ルフィはかつて、『世界の破壊者』と呼ばれてインペルダウンから脱獄したバーンディ・ワールドが暴れている情報を掴んだ。
そしてワールドが何故かは知らないが【凪の帯】にある『女ヶ島』を攻める事にしたようであり、巨大海賊船である『グローセアデ号』で近づいて来た。
『七武海』の一人、ハンコックを狙う事にしたようだ。なのでルフィは【凪の帯】にいる海王類の群れに頼んで攻撃したのだ。
それと共にルフィは『無貌の処刑人』として、グローセアデ号へと乗り込む。
「バレてないと思ったか?」
「があっ!!」
そうしてルフィは巨人と魚人のハーフでサングラスをかけた盲目のカサゴ由来の
「さてと……」
そうして巨大な島のようになっているグローセアデ号の中に入っていき、壁に触れながら『見聞色の覇気』によって残留思念を読み取る事で船の構造を把握していく。
そのまま、更に残留思念を読み取る事でグローセアデ号の記憶を探って中を進んでいき……。
「しっ!!」
「ぎゃあっ!!」
「ぐふっ!!」
気配を殺しながら船の中を進んでいく中で68歳の老婆でワールド海賊団船医ナイチンと頭にキューブ状のものを2つ付け、眼鏡をかけ髭を生やした男でワールド海賊団の機関士で殴ったものや空気をキューブ状に固めて自在に操る能力を有する【超人系――キュブキュブの実】の能力者であるガイラムをルフィは愛用の拳銃で姿を見せる事無く、頭部を撃ち抜く事で射殺する。
こうして、そのまま進んで奥へ……。
「貴様か、俺の船を荒すのは……」
「まあ、そうだな。だが、船を荒しに来たわけじゃない。お前を殺しに来た」
「ぐっ、うぐっ!!」
ワールドへとルフィは『覇王色の覇気』を放つ事でたじろがせる。
「どうやら只者じゃないようだな……」
「お前が凍結されていた三十年間に世界は色々と変わったんだ。今ではお前より、強いものは幾らでもいる。来るなら本気で来い。それくらいは待ってやる」
「バロロロ、なら遠慮なく……モアモア100倍弾」
ワールドは手に持った石を巨大化させ、『武装色の覇気』を纏わせながらルフィに向かって投擲する。
「しっ!!」
それをルフィは『武装色の覇気』で殴って破壊した。
「モアモア100倍速!!」
ワールドは自らの速度を100倍にして超高速での疾走を開始……。
「
ルフィは手足に『武装色の覇気』を纏わせながら生命帰還によって全身を絞り上げるようにして痩身となる。
ルフィも超高速で疾走し……。
「うぐあああっ!!」
ワールドは超高度であり超絶的な『見聞色の覇気』を使えるルフィによって事前に動きを見抜かれているのもあって、そのまま武装色を纏わせた両拳による嵐の如き拳撃のラッシュを炸裂させる。
数秒間で十、百、千、万を超える乱打を浴びせられていき……。
「くらえ」
そうしてルフィは両手の握り拳を上下にワールドの体に当て……。
「六王銃!!」
「があああっ!!」
途轍もない衝撃によって、ワールドに対して内部破壊の攻撃を炸裂させて吹っ飛ばしたのであった。
「……貴様、な、何者だ……」
「麦わら旅団、団長のルフィだ。今は違うが普段は冒険をしている」
ルフィは仮面を取りながら自己紹介する。
「冒険か……俺もそのつもりだったよ……だが、この世界は邪魔が多すぎる」
「だから何もかもを破壊したのか。そんな生き方じゃ、裏切られるのは当たり前だ」
言いながら、ルフィは右足を振り上げ、そのまま振り下ろしてその頭を兜ごと潰して殺した。
「ワールド……儂は結局奴を恐れていた。もっと、上手く交流していれば……すまない、駄目な兄で……儂は病弱な身でもうすぐ死ぬ。だから、殺してくれ」
「……良いだろう。せめてあの世で兄弟仲良くやっていける事を願っている」
「ありがとう」
ワールドの兄でワールド海賊団副船長で小柄であり、点滴を付けている右側の角が折れた兜を被った見るからに病弱な身のバーンディ・ビョージャックはワールドを見て、跪くようにして最後にはルフィに自分を殺すよう、告げた。
こうして、ルフィはワールドを見ているだけのビョージャックに近づき……指銃で首の後ろを突き、経穴を刺激する事で痛みも感じさせずに即死させたのであった……。