麦わら旅団 冒険記   作:自堕落無力

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百五十一話

 

 ルフィにウタとサボの三人はインペルダウンの『LEVEL5』にて隠されたLEVEL5.5番地である『ニューカマーランド』の長をしていた革命軍の主力陣であり、革命軍の長であるドラゴンの昔からの同胞、エンポリオ・イワンコフとイワンコフの副官をしているイナズマと接触し、彼らの協力を得て『LEVEL6』へと向かい、そうしてついに目的であるルフィ達にとっての義兄弟であるエースと出会えたのだ。

 

 

 

「ふっ!!」

 

 ルフィは『武装色の覇気』を纏わせて強力な拳撃を炸裂させる事でエースの入っている牢を破壊した。

 

 

 そうして、ルフィにウタとサボはそれぞれ、仮面を取りながら牢の中へと入っていき……。

 

 

「間に合って良かった、本当に……」

 

「どうして来たって……助け合うって誓ったでしょ」

 

「お前の意地も分かるが、俺達だってお前を失うのは嫌なんだよ」

 

 それぞれ、声をかけながらルフィ達はエースを抱擁した。

 

 

 

「すまねぇ、本当に……ありがとうな、助けに来てくれて」

 

 ルフィ達の言葉もあり、エースは甘んじて抱擁を受け入れながら礼を言った。

 

 

 

「エース、悪いがお前にはやってもらわなくちゃならない事がある。皆で白ひげを説得して海軍との戦争を止めさせるんだ」

 

「っああ、喜んで協力する。そして、説得ならそこにいるジンベエも連れていくべきだ。親父と盃を交わしているからな」

 

 鎖を破壊してエースを自由にしたルフィに対し、エースは彼の横にいる身長3Mはある巨漢で後頭部に髷を結った巨漢で恰幅も良い体格をしているジンベエザメの魚人で元七武海のジンベエに視線を向けた。

 

 

 

「ジンベエ……アーロンの」

 

「お主が『麦わら旅団』のルフィか……アーロンの横暴を止めてくれた事、本当に感謝しておる。本来は儂がやるべきじゃったからな」

 

「ああ、そうだな……恩を感じてくれているなら、白ひげの説得に協力してくれるか?」

 

「勿論、そもそも儂は戦争に反対したからここに入れられたんじゃ。喜んで協力させてもらうっ!!」

 

「良し」

 

 

 ルフィはジンベエを拘束している鎖を破壊する事で自由にしつつ、ウタとサボも含めて仮面を付ける。

 

 

「クハハハ、仮面を付けていようが俺には分かるぜ。良いのか、このまま行って……お前の正体が誰かバラすかもしれんぞ」

 

「そんな事をすればヴァナータの弱みをばらすわよ。クロコボーイ」

 

「てめぇもいやがったか、イワンコフっ!!」

 

 『LEVEL6』にはクロコダイルもいて、ルフィに対して声をかけたがイワンコフの言葉、更にはイワンコフの姿を見ると不快気な表情を浮かべた。

 

 

 

「ジハハハ、つまらねぇ真似をしようとすんじゃねえよクロコダイル……お前はそのまま行け……良かったら白ひげによろしく言っておいてくれ。俺はもう満足してるってな」

 

「良いだろう」

 

 シキがクロコダイルに声をかけつつ、ルフィへと大分すっきりした表情で声をかける。

 

 そして、ルフィは頷いてみせた。

 

「じゃあ、いくよ……かなり疲れるけどっ!!」

 

 そうしてウタが『音楽の王』を呼び、サボがこのインペルダウン付近に密かに用意していた船にウタは勿論、ルフィにサボとエースにイワンコフとイナズマ、ジンベエを音楽の王の力によって『ウタワールド』を経由した大規模な転移をした。

 

 

「戦争を止めに行くぞ」

 

『おおおおっ!!』

 

 そうしてルフィ達は直ぐに船を動かし、海軍と白ひげ海賊団の戦争を止めに向かったのであった……。

 

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