麦わら旅団 冒険記   作:自堕落無力

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百九話

 

 ルフィ達、『麦わら旅団』は『空中群島メルヴィユ』を縄張りとしていた『金獅子海賊団』との戦いに勝利し、船長であるシキから彼の傘下になりに来た海賊団も含めて全員を海軍へと引き渡したのである。

 

 因みにその戦いの際にシキが群島であったメルヴィユの全ての島を王宮のあった島を中心に合体させたので今の『メルヴィユ』は群島でなく、一つの広大で巨大な島となっている。

 

 また、シキが能力を解除して海の上に降ろしているので通常の島と同じでもあった。

 

 

 

「わーい、空を飛べるよー」

 

「ははは、こういう事が出来るようになっていたなんてな」

 

 シキの支配から解放されたメルヴィユの人々はなんと、島に生えていた『IQ』の影響によって独自の進化を遂げていた事が判明した。

 

 メルヴィユの人々の全員の腕に生えている羽は飾りでしかないと思っていたがなんと、飛行能力を備えていた。

 

 よって今、空を飛んでいるが飛行能力を実感したメルヴィユの人々は喜んでいる。

 

 

 

「まさか、本当に飛べるなんてな……」

 

 シキに勝利した事もあって、メルヴィユの人々に動物と『宴』をした『麦わら旅団』

 

 ウタによる歌とブルックの演奏合わさったライブもあって盛大に盛り上がった中でなんとなく、ルフィは『羽があるんだし、案外飛べるんじゃないか? 『IQ』が人間だけに影響を及ぼさないって事もないだろうしな』とメルヴィユの人々にあった羽から飛行能力を備えているかもしれないと言ったのである。

 

 すると、やってみた結果……空を飛んだのである。

 

 

 

「うわぁ、羨ましいなぁ」

 

 楽しそうに飛行するメルヴィユの人々の様子を見てウタは笑みを浮かべながら、呟く。

 

 

 

「まさか、空を飛べる人間に出会えるとはなぁ」

 

 ゾロが酒を飲みながら、呟いた。

 

 

「『IQ』の効果は凄いわね」

 

「これは良い旅の話が出来たな」

 

 ナミは驚きながら言い、ウソップは羨ましそうな表情で言う。

 

「楽しそうで何よりだ」

 

「メルヴィユの人々はようやく自由になれたものね」

 

 サンジは用意していた料理を運びつつ、呟いた。ビビも満足そうに言う。

 

 

 

「本当、良かったなぁ」

 

「そうね」

 

 チョッパーの言葉に応じながら、彼とラキにアン、ストロンらを愛でているロビンが言った。

 

 

 

「こんなに楽しい宴もそうはねぇな」

 

「ヨホホホ、そうですねぇ……私達も気持ちが良いですし、良い光景が見れて気分も最高です」

 

 フランキーとブルックも満足そうに笑いながら言う。

 

 綺麗な月光が見える場所にて空中飛行するメルヴィユの人々という光景は幻想的でもあった。

 

 

 

 そして……。

 

 

「ビリー、仲間としてよろしく頼むぞ」

 

「クアー(こちらこそ)」

 

 『麦わら旅団』の新たな仲間としてビリーが加わる事になり、『動物団』のチョッパーにカルー、ラキとアンにストロンとサウスらは後輩が出来た事を喜ぶのであった……。

 

 

 

 

 

 

 海底大監獄である『インペルダウン』――かつて脱獄したその場所へと彼は戻って来た。

 

「……ほう、まさかとんだ大物に出会えるとはなぁ」

 

 『インペルダウン』に収監されているクロコダイルは少し驚愕をしながらも再収監されたシキへと声をかける。

 

 

 

「七武海のクロコダイルか……」

 

 シキはクロコダイルの名を呼びながらも後は只々、看守の誘導に応じるのみ……。

 

 

 

「カハハハ、あんた程の者が負けたようだな」

 

「お前までいたのか……ああ、俺は負けたんだよ。喜べ、こんな時代でもお前の大好きな強い奴がいるぞ、バレット」

 

「へぇ……」

 

 バレットと呼ばれた男がシキの言葉に興味深げにするのであった……。

 

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