麦わら旅団 冒険記   作:自堕落無力

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七十五話

 

 ルフィ達、『麦わら旅団』は造船業で有名な都市である『ウォーターセブン』へと辿り着くとそこに何の縁かルフィに影響を受けた事が切っ掛けで『麦わら旅団』の傘下としてルフィ達のように世直しや慈善活動をしているバルトロメオ、彼らと意気投合し仲間になったベンサムらと再会し、喜びの宴を開始する。

 

 更にバルトロメオたちと意気投合してウォーターセブンで一緒に活動していたフランキーが船大工として仲間になりたいと申し出、それをルフィは承諾し『麦わら旅団』の仲間が増える事となった。

 

 そうして一日過ごすとまず、『空島』で獲得した黄金を換金する事にする。ただ、量が相当あるので流石に全部は換金は出来ない。そんな事をすればウォーターセブンを財政を破壊する事になってしまうからだ。

 

 とりあえず、ある程度の量とこれとは別にフランキーが自分が構想している船の作り方をやりたいと言った。

 

 なんでも島に住む人間が砲弾の降り注ぐ戦争を始めようが島中の人間が死に廃墟と化そうがものともせず、立ち続ける巨大な樹があるという。

 

 世界に数本しかないその最強の樹の名は『宝樹アダム』であり、かの海賊王ゴールド・ロジャーの海賊船である『オーロ・ジャクソン号』もアダムで作られたという。

 

 そんなアダムの一部が裏ルートでこのウォーターセブンで売りに出されているが二億かかるらしいのでその分の金を渡した(それでも黄金はまだまだ余っているが)

 

 そうして、ルフィはウォーターセブンについて二日目、ウタとナミにビビとカルー、ロビンと共に黄金を換金するために換金所へと向かう。

 

 因みにゾロは単独で行動させると迷子になるのは必然なのでウソップに同行させ、サンジは食材や調理道具を買いに行き、チョッパーにラキとアンにサウス達も一緒になって町を散策にいった

 

 

 

「あれだけでも随分な大金になったな……頼んだぞ」

 

「盗まれないようにね」

 

「絶対に気をつけなさいよ、あんた達」

 

「ナミさん、目が怖いです」

 

「ナミはお金に厳しいから」

 

 換金の結果、三億にもなったそれを同行を申し出たバルトロメオとその子分が船を止めているフランキーのアジトまで運ぶ役目を任せてほしいと言ったので任せた。

 

 その後はこのウォーターセブンの市長にして造船所の『ガレーラカンパニー』の社長を務めているアイスバーグにガレーラカンパニーへと行った。

 

 

「どうも初めまして、俺は『麦わら旅団』のモンキー・Ⅾ・ルフィ……本当はこのウォーターセブンに昨日着いたんだが、旅の疲れとかそうしたものを感じさせないために昨日は休ませてもらっていた」

 

「いや、良く休めたならなによりだ」

 

 唇色の色と青髭が濃い男のアイスバーグはルフィ達を迎え……そうしてルフィに対し、軽く笑みを向けるとそう言った。

 

「俺はこの都市のボス、アイスバーグ。因みにこれは拾ったばかりの『ティラノサウルス』だ。ルフィ達、『麦わら旅団』の名は此処でも聞いている。アラバスタのお姫様の事も当然な。それに『バルトクラブ』も色々と貢献してくれているし歓迎しよう」

 

「チュー(ガオー)」

 

 アイスバーグは服のポケットに納めたハツカネズミと共に自己紹介しながら、歓迎した。

 

 

 

「秘書のカリファです」

 

 アイスバーグに続いて金髪を纏めたスタイルの良い美女の秘書も自己紹介する。

 

 

 

「それでここに来たって事は船の整備を頼みに来たのか? ココロのバーさんも手紙にそう書いてたが」

 

「いや、もう先約がいるんだ。フランキーが名乗り出て俺たちの船大工になったからな」

 

「……そうか、あいつが……」

 

 フランキーも言っていたがアイスバーグとフランキーは元は同じ師と共に造船業を営んでいた船大工であったらしい。フランキーの名が出ると複雑そうにしかし、嬉しそうにしていた。

 

 因みにココロからもらった手紙を読んだアイスバーグはキスマークが不快だったからと破り捨てている。

 

「それとロビンの事は心配するな。俺はロビンの監督官みたいな立場でな。ロビンが問題を起こせば俺たちの立場も危うくなってしまう。アイスバーグさんが考えているような事は絶対に起こさない。この拳と命に誓う」

 

「……本来なら信じたりしないが、お前は良い目をしているなルフィ。信じよう」

 

 ルフィはアイスバーグの心の中を見ていてロビンに対し懸念を抱いているのを把握していた。故にアイスバーグに対して覚悟と共に誓うとそれは伝わり、アイスバーグは頷く。

 

 そうして次に……。

 

 

 

「それとカリファさん……あんたとは実は同門かもな」

 

 ルフィはカリファに対し『六式』の基礎の動きを混ぜた動きをしてみせる。カリファの動きから『六式』を習得した者のそれを読み取っており、その事から彼女の正体に感付いたからだ。

 

 

 

「……ふふ、そうかもしれませんね」

 

 カリファは態度こそ動揺していないがルフィが読み取る心の内では動揺していた。ともかく、そうしてルフィはウタたちとデートをしにガレーラカンパニーを離れ、夕暮れ近くまで楽しんだ後、そうして今日もフランキーのアジトにて休んでいたが……。

 

 

 一人、フランキーのアジトを離れて街を歩く。ふと路地裏の奥へと移動し……。

 

 

「いるんだろう、カリファさん」

 

「やっぱり、気づいていたのね。本当、恐ろしい子」

 

 ルフィが声をかけると束ねていた金髪は外して長髪にし、衣装も秘書としてではなくセクシーさを兼ね備える黒い衣装を来たカリファがいた。

 

「褒め言葉として受け取らせてもらう。そっちも随分と魅力的な姿だな……このまま語り合うのも良いが、折角だからちょっとは雰囲気というのを楽しみたい。一杯奢らせて欲しいんだが、どうだ?」

 

「ふふ、そうね……良いわ、その誘いに乗ってあげる。色々と私達に協力してくれているようだしね」

 

「ありがとう」

 

 そうしてルフィはカリファと共にとある店に向かったのだった……。

 

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