数百年前、大規模の『突き上げる海流』によって『空島』へと自分たちが守ってきた『黄金都市 シャンドラ』と共に打ち上げられたシャンディアの人々は『空島』にある国、スカイピアの神とその神兵たちによって『シャンドラ』から追い出され、それから数百年間、シャンドラを取り戻すべく戦い続けた。
そして、今年……『空島』へとやってきたルフィ達『麦わら旅団』との共闘により、シャンディアの人々は『シャンドラ』を取り戻すことが出来たのである。
そうして、麦わら旅団とシャンディアが勝利を祝う宴をした翌朝……。
「ん、ふ……お前ら、早いな……おはよう」
ルフィは起床すると昨日、宴の後に愛を深く交わし合い、今は『ハナハナの実』の能力でルフィの全身に手を生やして愛撫しているロビンと彼女の他にも手足を揉み、顔を撫で摩り、揉み解しているウタにナミとビビらへと挨拶する。
「ええ、おはようルフィ。でも、私達が貴方より早いのは当然だと思うわよ」
「私達を全員、相手してくれている訳だしね」
「ちゃんと責任取ってくれるのがルフィの良い所よね」
「いつもありがとうございます、ルフィさん」
「礼を言うのはこっちの方だ。幸せにしてもらって満たしてもらっている訳だからな」
起き上がると全員にそれぞれ、深い口づけを交わす。
そして、ルフィは共に愛を深く交わし合ったウタにナミとビビにロビンと寄り添い合いながら、ゾロたちの元へと向かったのだが……。
「うあああああっ、死ねぇぇぇぇぇっ!!」
ルフィとウタたちの様子を見て、サンジはルフィへと襲い掛かる。
まあ、恒例行事のようなものだが……。
そして、襲い掛かるサンジの蹴撃が炸裂する刹那の瞬間に僅かに自らの芯をずらすという『紙絵』の究極技法によって全て回避する。
これもまた、恒例行事のようなものである。
「今更だけど……ルフィってすげぇよな。ウタたち全員を一人で相手してるし」
「……普通に考えても、そうだな」
何気なしに見ながら、ウソップとゾロは雑談を交わした。
その後はいよいよ、『麦わら旅団』の本分である冒険を始める事とし、『神の国 スカイピア』内にあるエンジェル島ラブリー通りへと向かう。
因みにこの通りはエンジェル島唯一の繁華街である。
そんな繁華街へと入れば……。
「皆、彼らこそがスカイピアで悪逆の限りを尽くした神エネルを倒し、我らを救ってくれた『麦わら旅団』の英雄たちだ。敬礼、へそっ!!」
『へそっ。ありがとう、麦わら旅団の皆さん』
再び神の座についたガン・フォールが事情を説明したのだろう……左眼より下に傷跡があり、右目を隠すかのように目深に帽子を被ったスカイピア警察ホワイトベレー部隊の隊長マッキンリーが代表して左手は腰の後ろ、右手は頭の上に置きつつ、小指と人差し指だけを角のように立てるという独特な敬礼と共に挨拶し、彼の部下とスカイピアの住人たちも敬礼と共に感謝を告げた。
「へそ、こちらこそ礼儀をどうも……改めて、俺は青海から空島を冒険するために来た『麦わら旅団』の団長のルフィだ。よろしくな」
苦笑しながらもルフィは同じ敬礼をしながら自己紹介をする。
そうしてホワイトベレー部隊のマッキンリーたちが直々にラブリー通りを案内すると言ったのでそれに従い、スカイピアの住人たちと交流をも楽しみ……。
「スカイピアは良い国だな」
「ふふ、ルフィさん達がスカイピアを平和にしてくれたからですよ。でも、そう言ってもらえると嬉しいです」
「気を遣ってもらっているようですみません。でも、ありがとうございます」
ラブリー通りから出てエンジェルビーチに住む金髪を頭の上で二本の触角のように結んでいて、後ろでも二つ括りにしている髪型の美少女であるコニス、頭の上で黒髪を二本の触角のようにしているが髪はそれだけの代わりに口髭は豊富なコニスの父親であるパガヤとも交流を楽しんだのであった……。