麦わら旅団 冒険記   作:自堕落無力

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百十七話

 

 ルフィ達、『麦わら旅団』は【偉大なる航路】の西の海と北の海に面している後半、『新世界』へと進むためにシャボンディ諸島へと向かう中で色々とはあったが、遂にシャボンディ諸島へと辿り着いた。

 

「ルフィ先輩、此処にいれば必ず会えると思っていただべー」

 

「いや、何度も言ってるけど『魚人島』に行くためにはここに来るしかないっていたじゃないのよぉ~。ごめんねぇ、麦ちゃん。こうしてまた出迎えるような事をして」

 

「謝らなくても良いぞ。ただ、手間かけさせて申し訳ないとは思っているけどな」

 

 すると先にシャボンディ諸島にいた麦わら旅団傘下義勇組織バルトクラブに出迎えられた。

 

 

 

 相も変わらず、バルトクラブのリーダーであるバルトロメオはルフィと再会出来た事に感動して涙を流し、ベンサムは呆れるように言いながら、ルフィに軽く謝った。

 

「そんな……ウォーターセブンで別れてからもあの海賊王ロジャーの宿敵である『金獅子』を倒した偉大なルフィ先輩を出迎えるのは当たり前だべよ」

 

「そうよねぇ~~、それとあちし達の他に麦ちゃんを出迎えたいって人が来てるわぁ~ん」

 

 

 

「出迎えたい人?」

 

 

 ベンサムがルフィへと言い、とある方向を指し示すと……。

 

 

 

「よう、ウォーターセブンぶりだな……」

 

「わっしは久しぶりだねぇ、ルフィ……旅に出て色々と世界のためにやってくれているようで感謝してるよぉ」

 

 海軍に三人いる大将のうち、それぞれ私服姿の『青キジ』ことクザンに『黄猿』ことボルサリーノがいてルフィへと声をかける。

 

 

 

「クザンさん、それにボルサリーノさんまで……仕事は大丈夫なんですか?」

 

「まあ、時には部下に仕事を任せたりしないと育たないからな」

 

「このバルトクラブの存在だけじゃ無く、東の海での功績や【偉大なる航路】でもクロコダイルや『金獅子』の計画を潰して捕えた大手柄を立てたルフィにわっしも直接会って、褒めたくてねぇ」

 

 そう、二人はルフィに笑みを浮かべたが……。

 

 

 

「実はさっき、このあたりを縄張りにしている人攫い組織に会いました。そこで話を聞きましたよ」

 

「あらら……知っちまったか……」

 

「出来れば、ルフィには知って欲しくはなかったんだけれどねぇ」

 

 ルフィが告げれば、二人とも苦い表情を浮かべて呟く。

 

 

 

「センゴクさんに爺ちゃん、クザンさんにボルサリーノさん、サカズキさんがいてそういう状況だというなら、俺もなんとか受け入れます」

 

「物分かりが良くて本当に助かるよ、悪いな」

 

「どうか頼むよ、ルフィ」

 

 次のルフィの言葉に二人とも申し訳無さそうな表情を浮かべて感謝をする。

 

「実は天竜人も来てるから慎重に行動するぞ」

 

 同行してきた魚人のハチ、更には人魚のケイミーが見つかると天竜人や控えている賞金稼ぎや人攫い集団に見つかると厄介になるので『バルトクラブ』に護衛を頼み、待機してもらいながら、とりあえずはクザンとボルサリーノの二人による案内の元、シャボンディ諸島を観光する事になったのだった……。

 

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