『麦わら旅団』はシャボンディ諸島で再会を果たし、更には現在、七武海の座を剥奪されてから行方不明なモリア自身、あるいはモリアへの手がかりが見つかるまでという条件で一時的にゾロと一緒にミホークと暮らしていたペローナが加わった。
「お、おぉ……ま、また美女が増えた……お、俺は最高に幸せだぁぁぁぁっ!!」
サンジはペローナという十分に美女な女性が加わった事を取っても喜んでいるし、感動の涙すら流していた。
「随分とオーバーだな」
「まあ、こんな感じのリアクションをエロコックはするだろうなとは思ったが……この二年間で酷くなってるな」
「何があったんだよ……」
サンジのオーバーなリアクションに結構戸惑っているルフィにゾロにウソップ。
サンジはカマバッカ王国で過ごし、その濃い生活の余り、自らもおカマになりかけた。その反動で女性に対し色んな意味で弱くなっていたのであった。
「うるせーっ、お前達もおカマしかいない島で過ごせば俺の気持ちが分かるぞ。絶対になぁ、ああ、本当に辛かったんだ」
「そ、そうか……」
凄い勢いで主張してきたのでルフィは軽く気圧される。
「そなた達がルフィの仲間だな」
その場にハンコックが歩いて来た。
「っは――!!」
ハンコックの超絶的な美貌にサンジは石化を超えて完全に固まってしまった。
「ああ、そうだ。ハンコック……皆、紹介する。ハンコックは七武海であるのもそうだが二年間、色々と俺を助けてくれた恩人だ」
ルフィがハンコックの事を紹介する。
「妾もルフィには助けられたよ……特に心を……ルフィは本当に良い団長で男じゃな」
『……』
ルフィを見つめるハンコックの様子からウタにナミとビビにロビンはそれぞれ、自分達と同じくルフィと深い関係にあると察し、直後、ハンコックと視線を交わして頷き合った。
その後、ハンコック達、『九蛇海賊団』と『麦わら旅団』が同盟を組む事を話したりもした。
そして、今日はまだ夜にウタとブルックがシャボンディ諸島にいる者達を盛り上げるべく、ライブを再開する事になっているのとルフィはドフラミンゴから奪った金や武器を九蛇海賊団の船から運ぶ必要があるので『バルトクラブ』にも手伝ってもらいながら、サニー号に持って行くべきものを運んでいく。
「ふふ、二年の間に皆、成長したようだな」
「本当ね……」
レイリーとシャッキーが現れ、声をかけてきた。
「レイリーさん、シャッキーさん。久しぶりです」
ルフィを始め、麦わら旅団の者達はレイリーとシャッキーの登場に笑みを浮かべた。
「明日はコーティングの方、よろしくお願いしますね」
「ああ、しっかり、やらせてもらうから任せてくれ……それにしてもハンコックは随分と美しくなったな」
「女は愛する人を得て、美しくなる者よ。ね、ハンコックちゃん」
「う、うむ……今ではお主があれだけ美を讃えられていたのが分かるぞ、シャッキー」
「それはなによりだわ」
シャッキーの言葉にハンコックは頷き、その様子にシャッキーは微笑む。
その後、物を運ぶのも終わり、バルトクラブも含めて宴を始める事になったルフィ達。
「おお、お前達もバルトクラブに入ったんだな」
「ルフィさんにはお世話になりましたから」
その宴中に『トビウオライダーズ』のデュバルが現れた事で『トビウオライダーズ』もバルトクラブの一員になった事を知る。
「良し、それじゃあみんなとの再会に乾杯……宴だぁぁぁっ!!」
『おおおおっ!!』
そうして、ルフィ達は宴を始める。しかし、サンジは未だにハンコックの美によって固まったままなのだった……。