麦わら旅団 冒険記   作:自堕落無力

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九十七話

 

 

 『魔の三角地帯』を縄張りとしていた七武海の一人、モリアを倒した事で彼の能力で影を奪われていたブルックや海賊の中でも皇帝の如く君臨している四大海賊である『四皇』の一人、『ビッグマム』と呼ばれているシャーロット・リンリンの娘である・ローラたち『ローリング海賊団』の影を奪還したのであった。

 

 その後、ブルックは『麦わら旅団』の仲間となり、元は海賊では無いが、同じ影を奪われていた被害者であった者たちも仲間に加えた『ローリング海賊団』は『麦わら旅団』を恩人とし、今後、絶対に悪事をしない事を誓うと宴をして楽しんだのであった。

 

 そして、翌朝の時間帯……。

 

 

 

「それじゃあな、『ローリング海賊団』」

 

「ばいばーい」

 

 『ローリング海賊団』に見送られながら、ルフィ達『麦わら旅団』は航海を再開していく。

 

「皆さん、全滅にお気をつけてー。ヨホホホ!!」

 

 『縁起でもねぇし、洒落にならねぇんだよ。お前が言うと!!』

 

「これぞ、スカルジョークです」

 

「ジョークじゃ済まねぇんだって!!」

 

 ブルックが楽し気に言う事にウソップとフランキーがツッコミを入れた。

 

 

 ブルックはきっと新しい仲間と航海が出来る事にはしゃいでいるのだろう。

 

 彼にとって二度目の人生は今、始まるのだから……。

 

 

 

 

「ママに会ったらよろしく。私達もまた会いましょう」

 

「この恩、一生忘れねぇぞ。麦わら!!」

 

「太陽を……太陽をありがとうー!!」

 

「大恩人、麦わら旅団の航海に栄光あれー!!」

 

 『ローリング海賊団』は明るく『麦わら旅団』を見送る。

 

 何が起こるか誰も知らない『謎だらけの海 魔の三角地帯』。

 

 毎年百隻を超える船が霧の中で消息を絶つ。

 

 巨大海賊船であるスリラーバークがその海に影を潜めた十年前より、そのずっと昔からの深き謎である。

 

 白い霧は折よく今日も立ち籠めて海の怪奇の顔色を白いベールで包み隠していく。

 

 そんな怪奇の海である『魔の三角地帯』を『麦わら旅団』は抜け出していき、後にする。

 

 

 

 

 そうして、航海を続けて数日後……。

 

「クー(新聞でーす)」

 

 世界経済新聞の配達をするカモメことニュース・クーが『麦わら旅団』へ新聞配達をしに来た。

 

「ありがとうな」

 

「クー」

 

 ルフィはニュース・クーから新聞を受け取り、可愛がりながら代金を払った。

 

受け取った新聞を見れば……。

 

「っ、何だとっ!?」

 

        

 新聞に書かれていた内容はルフィにウタ、ゾロにナミとサンジとウソップにとっては大事な故郷がある『東の海』で一夜にして次々と街が壊滅していっているというものだった。

 

 故にルフィ達は驚愕したのであった……。

                         

                    

 

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