」
「あぁ、あんたがアナキン・スカイウォーカーね。よろしく。オビ=ワン、面倒臭くない?」
「大丈夫です。良い師ですよ。」
「アナキン、サム、状況を分かっているのか?」
「私達処刑台にいるのよ!?」
アナキンと自己紹介し合っていたら、オビ=ワンとアミダラ議員…パドメに怒られた。
「ちゃんと転送してくれただろうな?」
「しっかり送りましたよ。」
「だから私がいるんだけど?」
「………」
「無視ですか、親友オビ=ワンよ。」
「処刑が始まりますよ。」
柵が開けられ、ネクスーやアクレイなどのクリーチャーがアリーナに放たれた。クリーチャーはジオノージアンにせっつかれ、私達を襲い始める。
さて、私も反撃しますか。
「待て、サム、何を、っ!?」
フォース・ジャンプでまず台の上に乗り、鎖を短く持って落ちる時の重力で台を倒す。台が砕けたのを確認して、私は最初にジオノージアンに鎖をぶん投げる。ジオノージアンが2人倒れ、今度はネクスーに狙いを定める。
何て言ったって、そのネクスーはアミダラ議員を狙っているから。
「サマンサ!」
「大丈夫だ、アナキン。サムに任せろ。」
集中して、近くのクリーチャーに心を開く。
私はキファーだ。生き物と心を通わせるのは得意だ。ジェダイの訓練でも、私は重きに置いてきた。得意なことが2つ以上なければ、私はこの世界で生き残れない。
「おいで。」
ネクスーが最初に警戒心を解き、私の下へ歩いてくる。
「お座り。」
指示通り、ネクスーは私の前で座る。
「すごいわ…」
パドメが感心する中、アナキンもリークと心を通わせようとする。
「訓練を思い出せ。心を開くんだ。」
「はい、マスター……」
映画ではできているから、ここでもできるはずだ。それに、アナキンは予言の選ばれし者。できる、絶対に。
更に、私はネクスーに指示をした。
「あの席に。」
その一言で、ネクスーは貴賓席に向かっていく。だが、ネクスーはジャンゴに撃たれて殺されてしまった。繋がっていた為、死の苦痛が伝わってくる。
「サム!!」
オビ=ワンの声に振り返ると、リークが目の前に飛び出てきた。その背中には、アナキンを先頭に3人が乗っている。良い状況かと思ってたけど、シールド付きのバトル・ドロイドに囲まれてしまった。
鎖を構えると、隠し持っていたコムリンクが鳴る。
「なぜ持ってる!?」
「なっ…どうやって…!?」
「2人共驚きすぎ。」
現役ジェダイ2人に驚かれながら、ブーツを脱いでコムリンクを取り出した。ブーツから落ちてきて、オビ=ワンは呆れた顔をする。パドメまでドン引きしていた。
「何!?相棒と連絡取れないのは死活問題でしょ!?」
『サム様?』
「アズ、どうしたの?」
『時間稼ぎお疲れ様でした。』
アズの声にアリーナを見渡すと、至るところでライトセーバーが起動した。
ジェダイが到着したらしい。
ジオノージアンは逃げていき、マスター・ウィンドゥが貴賓席から飛び降りてくる。
「あぁ…始まっちゃった………」
私はあのジオノーシスの戦いの、超ど真ん中にいる。
来てしまったものは仕方ない。私も戦うしかない。何もしなければ、死ぬかもしれないのだから。
店もこれからなのに、まだ死にたくない。
「ホーガン!」
オビ=ワン達と同様に借り物のライトセーバーを受け取り、起動させる。
バトル・ドロイドが更に導入され、ジェダイはライトセーバーを構えて走っていく。
「サム様〜!!」
アズがアームを振りながら飛んできて、私は思わず二度見した。
レーザー弾を偏向させて、アズに店のことを問い詰める。アルバイトはまだ雇っていない。誰が〈ホーガ・フォレスト〉を見ているんだよ。
「店は!?」
「ヴォス様が留守番を、」
「はぁ!?てかヴォスに様付けしなくていいから!なんでヴォス!?」
「私はサム様が心配で……そう言ったら店を任せろと。」
ヴォスの考えが読めた。
戦いが終わっても私が逃げないように、わざわざ残って船を押さえているんだ。
逆に戦力として来てほしいんだけど。ていうか、普通逆でしょ。〈ホーガ・フォレスト〉は私とアズのものだ。
「あーもう、分かったよ!隠れてて!」
壊れたら修理するの大変だから!!
ドロイドの数がまた増え、オビ=ワンの影に隠れるとなぜか怒られた。
「何をやっているんだ!?」
「え?弾を避けてるんだけど?」
だって現役じゃないし、まだ勘も戻ってないし、仕方ない。
あ、いいところに、ブラスターが。
「ブラスターだと!?」
「何!?」
「野蛮すぎるだろう!」
「便利じゃん!」
ブラスターでドロイドを倒していき、近くのドロイドはテレキネシスで引き寄せてライトセーバーで切り壊していく。
しかし沸いて出てくる出てくる……
映画でも思ったけど、キリがない。ドロイドは大量生産されるもの。対するジェダイは数が限られる。
まだ生きているのは、奇跡だ。
いや、フォースのお陰か。
私がフォースをありがたがっているなんて、相当参っているみたいだ。
サムは独身を貫くべきか否か?
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早く結婚しろ。
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ダメ、独身でいろ。
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