麦わら旅団 冒険記   作:自堕落無力

172 / 172
百七十一話

 

 ルフィはかつて、『世界の破壊者』と呼ばれてインペルダウンから脱獄したバーンディ・ワールドが暴れている情報を掴んだ。

 

 そしてワールドが何故かは知らないが【凪の帯】にある『女ヶ島』を攻める事にしたようであり、巨大海賊船である『グローセアデ号』で近づいて来た。

 

 『七武海』の一人、ハンコックを狙う事にしたようだ。なのでルフィは【凪の帯】にいる海王類の群れに頼んで攻撃したのだ。

 

 それと共にルフィは『無貌の処刑人』として、グローセアデ号へと乗り込む。

 

「バレてないと思ったか?」

 

「があっ!!」

 

 そうしてルフィは巨人と魚人のハーフでサングラスをかけた盲目のカサゴ由来の巨魚人(ウォータン)である戦闘員セバスチャンがカサゴによる保護色で姿を消していたのを『見聞色の覇気』で察知していたので瞬時に『武装色の覇気』を纏わせた『桜十』と『木枯らし』を振るう事で交差する斬撃を飛ばし、それを炸裂する事で切り殺した。

 

「さてと……」

 

 そうして巨大な島のようになっているグローセアデ号の中に入っていき、壁に触れながら『見聞色の覇気』によって残留思念を読み取る事で船の構造を把握していく。

 

 そのまま、更に残留思念を読み取る事でグローセアデ号の記憶を探って中を進んでいき……。

 

「しっ!!」

 

「ぎゃあっ!!」

 

「ぐふっ!!」

 

 気配を殺しながら船の中を進んでいく中で68歳の老婆でワールド海賊団船医ナイチンと頭にキューブ状のものを2つ付け、眼鏡をかけ髭を生やした男でワールド海賊団の機関士で殴ったものや空気をキューブ状に固めて自在に操る能力を有する【超人系――キュブキュブの実】の能力者であるガイラムをルフィは愛用の拳銃で姿を見せる事無く、頭部を撃ち抜く事で射殺する。

 

 こうして、そのまま進んで奥へ……。

 

「貴様か、俺の船を荒すのは……」

 

「まあ、そうだな。だが、船を荒しに来たわけじゃない。お前を殺しに来た」

 

「ぐっ、うぐっ!!」

 

 ワールドへとルフィは『覇王色の覇気』を放つ事でたじろがせる。

 

「どうやら只者じゃないようだな……」

 

「お前が凍結されていた三十年間に世界は色々と変わったんだ。今ではお前より、強いものは幾らでもいる。来るなら本気で来い。それくらいは待ってやる」

 

「バロロロ、なら遠慮なく……モアモア100倍弾」

 

 ワールドは手に持った石を巨大化させ、『武装色の覇気』を纏わせながらルフィに向かって投擲する。

 

「しっ!!」

 

 それをルフィは『武装色の覇気』で殴って破壊した。

 

「モアモア100倍速!!」

 

 ワールドは自らの速度を100倍にして超高速での疾走を開始……。

 

柔極(じゅうきょく)紙絵武身(カミエブシン)

 

 ルフィは手足に『武装色の覇気』を纏わせながら生命帰還によって全身を絞り上げるようにして痩身となる。

 

 ルフィも超高速で疾走し……。

 

「うぐあああっ!!」

 

 ワールドは超高度であり超絶的な『見聞色の覇気』を使えるルフィによって事前に動きを見抜かれているのもあって、そのまま武装色を纏わせた両拳による嵐の如き拳撃のラッシュを炸裂させる。

 

 数秒間で十、百、千、万を超える乱打を浴びせられていき……。

 

「くらえ」

 

 そうしてルフィは両手の握り拳を上下にワールドの体に当て……。

 

「六王銃!!」

 

「があああっ!!」

 

 途轍もない衝撃によって、ワールドに対して内部破壊の攻撃を炸裂させて吹っ飛ばしたのであった。

 

