麦わら旅団 冒険記   作:自堕落無力

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百八話

 

 『麦わら旅団』の団長であるルフィと『金獅子海賊団』の船長であるシキの対決はルフィの勝利に終わった。ルフィはシキを抱え上げて王宮の中へと戻れば……。

 

「お疲れ様、ルフィ」

 

「ああ、お前達もな」

 

 王宮の中へと戻れば『麦わら旅団』の団員であるウタとゾロやナミにウソップ、サンジ、ビビにカルー、ラキとアン、チョッパーとロビン、ストロンにサウス、フランキーにブルックたちが『金獅子海賊団』の傘下に入った海賊たちやシキの側近であったインディゴに赤いスーツを着ている赤い毛並みのゴリラであるスカーレットたちが倒れた場でそこにいる。

 

 

 

 また、メルヴィユで仲間になった動物たちも彼らにとって王であるルフィを待っていたのだ。

 

 そうして、戻ってきたルフィにウタが声をかけ、ルフィが答えた。

 

 

「特に歯応えのある奴はいなかったな」

 

「まあ、この子たちが暴れていたしね」

 

「お陰で大分、楽だったぜ」

 

「そうね」

 

「助かったぞ、お前達。あ、そうそうルフィ、紹介したい奴がいるんだ。電撃を出す事が出来るから、名前はビリーだ」

 

 ゾロは不満げに言い、ナミは苦笑、ウソップは良かったと態度で表し、ビビは微笑んだ。

 

 

 

 そして、チョッパーがルフィへと言いつつ、とある動物を呼ぶ。

 

 

 

「クアー(ビリーです、よろしくお願いします)」

 

 その動物はトサカのついたアヒルのような鳥でダチョウほどの大きさ――エレキ鳥のビリーは鳥籠の中に捕らわれていたがチョッパーたち『動物団』が助け出したのだ。

 

 

 

「おう、よろしくなビリー」

 

「今更、言うまでも無いけどルフィは本当に動物好きよねぇ」

 

「仲良くできるなら、一つの特技だ」

 

「ヨホホ、こうして協力し合えるのは良い事です」

 

 ビリーとの触れ合いを見て、ロビンは微笑ましいと笑みを浮かべ、フランキーにブルックも同じく称賛する。

 

 

「さて、とりあえずは言っておこうぜ……この戦い、俺達、『麦わら旅団』の勝ちだぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

『おおおおぉぉぉぉぉぉっ!!』

 

 ルフィが声を上げれば、皆も声を上げたのであった。

 

 そうして、ウタの力で『金獅子海賊団』の団員全てを拘束する。

 

 

 

 シキはそれらとは別に『海楼石』の鎖で拘束した。

 

 

 

「爺ちゃん、センゴクさん……シキも含めて『金獅子海賊団』を捕らえました」

 

「ぶわっはっはっは……流石じゃのう、ルフィ」

 

「私達の尻拭いをさせてすまないな」

 

「いえいえ」

 

 ルフィはその後、空中に浮いているため手を出せず、島の周囲で待機していた海軍の船の中にいるガープとセンゴクへと連絡をした。

 

ガープは嬉し気に、センゴクは申し訳なさそうに言う。ともかく、ルフィ達は『金獅子海賊団』の引き渡しを行い……。

 

 

 

 

「もう、脱走出来ると思うなよ」

 

「ジハハ、しねぇよ……俺はルフィに負けたんだからな……ああ、負けたんだ」

 

 センゴクがシキへと声をかければ彼は満足そうに言う。

 

 そう、彼はルフィに負けて野望も潰えたがしかし、満足であった。何故なら絶対に手に入らないと思っていた自分が認めた相手の決闘による決着をようやく手に入れる事が出来たのだから……。

 

「ガープ、良い孫を持ったじゃねえか」

 

「ふん、お前に言われたくは無いが……ルフィは自慢の孫じゃよ」

 

 そんな会話をしながらガープとセンゴク達は『金獅子海賊団』を船の中へと連行していった。

 

 

 

 

 それを『麦わら旅団』は見送りながら……。

 

「良し、じゃあ後は……宴だぁぁぁぁっ!!」

 

『うおおおおおつ!!』

 

 ルフィ達は勝利の宴を開始したのであった……。

 

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