ルフィ達、『麦わら旅団』は魚人島にどう入るか困り果てつつ、襲い掛かってきたのでウタの力で無力化した魚人海賊団が人間に対してかなり敵意を抱いているのをその身を拘束しながら知った。
彼等が率いていた海獣の群れと魚人海賊団の顔見知りであるスルメは逃がしたが、その後、魚人の兵士がやって来たので案内に従って魚人島のシャボンを突き抜ければ……。
「フカボシ王子、リュウボシ王子、マンボシ王子、『麦わら旅団』の皆様を連れてきました」
魚人島にある『リュウグウ王国王宮 竜宮城』の兵士がシャボンを抜けた先、言わば魚人島の入り口で待っていた三人に声をかける。
その三人とは青い長髪、精悍な顔つきで屈強な肉体を有する巨体で三叉槍を持った男でフカザメの人魚であるリュウグウ王国ネプチューン家三兄弟 長男フカボシ。
彼の右側には長い尾を思わせるような赤髪に細長い体型で巨体の男であり、リュウグウノツカイの人魚であるネプチューン家三兄弟の次男リュウボシ。
フカボシの左側には帽子を被り、そこから左右に赤い髪がはみ出ていた顔は丸く、恰幅は良い上に巨体の男でアカマンボウの人魚であるネプチューン家三兄弟の三男マンボシである。
「おお、貴方達が……初めまして、『麦わら旅団』の皆さん。私はネプチューン王家三兄弟の長男フカボシです」
フカボシは兵士の指示に従って船を一旦、止めた麦わら旅団へと自己紹介をした。
「我は次男のリュウボシだミレド~♪ よろしくソラシド~♪」
リュウボシも歌いながら自己紹介をする。
「おいらは三男のマンボシだ。うー、マンボー!!」
マンボシは踊りながら自己紹介をしてみせる。
「俺は『麦わら旅団』の団長ルフィです。王子たちの直々の歓迎、恐縮です」
「ああ、そんな丁寧でなくとももっと軽い感じで構いません。貴方の人柄はジンベエから聞いていますから。それに貴方達の傘下である『バルトクラブ』は我等、魚人達の恩人ですし、それに妹のペットまで助けてくれた。故に城に招待し宴で歓迎するのは私達にとって当然の事です」
ルフィが自己紹介し、頭を下げればフカボシも又、逆に頭を下げてみせた。
「それだけの誠意を示してもらえてこっちとしては感謝しかないよフカボシ王子。そして、俺の仲間は……」
ルフィがウタたちにそれぞれ、自己紹介をするように言い……。
「では、城まで案内しましょう。船を停めるのに良い場所も紹介しますから私達のゴンドラについてきてください」
「分かった」
フカボシの言葉に従うのを頷いて示し、そうしてルフィ達は『竜宮城』に向かう事となったのであった……。