「……貴様、な、何者だ……」

 

「麦わら旅団、団長のルフィだ。今は違うが普段は冒険をしている」

 

 ルフィは仮面を取りながら自己紹介する。

 

「冒険か……俺もそのつもりだったよ……だが、この世界は邪魔が多すぎる」

 

「だから何もかもを破壊したのか。そんな生き方じゃ、裏切られるのは当たり前だ」

 

 言いながら、ルフィは右足を振り上げ、そのまま振り下ろしてその頭を兜ごと潰して殺した。

 

 「ワールド……儂は結局奴を恐れていた。もっと、上手く交流していれば……すまない、駄目な兄で……儂は病弱な身でもうすぐ死ぬ。だから、殺してくれ」

 

「……良いだろう。せめてあの世で兄弟仲良くやっていける事を願っている」

 

「ありがとう」

 

 ワールドの兄でワールド海賊団副船長で小柄であり、点滴を付けている右側の角が折れた兜を被った見るからに病弱な身のバーンディ・ビョージャックはワールドを見て、跪くようにして最後にはルフィに自分を殺すよう、告げた。

 

 こうして、ルフィはワールドを見ているだけのビョージャックに近づき……指銃で首の後ろを突き、経穴を刺激する事で痛みも感じさせずに即死させたのであった……。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

ONE PIECE 荒ぶる暴獣の猛威(作者:ウェイブロック)(原作:ONE PIECE)

世界は権力者の横暴、海賊の横行、何よりその裏で蠢く何かによって戦乱と騒乱が絶えず入り乱れていた。▼そんな世界で生きる海賊〝百獣のカイドウ〟の元に息子が生まれた。▼その息子スサノオは動乱の世でも我を貫こうと戦い抜く!!


総合評価:2148/評価:6.67/連載:191話/更新日時:2026年08月10日(月) 21:00 小説情報

ヒエヒエの実を食べた少女の話(作者:泰邦)(原作:ONE PIECE)

ワンピースの世界に転生した女性がヒエヒエの実を食べて海を荒らしていく話。▼オリジナル展開、オリジナル悪魔の実、ガバガバ設定多々あります。(そのうち)主人公最強系。▼青雉(クザン)はこの作品に登場しません。▼※138話から原作の話になります。


総合評価:30829/評価:8.67/連載:329話/更新日時:2026年08月10日(月) 00:02 小説情報

ONE PIECE 死神伝(作者:ぐちロイド)(原作:ONE PIECE)

地球で死んだ7人の男女(女5男2)は女神によってONE PIECEのロジャーがまだ海賊王になる前の世界に転生させられます。▼毎週月曜23時に週一で投稿します。


総合評価:272/評価:7.43/連載:92話/更新日時:2026年08月10日(月) 23:00 小説情報

サトシ君(転生者)の目指せ、ポケモンマスター!!(作者:DestinyImpulse)(原作:ポケットモンスター)

▼ 転生したのはオリ主でもモブでもなく紛れもなく主人公。▼ 定期的に世界を救わなくてはならない大役を背負いながらも、ポケモンとの出会いと冒険に胸を躍らせる。▼ ▼「通りすがりのポケモントレーナーだ、覚えておけ!ピカチュウ、君に決めた!!」▼「ピカチュウ!!」▼ コレはアニポケ主人公のサトシに転生した少年が、時にポケモンと絆を深め、時に女の子とのフラグを作り、…


総合評価:8186/評価:8.58/連載:64話/更新日時:2026年08月07日(金) 20:32 小説情報

赤犬になった男の奮闘記(作者:甘瓜)(原作:ONE PIECE)

【あらすじ】▼目が覚めたら、赤犬ことサカズキに転生した男がONE PIECEで奮闘する話。▼少年漫画の世界とは言え、ここまでハードモードだなんて聞いてないんだけどぉ!?▼果たして、サカズキ(転生者)の運命は如何に!?


総合評価:526/評価:7.62/連載:4話/更新日時:2026年05月31日(日) 20:59 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>