麦わら旅団 冒険記   作:自堕落無力

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百二十六話

 

 ルフィは『麦わら旅団』としてシャボンディ諸島で人身売買が行われているのが黙認されている『ヒューマンショップ』を襲撃すれば、問題になってしまうのでドラゴンやサボに迷惑をかける事になるが『革命軍』として襲撃した。

 

 元々、世界政府と対立しているし、奴隷達にとっては『革命軍』は正義の味方のようになるからだ。

 

 とはいえ、世界政府が仮にもかかわっている場所であるので不都合な部分をもみ消そうと襲撃した者達を探しつつ、海賊の取り締まりを始めた。

 

 元々、シャボンディ諸島から『海軍本部』は近い場所にあるのでこうした行動は本当に速かった。

 

 ましてや襲撃においては『天竜人』も巻き込まれているのでなおさらである。

 

 

 

「思ったより、騒ぎになっているな」

 

 そうして騒動はルフィが思ったより大きくなっていた。

 

「まあ、政府は勿論、世界貴族の天竜人が利用していた場所が襲撃したんだから当然だよ。天竜人も被害に遭ったようだし」

 

「ですよね……数週間身を隠しても長引きそうだ」

 

 レイリーの指摘にルフィは苦笑を浮かべる。『ヒューマンショップ』襲撃においてはクザンとボルサリーノより、襲撃し終えた後は数週間から数か月は身を隠せと言われている。

 

 出来る限り、混乱を納める努力はするが規模の程度にもよると言われていた。

 

思考を巡らせながらもレイリーから『ロジャー海賊団』の話を聞く。

 

 『海賊王』であるロジャーは公開処刑の日から四年前に不治の病にかかっていた。手の打ちようが無かったが双子岬にいるクロッカスがロジャーの病を鎮静できる腕を持っていたため、ロジャー達はクロッカスに頼み込んで船医になってもらったという。

 

 それはクロッカスにも探したい海賊団がいたからという点もあった。

 

 その探したい海賊団とは、当然……。

 

 

 

「クロッカスさん、そうまでして私達を……」

 

 クロッカスが探していた海賊団は大クジラであるラブーンを預けたブルックたちの海賊団である『ルンバー海賊団』である。

 

 この事実を知り、ブルックは感激して涙を流した

 

「……」

 

 一方で一度、クロコダイルに近づくためもあるがラブーンを捕鯨しようとしていたビビはこの手の話題になるとどうしても負い目が出てしまう。ルフィはさりげなく肩を軽く叩いて慰めた。

 

 ともかく、ロジャーはクロッカスの助けもあって『偉大なる航路』制覇を果たし、その後は海賊団を解散すると一年後に海軍へと自首し、公開処刑されたのである。

 

 そんな話をレイリーから聞くルフィ達だがコーティング作業は三日はかかるという事であり、そもそも身を隠して騒ぎが治まるまでは出航も許されない状態。

 

 どう、身を隠すか考えていたところ……。

 

 

 

「協力しよう、ルフィ……前に信じてもらった礼だ」

 

「それはありがたい」

 

 『ぼったくりBAR』の扉が叩かれたのでルフィが外に出れば『七武海』の一人でルフィの父親で革命軍のボスでもあるドラゴンとも関係がある『七武海』のバーソロミュー・くまが居て、話を持ち掛けたのであった……。

 

 

 

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