DA831支部、正式名称
でもまあ、活動内容としては半分正解、前者はたきなちゃんに説明したとおりだ。制服姿の彼女たちがここに出入りしていても不自然ではない。後者、こっちはボクの本業、いやもう副業かもしれないな。元々大手の建設会社に勤めていたが半ば強制的に独立させられてしまった。ここのあたりの経緯はまた今度にでも。
「ようこそ、DA東京支部831支部へ。先に入ってて、ボクは車をしまうから、鍵は開いてると思う」
車庫のシャッターを開け、車をバックで入れる。地元にいた頃は
でも隣にとめてあるもう一台の仕事用の車はなんと、
銀行の営業車などとして大量に走っていて目立たない、そしてボクが乗り慣れている車、用意してくれたDA調達部には頭が下がる。
車を片づけて自宅兼職場のリビングに向かうと、リコリスが8人いる、つまり今迎えに行った4人とうちにいた4人というわけだ。彼女たちは4人で1個班、そして三交代制でここに常駐している。
あと、ついこの間までヘルプの女性職員がいたな。元情報部だったとかでやたらと結婚願望が強かったことを憶えている。勤務終了5秒後には酒瓶を開けているようなアル中おねーさんだったけど、もう本来の所属先へと戻ってしまった。確か
いけない、話が逸れてしまった。本題に入らなければ。
たきなちゃんに『通学』経路やここでの任務の内容を説明しないと。
「…とまあ、お仕事の話はここまで。つぎにここの部屋割りだけど1階と2階の半分はDAの支部、2階の手前は仮眠室だね、奥はボクの仕事スペース。あと地下は倉庫と射撃場がある。」
ここまで話して、かりんとうを齧りつつ湯呑みから少しぬるくなったお茶を飲む。
ボクの作業スペースには風呂、トイレも別にあるし、簡易キッチンもあるので引きこもこともできる。でもリコリスたちの送り迎えもあるし、それに食事などもなるべく彼女たちと摂るようにしている。コミュニケーションは大切だ。まあ、お互い監視って意味合いもあるけどね。
「ここまでで何か質問はあるかな?」
「圭さん、食事はどうすればいいですか?」
「うん、この近所に食べ物屋さんはないからね、寮から弁当を持ってきてもいいし、ここの食材で何か作ってもいい、買い出し担当はボクだから何か欲しいものがあったら教えてね。」
「はい」
あ、デリバリーという手もあったな、まあいいか。
たまにキッチンに立つこともあるが、ほとんど彼女たちにさせてしまっているな。ほとんど家から出ずにご飯を作ってもらってる…まるで
「けー先生、私たち帰る時間なんだけど〜?」
昼シフトの子に言われて時計を見ると、いけないもうこんな時刻だ。寮の門限に間に合わなくなってしまう。 一応寮に連絡をして、(これを忘れるとリコリスが行方不明になったとして大騒ぎになってしまう)
「ごめん、今日は寮まで送るよ。」
なんとか門限にはギリギリ間に合ったけれど、リコリスたちが余計な寄り道をしないようにって時間設定はちょっと厳しいと思わないかな?
プロットなんてものはない